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- ウイスキー銘柄
ブラックニッカは国産ウイスキーを代表する銘柄のひとつであり、日本では広く入手しやすく飲める機会も多く、やばい・まずいなどのネガティブなワードを見かける場合があります。
ブラックニッカの中でもブラックニッカ クリアは特に低価格で購入しやすいボトルであり、ウイスキー好きでなくても広く飲まれていることから悪い評判を目にする機会も多いかもしれません。
結論から申し上げればブラックニッカは飲み方を考えてラインナップを選べば、おいしく飲みやすいウイスキーです。
ブラックニッカ全体のラインナップであれば、ウイスキー初心者だけでなく、ウイスキー愛好家も含めて広く愛されている銘柄であるからです。
この記事では、ブラックニッカがやばい・まずいと感じる理由と、おいしく飲む方法を解説します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/nikkablended/blacknikka/blacknikka.html
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 37% |
参考価格 | 990円 |
参考:アサヒビール 公式サイト
ブラックニッカは、アサヒグループの傘下にあるニッカウヰスキーで製造される低価格で購入できる国産ブレンデッドウイスキーです。
キング・オブ・ブレンダーズと呼ばれるひげのおじさんのラベルは、ウイスキー好きでなくても知っている人も多いことでしょう。
広く知名度の高いウイスキーであるからこそ、ブラックニッカに対するネガティブな感想が出回ることがあります。
ブラックニッカ クリアを中心にやばい・まずいと感じる理由について紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブラックニッカ クリアは、熟成年数の若い原酒を使用していることから、ウイスキーを飲み慣れていない人が飲むとアルコール感をキツく感じやすいです。
特にストレート・ロックなどの飲み方は人を選びやすく、多くの場合はハイボールなど加水する飲み方で飲まれていることが多い銘柄となっています。
ただし、ブラックニッカの中でもリッチブレンド、ディープブレンド、スペシャルなどの銘柄は必ずしもハイボールで飲まれるわけではないため、ブラックニッカ全体で共通しているわけではありません。
ブラックニッカがまずいと感じる理由がアルコール感がキツい場合は、飲み方やラインナップを変えることで解決できる可能性はあります。
ブラックニッカ クリアはアルコール度数が37%であり、通常のウイスキーはアルコール度数が40%以上であることが多いことから、度数が低くなっていることがわかります。
これはブラックニッカ クリアをボトル詰めする際に多く加水することで、ボトル1本を販売するのに必要なウイスキーの原酒の量を節約しているからです。
ウイスキーは加水の量が増えるほど、本来の風味が薄く感じられやすいため、物足りないという感想になりやすくなります。
そのため、ウイスキーを飲み慣れている愛好家ほどウイスキーの風味が感じられないことに不満を抱きやすいといえるでしょう。
ただし、クリア以外の別のブラックニッカのラインナップはアルコール度数が40%を超えていることから、加水による風味の薄さに不満を持ちにくいです。
また、ブラックニッカ クリアは糖質を含まない炭酸水だけでなく、コーラ・ジンジャーエールなどのジュースで割る飲み方も親しまれていることから、ジュース割りで飲む人にとっては気にならないこともあります。
ブラックニッカがやばいといわれる理由は、味わいの問題ではなく、価格の安さに対する言及である場合もあります。
なぜならブラックニッカ クリアは物価が上昇しているインフレの時代においても、700mlであれば1,000円以下で購入できるウイスキーであるからです。
ネガティブな意味であれば、安過ぎることに対してなにか裏があるのではないかと考える人もいるかもしれません。
結論から申し上げれば、ブラックニッカに上記の様な安く購入できることに対してネガティブな意味のやばい理由はありません。
原材料の成分表示において、モルト、グレーンのみが表記されている100%ウイスキーを使用したブレンデッドになります。
低価格の国産ウイスキーに含まれていることがあるウイスキー以外のスピリッツは入っていないため、ブラックニッカが安い理由は企業努力の成果です。
一方で、やばいはポジティブな理由で使われることもあり、ブラックニッカはブラックニッカ クリアだけでなく、より品質が向上したリッチブレンド、ディープブレンド、スペシャルに関しても他のウイスキーと比較すれば低価格で購入できます。
ブラックニッカは特定のラインナップに対しては否定的であっても、別のラインナップについては肯定的な愛好家も多いため、価格の安さを含めて必ずしもやばいという言葉がネガティブに使われいない場合もあります。
ブラックニッカが安い理由についてはこちらの記事で解説しています。
ブラックニッカが安い理由は?なぜ低価格で販売できるのかを解説
ブラックニッカの中でもまずいと感じる意見があったのは、ラインナップの中でも最も低価格で購入しやすいブラックニッカ クリアでした。
今回は、ブラックニッカ クリアについておいしく飲むための方法を紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
ブラックニッカ クリアは、居酒屋などで広く提供されるほどハイボール用のウイスキーとして高い知名度を誇ります。
炭酸水で割ることでアルコールの刺激を緩和し、ウイスキーのクセのある風味が少ないことから飲みやすいハイボールになります。
ウイスキーを飲み慣れていない方にとって入門酒になりやすいため、ウイスキー初心者にとっておすすめの飲み方です。
ブラックニッカ クリアに限らずハイボールはブラックニッカの現行のすべてのラインナップに適しているため、クリア以外のブラックニッカを飲む場合にも向いています。
価格が安いことからコストパフォーマンスの高さも魅力であるため、普段飲みにハイボール用のウイスキーを探している方にもおすすめの銘柄です。
ハイボールのコスパのいい飲み方は以下の記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキー16選! コスパのいい飲み方も解説
ブラックニッカ クリアは、糖質を含まない炭酸水だけでなく、コーラ・ジンジャーエールをはじめとする炭酸ジュースで割るとおいしく飲みやすいです。
クセの少ない味わいであるブラックニッカは、味のあるジュースと組み合わせても合いやすいため、カスタマイズして飲みやすいウイスキーであるといえます。
1,000円以下で購入できることから気軽に様々な飲み方が試せるため、ハイボールで日常的に飲んでいて飲み飽きてしまった方が気分を変えるのにも向いています。
自分の好きなジュースと合わせて飲むことで、ブラックニッカをおいしく飲むことが可能です。
ウイスキーのジュース割りについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのジュース割りおすすめは? 魅力と最適な銘柄も解説
良い評判 | 悪い評判 |
コスパが最高 | 味が薄く物足りない |
甘く飲みやすい | 舌への刺激が強い |
カクテルのベースに最適 | - |
ブラックニッカ クリアは、コストパフォーマンスを中心に評価されており、多くの人から味も認められています。
価格からハイボールなどの飲み方が推奨されやすい銘柄ですが、ロックで飲んでも美味しいという意見もありました。
ネガティブな意見は全体で見れば少数派ではありますが、共通して刺激の強さ、物足りなさに言及する声が多かったです。
ウイスキーの好みは人によって異なりますが、普段飲みのウイスキーとして広く愛されている銘柄であることがわかります。
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/nikkablended/blacknikka/48613.html
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 45% |
参考価格 | 1,650円 |
ブラックニッカにはクリアの他に3つのラインナップがあるため、物足りない場合は別のラインナップを飲むことをおすすめします。
その中でもおすすめの銘柄がブラックニッカ ディープブレンドであり、ストレート・ロックなどの飲み方でも万人受けしやすいボトルです。
ブラックニッカ クリアと比較して価格が上昇しますが、上昇幅が少なく1,000円台で購入しやすいウイスキーであることが魅力です。
日本のウイスキーはより良いものを追求しようとすると、値上がりが続いていることからコスパが悪くなりやすいですが、ブラックニッカ ディープブレンドは価格と品質の両立に優れています。
ご自身にとってブラックニッカ クリアは物足りないと感じる場合は、ブラックニッカ ディープブレンドを試してみましょう。
ブラックニッカは日本を代表するウイスキーの一つであり、広く飲まれているからこそポジティブな意見もネガティブな意見の両方が出やすい銘柄であるといえます。
まずいと感じる場合も飲み方のカスタマイズ性が高いことから工夫すればおいしく飲みやすく、ラインナップも一つではないため、他のラインナップを試せば感想が変わる可能性があります。
ブラックニッカ クリアを中心に現行のすべてのラインナップを低価格で購入できるため、気軽に試してみましょう。