初心者におすすめのカルヴァドスは? 人気の種類と美味しい飲み方を紹介
- ウイスキー基礎知識
ウイスキーを飲むとき、ストレートで飲むと決めて飲み続けている人もいれば、ハイボール以外は飲んでいない方もいるかもしれません。
上級者がウイスキーの香りや味わいをそのまま楽しむならストレート、初心者も飲みやすい飲み方はハイボールで間違いありません。
しかし、ウイスキーにはさまざまな飲み方があるため、基本的な飲み方だけにとらわれず、初心者から上級者まで応用的な飲み方を一度試してみてはいかがでしょうか。
この記事では、初心者から上級者まで楽しめるウイスキーの応用的な飲み方を紹介します!
この記事のポイント
一般的にウイスキーを飲むうえで基本となる飲み方は以下の5つです。
飲み方 | 内容 |
ストレート | 何も加えず常温で飲む |
ロック | 氷を加えて冷やして割って飲む |
ハイボール | 炭酸水と氷を加えて割って飲む |
水割り | 水と氷を加えて割って飲む |
トワイスアップ | 常温の水を加えて割って飲む |
上記の5つは多くのウイスキー愛好家が一度は試した飲み方であり、代表的な飲み方の種類です。
基本的には上記の5つの飲み方を知っていれば、ウイスキーが持つ香りや味わいが理解可能であり、その魅力を引き出すことができます。
ウイスキーはボトルで購入すれば一般的なサイズであれば700ml程度あることから、さまざまな飲み方を試せます。
そのため、最初に飲むウイスキーは基本の飲み方5つを中心にいくつかの飲み方を試すのが理想です。
しかし、上級者の方で普段から飲みなれているウイスキーで別の味わい楽しみたいと考えた場合は、応用的な飲み方を試すのがおすすめになります。
ウイスキー初心者の方も応用的な飲み方を試すと、思ったよりも飲みやすい飲み方が見つかる可能性があります。
基本的な飲み方を試してハイボールなどに落ち着いた場合も、応用的な飲み方を試すとこれまでとは異なるお気に入りが見つかるかもしれません。
初心者から上級者を問わず基本的な飲み方だけでなく、応用的な飲み方に挑戦するのは意義があるといえるでしょう。
ブラックニッカを例に初心者におすすめの基本的な飲み方をこちらの記事で紹介しています。
ブラックニッカの美味しい飲み方は? 初心者におすすめの楽しみ方を紹介
ウイスキーの応用的な飲み方を6つ紹介します。
それぞれ詳しく作り方も含めて見ていきましょう。
ハーフロックは、ウイスキーのロックの応用にあたる飲み方であり、大きな氷を入れたグラスにウイスキーと水を入れて割ります。
ロックを飲んで少しアルコールの刺激やウイスキーのクセが強いと感じた場合は、ハーフロックにすると少しだけ刺激が緩和されてクセが弱まるため、絶妙なバランスのウイスキーを飲む場合におすすめです。
ハーフロックの作り方を以下にまとめました。
材料 | 内容 |
ウイスキー | 45ml |
水 | 45ml |
大きな氷(丸氷) | 1個 |
作り方
ウイスキーと水の比率は1:1であり、基本的な飲み方では味わえない新たな魅力をウイスキーから引き出します。
ウイスキーミストもロックの応用であり、通常使用する丸氷ではなく、クラッシュアイスを使用します。
クラッシュアイスは通常の氷とは異なり、急速にウイスキーを冷やしやすく、氷が溶けやすい飲み方です。
材料 | 内容 |
ウイスキー | 30~60ml |
クラッシュアイス | ロックグラス一杯に |
レモンピール | 1個 |
作り方
ハイボールにレモンを絞るように、ウイスキーミストはレモンピールを絞るとより爽やかな風味になります。
ウイスキーフロートは水割りの応用であり、ウイスキーと水の重さの違いを利用した視覚的にも楽しめる飲み方です。
ウイスキーは水よりも軽いことから、最初に水を注いでウイスキーをゆっくり注ぐようにすると、水とウイスキーがすぐには混ざらず、綺麗に色がわけられたグラデーションが作られます。
ウイスキーフロートの作り方を以下にまとめました。
材料 | 内容 |
ウイスキー | 40ml |
水 | 100ml |
作り方
最初に飲むときはウイスキーと水が混ざらず冷えていないためストレートに近い味わいになり、次にウイスキーが冷えてロックのような味わいになり、最後にウイスキーと水が混ざり水割りのような味わいが楽しめる特徴的な飲み方です。
ウイスキーは必ずしも常温または冷やす飲み方ではなく、温めて飲む選択肢もあります。
温めることでウイスキーの香りが立ちやすく、体を温め、リラックス効果も期待できるため、冬の時期やキャンプなどの屋外で試したい飲み方です。
お湯割りの作り方を以下にまとめました。
材料 | 分量 |
ウイスキー | 50ml |
お湯 | 150ml |
作り方
お湯割りはハチミツとレモンをまぜるアレンジもあるため、お好みでアレンジもしてみましょう。
ウイスキーのお湯割りのアレンジやおすすめの銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーは冷蔵庫や冷凍庫で冷やすと品質が崩れることから常温の保存が常識です。
しかし、あえてウイスキーを冷凍庫で冷やし、冷やしたウイスキーでハイボールを作るフリージングハイボールと呼ばれる飲み方もあります。
フリージングハイボールの作り方を以下にまとめました。
材料 | 内容 |
冷凍したウイスキー | 50ml |
炭酸水 | 150ml |
作り方
フリージングハイボールは、ウイスキーを冷凍する以外に普通のハイボールと作り方に違いはありません。
フリージングハイボールを作るうえで必要なウイスキーに冷やす注意点はこちらの記事で紹介しています。
漬け込みウイスキーとは、ウイスキーを果物に長期的に漬け込む飲み方です。
作るのに時間がかかりますが、いちごを漬け込んだいちごウイスキーを中心にSNSでも話題を呼んだ人気のウイスキーの飲み方になります。
いちごウイスキーを例に漬け込みウイスキーの作り方をまとめました。
材料 | 内容 |
ウイスキー | 150ml |
いちご | 2~3個(1個あたり50g) |
氷砂糖 | 50g |
作り方
いちご以外にも、りんご、オレンジ、レモン、グレープフルーツなど漬け込むフルーツによって味わいが異なるため、気になるなら試してみましょう。
漬け込みウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
初心者も楽しめるウイスキーの飲み方にはジュース割りがあり、例えば、コーラとウイスキーを混ぜた飲み方はウイスキーコークや、コークハイと呼ばれます。
コーラに限らず、ジンジャーエール、カルピス、りんごジュース、オレンジジュースなどウイスキーに合うジュースはたくさんあります。
つまり、好みのジュースとウイスキーを組み合わせれば組み合わせは無限大といえるでしょう。
意外なジュースがウイスキーと合うということも考えられ、銘柄によって相性のいいジュースも異なります。
また、甘いジュースはハイボール以上にウイスキーのクセのある香りやアルコールの刺激を緩和してくれるため、初心者にもおすすめの飲み方になります。
自宅にあるジュースや好きなジュースを購入して、ウイスキーとの組み合わせを試せば、上級者の方も新鮮な体験ができることでしょう。
ウイスキーの代表的なジュース割りはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのジュース割りおすすめは? 魅力と最適な銘柄も解説
初心者から上級者まで楽しめるウイスキーの応用的な飲み方を紹介しました。
ウイスキーを最近飲みはじめて新しい飲み方を試したくなった方や、飲み方が固定されていると感じており新鮮な飲み方を探している方はいつもとは違う応用を試してみましょう。
簡単に実践できるものから、冷凍や漬け込みが必要な飲み方もあるため、まずは選択肢の多さを知ってから気になる飲み方を試してみましょう。