山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
響 ジャパニーズハーモニーは、サントリーの最高峰とも呼ばれるブレンデッドウイスキーであり、値上がりが続き、品薄状態になっています。
定価で買う方法も限られており入手が難しい状態にありますが、根気良く探して購入できるチャンスを逃さないことが重要になります。
ノンエイジの響であるため熟成年数の長い21年・30年と比較すれば、入手難易度は低いことから、熟成年数を問わず響をどうしても入手したいということであれば、ジャパニーズハーモニーから探すようにしましょう。
この記事では、響 ジャパニーズハーモニーを定価で買う方法と、値上がりの理由について詳しく紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777270688/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
参考価格 | 7,500円 |
響 ジャパニーズハーモニー(JAPANESE HARMONY)は、サントリーが製造・販売するノンエイジのブレンデッドウイスキーです。
24節季を表す24面カットの特徴的なボトルデザインが魅力であり、空き瓶であっても価値がつくこともあるほど美しく、コレクション・インテリアに最適なボトルです。
熟成年数を表記しないノンエイジボトルであるため、現状の響のラインナップのなかでも最も熟成年数の若い原酒を使用しています。
そのため、響の中で最も入手難易度が低いボトルで間違いありませんが、日本のウイスキーの原酒不足と響というブランドの人気の高さから、定価の倍以上の価値が付けられるほど高騰して取引されています。
品薄状態にあり、インターネットではほとんど高騰した価格で取引される響ですが、定価で購入することも不可能ではありません。
響の場合はボトルを入手することを重視したい方も多いと思いますが、飲むだけであれば、より価格や手間を抑えた選択肢を取ることもできます。
響の種類と味わいについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
響はブレンデッドウイスキーの最高峰!種類や味とおいしい飲み方は?
1989年、サントリーから初めて創業90周年を記念して響17年が発売され、このウイスキーは国産ブレンデッドウイスキーの最高峰として位置づけられました。
荻野丹雪の揮毫によって描かれた響の字、特徴的なボトルデザインは後継のボトルにも受け継がれていきました。
2000年代からインターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)、ワールド・ウイスキー・アワード (WWA)の受賞を繰り返し、世界から日本のウイスキーが認められるようになります。
2010年代にはウイスキーブームが訪れ、国内・海外のウイスキー需要が大きく増加する中で、2015年に販売されたボトルが熟成年数の若い原酒を使用するノンエイジボトルの 「響 JAPANESE HARMONY」でした。
当時は4,000円の希望小売価格で販売された銘柄でしたが、熟成年数を表記した響とともに値上がりしていくことになります。
サントリーをはじめとするジャパニーズウイスキーの原酒不足は非常に深刻であり、最も低価格で購入できるノンエイジ品を含めて品薄でプレミア価格で取引されるようになりました。
響 ジャパニーズハーモニーは、国内・海外のウイスキー需要の増加に対応するために製造された熟成年数の若いノンエイジボトルになりますが、それ以上に日本国内のウイスキーの原酒不足が深刻であったことを理由に、現在も値上がりと高騰を続けています。
ジャパニーズウイスキーの高騰の理由についてはこちらの記事で紹介しています。
ジャパニーズウイスキーの高騰はいつまで続く?理由と現状を解説!
響 ジャパニーズハーモニーを定価で買う方法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
響 ジャパニーズハーモニーは、限定的ではありますが、百貨店などの店舗や酒店などで定価で入荷することがあります。
父の日・お中元の季節など、ギフト商戦の目玉商品として注目を引くためにあえて定価で販売する商品に、響 ジャパニーズハーモニーを含めたジャパニーズウイスキーのノンエイジ銘柄は選ばれやすくなっています。
また、地域に根付いた小規模の酒店であれば、インターネットの市場価格が高騰していたとしても、お店で売り出すのであれば定価で出さなければ住民の信用を損ねる可能性があるため、定価で販売されることが考えられるでしょう。
オンラインショップの相場が定価よりも大きく高騰していたとしても、様々な理由で定価で販売する店舗は存在するため、入荷の可能性がある店舗のメルマガ配信のチェックを含めて店舗の入荷情報を逃さないことが重要になります。
響 ジャパニーズハーモニーが定価で通常通りに売り出されることは稀であり、基本的には抽選販売の対象になります。
そのため、抽選販売に積極的に参加して、抽選回数を増やすことで定価で購入できるチャンスを増やすことが可能です。
入荷情報と同様に情報を追う必要がありますが、情報を入手してすぐに動かなければチャンスを逃してしまうことはなく、ある程度余裕を持って参加できます。
入荷情報が入ってきても仕事などを理由にすぐに動くことが難しい場合は、抽選に参加する回数をできる限り増やすことで定価で購入できる可能性を高められます。
百貨店や酒店などで特別なタイミングで販売されるウイスキー福袋は、目玉となる当たり商品に響 ジャパニーズハーモニーが選ばれることがあります。
ウイスキー福袋を購入して響 ジャパニーズハーモニーを当てられれば、場合によっては定価以下の価格で入手することができるかもしれません。
ただし、ウイスキー福袋はお目当てのウイスキー以外の銘柄も当たるため、響 ジャパニーズハーモニー以外のウイスキーが当たっても問題がないウイスキー好きの方にのみおすすめの方法となっています。
響 ジャパニーズハーモニーを飲む方法を紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
響 ジャパニーズハーモニーは、山崎蒸溜所のテイスティングカウンター(有料)で試飲できます。
響だけでなく、山崎などサントリーの販売するジャパニーズウイスキーのテイスティングが行えるのが魅力です。
そのため、響 ジャパニーズハーモニーを飲むのであれば、山崎蒸溜所で試飲することも検討したいです。
ウイスキー蒸溜所の見学ツアーの魅力はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキー蒸溜所の見学ツアーの魅力は? 参加のポイントを3つ紹介
響 ジャパニーズハーモニーは、ジャパニーズウイスキーを取り扱うバーやレストランでも飲めます。
バーはオーセンティックバーを中心にウイスキーの品ぞろえの良い場所で取り扱われやすく、レストランも格式の高い場所に絞られます。
インターネット上から響 ジャパニーズハーモニーを取り扱う店を探して飲みに行くことで、ボトルを購入するよりも安く飲みやすいです。
バーでウイスキーを初めて飲む方はこちらの記事を参考にしてください。
バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説
響 ジャパニーズハーモニーは、店舗に並ぶ形で定価で販売されることはほとんどないため、現実的には抽選販売に複数回参加して購入できる確率を高めることになります。
この方法は抽選の倍率は大きく異なるものの、響21年、響30年にも通用する方法であるため、覚えておきましょう。
ただし、定価自体が毎年値上がりしていることから、どうしても欲しい場合は定価にこだわらずプレミア価格で購入するのも選択肢のひとつです。
ボトルの入手は難しい状態にありますが、飲むだけであればボトルを購入するよりも安く飲める方法もあるので、検討することをおすすめします。