ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ハディントンハウスは、 アンドリュー・D・トムソン・アンド・カンパニーが製造しているスコッチウイスキーです。
低価格で購入であるウイスキーでありながら、『ウイスキーバイブル』でお馴染みのジム・マーレイ氏が高評価した銘柄として知られています。
甘みのバランスがよく、すっきりとした上品な味わいが特徴であり、値段以上に楽しめるコストパフォーマンスの高い銘柄です。
この記事では、ハディントンハウスの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ハディントンハウスは、アンドリュー・D・トムソン・アンド・カンパニーによって製造され、日本ではQuality Spirits Internationalを通して取引できるスコッチウイスキーです。
スペイサイドとハイランドのモルトウイスキーを核としており、グレーンウイスキーはローランドのものを使用した王道的なブレンデッドウイスキーになります。
1,000円台から購入できるウイスキーであり、低価格で購入できる銘柄でありながら評価が高いことから、一部のウイスキー愛好家から注目されています。
ハディントンハウスの概要と製造方法を見ていきましょう。
ハディントンハウスを製造するアンドリュー・D・トムソン・アンド・カンパニーは、1970年にアンドリュー・D・トムソンによって設立されました。
ハディントンハウスをはじめとするスコッチウイスキーを製造しています。
日本国内ではQuality Spirits Internationalを通して、アンドリュー・D・トムソン・アンド・カンパニーの商品を取引できます。
非常に低価格で購入できるブレンデッドウイスキーであり、コストパフォーマンスが高いことで日本でも注目されるようになりました。
『ウイスキーバイブル』の執筆者であるジム・マーレー氏は、3,850種類のウイスキーをテイスティングしてきたウイスキー専門のライターであり、独自の採点方法でウイスキーを評価しています。
ハディントンハウスは、100点満点の採点において85.5点を獲得しており、同じ価格帯のブレンデッドウイスキーと比較しても高い水準にあるといえるでしょう。
ジム・マーレー氏は「口中みずみずしく、且つデリケートなウイスキーである」とコメントしています。
ハディントンハウスのキーモルトなどの、情報は明かされていません。
スペイサイドとハイランドのモルトウイスキー、ローランドのグレーンウイスキーを使用していることがわかっています。
スコットランドの蒸溜所を詳しく知りたい方はこちらのページに詳細をまとめています。
ハディントンハウスの種類と味わいを紹介します。
画像引用:Amazon.co.jp
ハディントンハウスは、グラスゴーのQuality Spirits Internationalを通して販売されている低価格で購入できるブレンデッドウイスキーです。
紅茶のような香りと、りんごのようなフルーティーさとバニラなどの甘い香味が続きます。
ストレートで飲んだとき、アルコールの辛味や刺激を強く感じにくく、フルーティーですっきりとした上品な味わいが楽しめることが特徴です。
ウイスキーを飲みなれていない方であればハイボールが非常におすすめであり、飲みなれている方であればハイボール以外の飲み方も美味しく飲みやすい銘柄となっています。
低価格で購入できることから飲み方を選ばず、普段飲みできるウイスキーを探している方におすすめです。
画像引用:https://www.alko.fi/en/products/001406/Haddington-House/
画像引用:https://whisky.auction/auctions/lot/35582/haddington-house
ハディントンハウスは、昔からアンドリュー・D・トムソン・アンド・カンパニーの主力商品であったことから、ボトルデザインが幾度もリニューアルしています。
昔のボトルは鹿がラベルに描かれていることが特徴であり、2つめのボトルは1990年に流通していたデザインでした。
ハディントンハウスが注目されるようになったのは2008年のジム・マーレイ氏がウイスキー・バイブルで取り上げた後でありますが、10年以上前からボトルは流通していたようです。
ハディントンハウスのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ハディントンハウスは、ストレートでも美味しく飲めますが、常温の水を加えるトワイスアップであれば、味わいがよりまろやかになり、飲みやすい味わいに仕上がります。
ハディントンハウスと水を1:1で割ることで、ウイスキーが持つ甘い香りが引き立ちます。
どの飲み方でもハディントンハウスは美味しく飲みやすいですが、飲み方に迷うならトワイスアップを試してみましょう。
ハディントンハウスは、ハイボールにすることでウイスキー初心者の方も飲みやすくなります。
フルーティーな甘みと酸味のある味わいになり、炭酸の爽快感から非常にすっきりとした味わいが楽しめます。
低価格かつ上質で飲みやすいハイボールを味わいたい方におすすめです。
ハイボールのコスパのよさとおすすめのウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
ハディントンハウスは、ジム・マーレイ氏が評価するコストパフォーマンスが高いブレンデッドウイスキーであり、新しく普段飲みのウイスキーを探している方におすすめです。
ウイスキー全体では知名度の高い銘柄とはいえませんが、ウイスキー初心者の方にもおすすめできる銘柄となっています。
ラインナップは旧ボトルなどデザインが異なるボトルはありますが、基本的には1種類しかないため、迷うことなく購入できるでしょう。