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海外向け販売の白州 ディスティラー リザーブの違いは? 価格と入手方法を解説

2025.02.21 / 最終更新日:2025.02.21

白州 ディスティラー リザーブは、海外向けに販売されている白州であり、日本でも逆輸入品が流通しています。

白州はほのかなスモーキーさと森林を思わせる爽やかな風味が特徴ではありますが、白州好きの人は国内の白州と海外向けに販売している白州の違いを知りたいところです。

また、白州は近年は値上げが続いていることから、白州を少しでも安く飲むためにスタンダードな白州と比較して定価や市場価格は安いのか気になる人もいるかもしれません。

この記事では、海外向けに販売されている白州 ディスティラー リザーブについて解説し、スタンダードボトルとの違いと価格と入手方法を紹介します。

この記事のポイント

  • 海外向けにリリースされた白州 ディスティラー リザーブと国内の白州の違い
  • 白州 ディスティラー リザーブの定価と市場価格、入手方法を解説

白州 ディスティラー リザーブとは

画像引用:https://www.garrafeiranacional.com/jp/suntory-hakushu-distillers-reserve.html

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 43%
販売市場 海外向け

白州 ディスティラー リザーブは、サントリーから販売されている海外市場向けであるジャパニーズウイスキーのシングルモルトです。

現状において、海外で流通している白州のほとんどが白州 ディスティラー リザーブであり、12年・18年などのボトルはほとんど流通していないといわれています。

パッケージの説明はすべて英語となっており、一般的な白州の説明と海外向けのテイスティングノートが書かれています。

海外向け公式サイト・海外のウイスキー愛好家のレビューを参照する限りでは、味わいの方向性に大きな違いはなく、ほのかなスモーキーさで軽やかな味わいが特徴のシングルモルトとして販売されているようです。

海外向けに販売されている白州ではありますが、日本でも逆輸入品が流通しています。

そのため、白州好きにとっては気になるボトルであるといえるでしょう。

白州の種類と味わいは以下の記事で紹介しています。

白州は森が育んだウイスキー!種類と味の特徴を活かす飲み方を紹介

白州 ディスティラーリザーブと国内で販売されている白州の違い

白州 ディスティラーリザーブと国内で販売されている白州の違いを以下にまとめました。

  • デザインの違い
  • 味わいの違い

デザインの違い

白州 ディスティラーリザーブと国内で販売されている白州の一目でわかる違いはパッケージデザインとボトルデザインです。

白州 ディスティラーリザーブ

画像引用:Amazon.co.jp

白州(国内)

画像引用:https://item.rakuten.co.jp/kawachi/4901777263208/

それぞれ見比べてみると、ボトルはラベルの下部にある文字の「DISTILLERS RESERVE」「白州蒸溜所謹製」の違いが分かりやすいかと思いますが、他にも細かな違いがあります。

どちらのボトルも漢字で白州、それ以外の目立つ文字には英語が使われていることから、ボトルに関しては見比べなければ違いがわからないかもしれません。

パッケージデザインも同様のものであり、JAPANESE WHISKYの下に「DISTILLERS RESERVE」の文字があるかどうかで違いがわかります。

味わいの違い

白州 ディスティラーリザーブと国内の白州の味わいの違いについて客観的な情報である、それぞれのテイスティングノートの説明から違いを確認していきます。

概要 白州 ディスティラーリザーブ 白州(国内)
香り ペパーミント、メロン、キュウリ すだち、ミント
味わい ゆず、グレープフルーツ
レモンタイム
軽快で爽やかな口あたり
ほのかな酸味を感じるすっきりさ
余韻 かすかな煙 かすかなスモーキー、ほのかな甘み
すっきりとしたキレ

引用:海外向けサントリー 公式サイト  国内向けサントリー公式サイト

テイスティングノートでは海外向けでは具体的なフレーバーを挙げており、国内向けでは味わいの特徴を中心に説明しています。

それぞれの特徴をまとめると、香りはミント系の爽やかさで共通しており、味わいも酸味のあるフルーツのフレーバーであることから矛盾しません。

余韻もかすかなスモーキーさが一致していることから、テイスティングノートを見る限りでは大きな違いは認められませんでした。

よって、個人個人で実際に飲み比べたうえでどのように感じるかを確認する以外には、違いがあるかどうか判断することはできません。

反対にいえば目立った違いはないことから、国内向けの白州が販売されておらず、白州 ディスティラーリザーブのみが販売されている状況があった場合は、代替品として白州 ディスティラーリザーブを購入しても良いかもしれません。

白州 ディスティラーリザーブの入手方法

白州 ディスティラーリザーブは、日本に逆輸入されていることから日本全国のオンラインショップで購入できます。

実店舗の酒店では国内向けの白州が置いていないこともあるため、白州の中でもディスティラーリザーブを探すのは難易度が高いです。

そのため、基本的にはAmazonや楽天市場を中心とするオンラインショップから探すようにしましょう。

白州 ディスティラーリザーブの定価と市場価格

白州 ディスティラーリザーブは、海外向けの商品を逆輸入していることから、日本における定価はありません。

そのため、市場価格も店舗によって大きく異なることが現状です。

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比較として、国内向けの白州ノンエイジボトルの市場価格も見ておきましょう。

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白州 ディスティラーリザーブは、13,000円~17,000円程度と市場価格に開きがあります。

一方で、国内向けの白州の定価は7,000円程度であり、オンラインショップの市場価格では12,000円程度の相場で取引されているようです。

以上のことから、国内向けの白州が高騰している状態にあっても、海外の白州 ディスティラーリザーブはそれ以上に高値で取引されていることからお得に購入できる手段にはならないでしょう。

逆輸入された白州 ディスティラーリザーブの購入は、味わいも同様で価格も高いことから、コアな白州好きでなければ魅力を感じにくいかもしれません。

白州 ディスティラーリザーブの評価・評判

白州 ディスティラーリザーブは海外向けに販売されていることから、海外のウイスキー愛好家を中心に飲まれています。

そのため、海外の人が白州をどのように評価するのか、評判を見ていきましょう。

良い評判 悪い評判
これまで飲んだウイスキーで最高 価格に見合わない
完璧なバランスで品質が高い 個人的に好みではない
プレゼントしたら好評だった

海外のウイスキー好きの中には白州をこれまで飲んだウイスキーで最高と評している人がいるほど、価格が高騰する中でも価格に見合った価値があると肯定する意見が多かったです。

味わいのバランスと品質も評価されており、日本のウイスキーはプレゼントにも最適であると多くの人が絶賛していました。

一方で、日本と同様に価格に見合わないという意見がごく一部あり、好みに合わなかった人もいました。

イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアなどの欧州を中心に飲まれており、白州は海外でも愛されています。

まとめ

白州 ディスティラーリザーブは、サントリーが海外市場向けに販売しているシングルモルトウイスキーで、日本国内では逆輸入品として流通しています。

味わいに大きな違いはないため、海外在住で白州 ディスティラーリザーブを見かけた場合は、国内の白州と同様の味わいが楽しめるはずです。

ただし、日本における価格面では、白州 ディスティラーリザーブは日本国内向けの白州よりも市場価格が高騰しています。

日本に住んでいるならコアな白州ファンや海外仕様のボトルに興味がある人以外には、あえて購入するメリットは少ないかもしれません。

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