ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブは2015年に終売となった銘柄ですが、実質的には後継となるグレンフィディック18年 スモールバッチリザーブにリニューアルされています。
銘柄名が異なりますが、同じ18年物のグレンフィディックであり、共通項も多い味わいです。
終売してから時間が経っており、希少性が高まっていることから、オールドボトルと飲み比べをしたい場合やボトルをコレクションしたい場合は、早めの入手を検討したいところです。
この記事では、終売したグレンフィディック18年 エンシェントリザーブについて、入手方法・飲み方を解説していきます。
この記事のポイント
画像引用:https://www.kameya.jp/shopdetail/001001000046/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
参考価格 | 不明 |
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブは、2015年頃まで製造されていた18年以上熟成させたグレンフィディックの銘柄名です。
古くからシングルモルトを生産してきたグレンフィディックは、今日に至るまでリニューアルを繰り返してきました。
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブの名称の変更もそのひとつであり、名称はグレンフィディック18年 スモールバッチリザーブに改称されています。
2015年に終売していますが、2016年からスモールバッチリザーブが流通しているため、実質的にはリニューアルといえるでしょう。
グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブは現在も日本ではサントリーから販売されています。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/5010327325323/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
参考価格 | 15,400円 |
参考:サントリー 公式サイト
現在のスモールバッチリザーブが非常に高価となっていることから、オールドボトルであるエンシェントリザーブのほうが安く売られている場合もあります。
すでに終売しているため、今後も流通数が少なくなれば現行のボトルよりも高騰することが予測されますが、場合によってはオールドボトルのほうがリーズナブルな価格で楽しめる可能性があります。
グレンフィディックの種類と味わいについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
グレンフィディックウイスキーの種類やおすすめの飲み方についてご紹介
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブは、グレンフィディックらしいフルーティーで飲みやすいだけでなく、長期熟成らしい複雑な風味が感じられることが特徴です。
りんごと洋ナシのようなフルーティーな香りに、香ばしいビターなスモークも感じられる、複層的な香りを感じさせます。
口に含むとシロップのような甘みと、シナモンのスパイシーさが感じられ、コクのある味わいです。
余韻は非常に甘く、長く続いていきます。
熟成年数の短いグレンフィディックとは異なる確かな高級感は、オールドボトルのグレンフィディック18年でも感じられます。
終売したグレンフィディック18年 エンシェントリザーブの入手方法・飲む方法について紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
古いお酒も取り扱っている実店舗の酒店であれば、終売しているグレンフィディック18年 エンシェントリザーブも取り扱っている可能性があります。
特定の銘柄を探すのであれば複数の店舗を巡る必要がありますが、場合によっては現在の相場と比較しても非常に低価格で売られていることもあるかもしれません。
複数の店舗を回る必要があるため根気がいりますが、酒店巡りで思いがけないオールドボトルと出会えるなど、実店舗ならではの楽しみもあります。
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブは終売してから時間が経っていないことから、現行で販売されているボトルよりも安く販売されていることもあります。
そのため、信頼できるオンラインショップからできる限り低価格で販売しているボトルを購入することが入手において確実といえるでしょう。
効率的にボトルを入手したい場合は、オンラインショップから探してみましょう。
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブは、スコッチを中心に取り扱っているバーであれば、オールドボトルの在庫もあるかもしれません。
バーで飲む場合は、ボトルを入手するよりも安く飲めるため、エンシェントリザーブにかかわらずボトルの購入費用が予算に収まらない場合はバーで飲むことをおすすめします。
バーでウイスキーを初めて飲む場合はこちらの記事を参考にしてください。
バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブはストレートで飲みやすく、水割りのように多く加水すると風味が薄まりやすいため、できる限りそのまま飲むことを推奨します。
エンシェントリザーブが持つ複雑な風味を感じることができるためおすすめであり、最小限の加水であるワンドロップによる味わいの変化を楽しむのにも向いています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
より飲みやすい形でエンシェントリザーブを楽しむなら、ロックで冷やすと味わいやすくなります。
エンシェントリザーブのバランスの取れた味わいをゆっくり味わいたい方におすすめの飲み方です。
ロックをおいしく飲むための作り方はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブは、終売したボトルではありますが、現行のスモールバッチリザーブと比較すると安く飲めることもある銘柄です。
グレンフィディック18年を安く飲む選択肢にもなるため、オールドボトルに興味がある方以外にもおすすめできるボトルとなっています。
ただし、終売していることから将来的には希少性が高まり、入手が難しく高騰していくことが予測されるため、新発売のシングルモルトの値上げが続く、現時点だからこそ取れる選択肢であると認識しておきましょう。