ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ダルモア 12年は、ダルモア蒸溜所がリリースするシングルモルトのスタンダードボトルとなる銘柄であり、複数のオールドボトルが存在するほど歴史があります。
ボトルデザインをリニューアルする度に終売されてきたオールドボトルは、どれも人気が高く魅力的なデザインとなっています。
古いものでは1970年代頃に流通していたと考えられるボトルもあり、需要の大きさから入手難易度が高くなっている銘柄です。
この記事では、終売したダルモア 12年のオールドボトルの種類を紹介し、入手方法や飲む方法についても解説します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.thedalmore.com/en-gb/our-collections/the-principal-collection/12-year-old-sherry-cask-select/
ダルモア 12年は、スコットランドのダルモア蒸溜所で製造されるシングルモルトウイスキーであり、ハイランドでも人気のブランドです。
ボトルデザインで目を引くのは威厳あふれる牡鹿のエンブレムであり、鑑賞性の高いボトルであることからスコッチでもトップクラスに人気の高いデザインになります。
シェリー樽を主体とした伝統的な熟成が行われているため、フルーティーで豊かな味わいが魅力的なウイスキーです。
シェリー樽由来の甘い風味と柑橘系のフルーツの風味が魅力的であり、ボトルデザインだけではない確かに評価された味わいを持っています。
ダルモアはデザイン・味わいともに秀逸であり、人気の高いシングルモルトブランドとして、1839年に蒸溜所が設立されてから現在に至るまで長い歴史を歩んできた実績ある銘柄です。
ダルモアの種類と味わいについてはこちらの記事で紹介しています。
ダルモアの歴史は長いため、ボトルデザインの変更を繰り返しており、いくつかのオールドボトルの種類があります。
今回はすでに終売しているダルモア 12年のオールドボトルの種類を紹介します。
画像引用:https://ultimatespirits.jp/shopdetail/000000001482/
ダルモア 12年のオールドボトルの中でも1970年代に流通していたとされるボトルです。
12の数字の下に現行のボトルにもある牡鹿のエンブレムを確認できます。
ホワイト&マッカイ社と合併した直後に生産された原酒を使用していることが推測できる、歴史を感じられるボトルです。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/shibuyashuhan/dlm-002/
ダルモア 12年でも1980年代から1990年初頭まで流通していたと考えられるボトルです。
ボトルの形は大きく異なりますが、デザインの印象は現行ボトルに近づいてきた印象を受けます。
当時、日本では流通数が多かった銘柄であり、この年代の古酒としては入手しやすいといわれています。
その他にも、正確な年代がわかりませんでしたが1950年代に流通していたと考えられるボトルなど、複数の希少性のあるボトルが確認できました。
ボトルの年代を問わなければ、ダルモアのオールドボトルは一定の流通数があるため、入手しやすいボトルといえます。
現行のダルモア12年、オールドボトルのダルモア 12年を含めたおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ダルモア 12年は、シェリー樽熟成の豊かな甘みを楽しめるウイスキーであり、飲みやすいことからストレートがおすすめです。
希少なオールドボトルを味わうなら、じっくり風味を堪能できるストレートから試してみましょう。
加水との相性も良いため、ストレートで飲む場合もワンドロップで水滴を垂らして香りや味わいの変化を楽しむのも魅力的です。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
ダルモアは常温の水と1:1で割るトワイスアップで香りが開きやすく、潜在的にある豊かな風味を味わいやすくなります。
オールドボトルで飲みにくさを感じる場合も、トワイスアップにすることで飲みやすくなることもあります。
好みや状況にあわせてストレートまたは、トワイスアップなどのウイスキーの味わいを損ねにくい飲み方で楽しむのがおすすめです。
トワイスアップを含めたウイスキーの基本的な飲み方はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのおすすめの飲み方はこちら!さらにウイスキーを楽しもう!
ダルモア 12年のオールドボトルの入手方法・飲む方法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ダルモア 12年のオールドボトルは、ボトルによっては古酒市場に広く流通していることから、古酒を取り扱う酒店などで購入できる可能性があります。
ダルモア 12年のみを目的に酒店を回るのは効率的とは言えないかもしれませんが、他のスコッチウイスキーを含めて探すなら自分の手で探す楽しみもあります。
酒店巡りは思いがけないお酒と出会える楽しみもあるため、さまざまなウイスキーを見ながらゆっくりと探してみましょう。
ダルモア 12年のオールドボトルは、オンラインショップを中心に取り扱いが確認されており、インターネット上で探せます。
ボトルによって相場が大きく異なりますが、どのボトルも一定のプレミア価値が付くと考えられるため、予算に余裕を持っておきましょう。
目的のオールドボトルのみを入手するなら、インターネット上で探すほうが見つけやすいです。
ダルモア 12年のオールドボトルを入手するのではなく、飲むことを目的にするなら、古酒を取り扱うバーなどで飲む方法もあります。
ウイスキーの古酒を取り扱うバーであれば、流通数の多いダルモアのオールドボトルのいずれかを取り扱っている可能性は十分にあるでしょう。
ボトルを購入するよりも安く飲めるため、予算を抑えてダルモアのオールドボトルを楽しみたい方におすすめです。
バーにおけるウイスキーの楽しみ方はこちらの記事で紹介しています。
バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説
ダルモア 12年のオールドボトルは、当時の流通数が多かったことから、古酒市場でも流通しているシングルモルトであり、他の人気銘柄と比較して大きく高騰している状態にはありません。
スコッチのシングルモルトのオールドボトルを収集、または飲んで楽しみたい方はダルモア 12年から収集を開始してみるのもおすすめです。
年代の新しいボトルほど、プレミア価値は少なく入手しやすくなっているため、入手難易度を重視するならまずは年代の新しいボトルから探してみましょう。