山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブとは、ジャパニーズウイスキーの中でも人気の高いイチローズモルトブランドの中でもミズナラ樽を使用して再熟成させたウイスキーです。
複数のモルト原酒をヴァッティングさせた後に、日本固有のウイスキー樽であるミズナラ樽を使用して追熟させているイチローズモルトの中でも人気のボトルになります。
ノンチルフィルター、ノンカラーでボトル詰めされており、ミズナラ樽特有のフレーバーが感じられるイチローズモルトです。
この記事では、イチローズモルト ミズナラウッドリザーブの味わいやおすすめの飲み方を解説します。
この記事のポイント
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/r-concier/whisky-00898/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
参考価格 | 不明 |
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブは、日本の埼玉県にある秩父蒸溜所で製造されるウイスキーであり、その名の通りミズナラ樽を使用しています。
ミズナラ樽とは、日本に自生しているミズナラの木を使用して作ったウイスキーの熟成樽のことです。
この樽で熟成させた日本のウイスキーは他のウイスキーにはないオリエンタルな香りと風味が付与されることから、日本だけでなく世界中で人気を集めるようになりました。
イチローズモルトは日本の小さな蒸溜所で製造されるウイスキーですが、現在では世界中で高い需要を持っており、ミズナラウッドリザーブはワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2010でベストジャパニーズ・ブレンデッドモルトを受賞しています。
ミズナラ樽で熟成させたウイスキーが好きな方や、評価の高いイチローズモルトを飲みたい方におすすめのボトルとなっています。
イチローズモルトの種類と味わいや、エントリーボトルとなっているイチローズモルト ホワイトラベルについてはこちらの記事で紹介しています。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブは、ミズナラ樽の特徴とピーテッド原酒を含めた国内・国外を問わず、様々な蒸溜所のモルト原酒をブレンドさせることで、複雑で完成度の高い味わいを生み出しています。
香木のようなミズナラ樽由来のオリエンタルな香りが感じられ、ココナッツなど熟した果実の香りがあります。
チョコレートを思わせるまろやかな甘みが感じられ、複雑でありながら奥深い味わいが特徴的です。
余韻はフルーティーでありながら、ピーティーなフィニッシュとなっています。
個性の異なる複数の原酒を使用しながら、その組み合わせとミズナラ樽で熟成させることで味わいを調和させることで、上質なウイスキーを造り出しています。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブは、ストレートで飲むことでミズナラ樽の特徴とブレンドによる繊細な味わいが感じられます。
ミズナラ樽の白檀のようなオリエンタルな風味を感じやすく、バランス良く完成度の高さを実感できるため、美味しく飲みやすいです。
イチローズモルトは定番品のホワイトラベルを除くと入手が難しいボトルが多いことから、飲める機会があればストレートで飲みたいところです。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブはロックで飲むことでピーテッドモルト原酒の特徴であるスモーキーな香りを強く感じることができます。
フルーティーな風味も濃厚になるため、ストレートよりも偏った香りや風味になるものの、好みによってはおすすめの飲み方です。
スモーキーさやフルーティーさなど、ウイスキーの特定の風味を強く味わいたい場合に向いています。
ロックの美味しい作り方とポイントはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブのハイボールは、ミズナラ樽特有の風味は健在で上品な味わいになります。
スモーキーな香りと炭酸の爽快感の相性が良く、甘さは控えめのハイボールです。
入手難易度からも非常に贅沢なハイボールであるため、ハイボールであってもじっくり飲みたいウイスキーとなっています。
ハイボールに合う高級ウイスキーについてはこちらの記事で紹介しています。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブのよくある質問をまとめました。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブは人気が高く、売り切れとなっている店も多くなっていますが、現在の時点で正式に終売は発表されていません。
このウイスキーは閉鎖された羽生蒸溜所の原酒を使用していることから、蒸溜所の原酒がなくなった場合に終売する可能性はあります。
終売の事実はなくてもレア度の高いウイスキーであることに変わりはないため、見つけられた場合はすぐに購入を検討したいところです。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブは、レア度の高いウイスキーであることから、実際に飲んだことがある人が少ないものの、飲んだ人からの満足度は高い銘柄となっています。
ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)をはじめとする世界的なウイスキー品評会において受賞歴もあり、客観的な評価にも不安がありません。
供給が少なく、入手困難となっていることから、値上がりしやすい状態にありますが、価格に糸目をつけないのであれば満足しやすいといえるでしょう。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブは、ミズナラ樽の特徴とイチローズモルトの高いブレンド技術による複雑な味わいが楽しめる銘柄です。
基本的に飲み方を選びませんが、最初はストレートで味わいたいところです。
入手難易度が高く、売り切れている場合も多いボトルとなっていますが、ミズナラ樽のウイスキー好きを中心にどうしても飲みたい場合は根気よく探してみましょう。