ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ジムビームは、コンビニ・スーパーマーケットでも購入できるアメリカのバーボンウイスキーを代表する銘柄ですが、まずいというネガティブな評判を聞く人もいるかもしれません。
ウイスキー初心者の方を中心にアルコール感が強く飲みづらさを感じることがあり、広く購入できる銘柄であるからこそ肯定的な意見だけでなく否定的な意見も出やすいことが考えられます。
スタンダードボトルはジムビーム ホワイトですが、他にもウイスキーを飲み慣れていない方向けの銘柄でジムビーム アップル、ジムビーム ハニーなどのボトルもリリースされています。
ウイスキーが苦手な人でも飲みやすいボトルで知られていますが、その性質からおいしく飲める飲み方が制限されやすい銘柄であるため、アップルやハニーなどのフレーバードウイスキーを購入した方は飲み方にも注意が必要です。
この記事では、ジムビームをまずいと感じる理由を解説し、おいしく味わえる飲み方をご紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777283893/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
参考価格 | 1,690円 |
参考:サントリー 公式サイト
ジムビームはアメリカのケンタッキー州にあるジムビーム蒸溜所で製造されるバーボンウイスキーです。
ウイスキーの好みは人によって異なるため、他の人にとっては魅力的な味わいであるジムビームの特徴をまずいと感じてしまう方もいることでしょう。
ジムビームの特徴に触れながら、まずいと感じる理由を3つ紹介していきます。
それぞれ詳しく解説します。
ジムビームは、スタンダードなジムビーム ホワイトであればアルコール度数は40%と一般的なウイスキーと違いはありません。
しかし、熟成年数の若い原酒を使用していることから、同じアルコール度数でも熟成年数の長い原酒を使用している場合と比較してアルコール感が目立ちやすく、強い刺激が感じられます。
ウイスキー初心者にとってアルコールの刺激は飲みにくさがあり、まずいと感じる理由になっているといえるでしょう。
これはジムビームと同じ価格帯である1,000円台のウイスキーであれば、同様の印象を感じることが多いです。
ただし、ジムビームはアメリカのウイスキーの中でもトップクラスの売上を誇り、国内でも広く購入できる銘柄です。
そのため、ウイスキーを初めて飲む方や、飲み慣れていない方も飲むため、否定的な意見が出やすい状況にあると考えられます。
ジムビームをはじめとするバーボンウイスキーには独特のクセがあるため、風味が合わないためにまずいと感じる場合があります。
ジムビームにはセメダインと表現されるような薬品のような香りがあり、熟成年数の若いバーボンウイスキーにある特有の特徴です。
バーボンウイスキーはバニラやキャラメルの甘さが特徴であり、風味は他の種類のウイスキーと比較すると濃厚なものとなっています。
薬品のようなクセを感じる香りと濃厚な甘みは、ストレートなどの加水しない飲み方で飲むと受け入れられないかもしれません。
バーボンウイスキーの風味が苦手な場合は、ジムビームを含めて飲み方を工夫して飲むことをおすすめします。
ジムビームには、ジムビーム アップルなどの、ウイスキーにりんごのスピリッツを加えたフレーバードウイスキーも存在します。
フレーバードウイスキーはアルコール度数が大きく減少しており、ジムビーム アップルであればアルコール度数は32%まで下がります。
そのため、アルコールのキツさは感じにくくなりますが、フレーバードウイスキーがスタンダードなジムビーム以上に甘さが濃厚です。
基本的には炭酸水などで加水することを前提にしていることから、ストレートなどの飲み方では甘過ぎると感じる可能性があります。
ジムビーム アップルなどのフレーバードウイスキーはハイボールなど適切な飲み方があるため、味わいが甘すぎる場合は飲み方を変えましょう。
ジムビームの種類と味わいについてはこちらの記事で紹介しています。
ジムビームは飲み方を変えることでおいしく飲みやすくなる場合があります。
バーボンはカクテルの材料にも適しているため、ストレート・ロックなどの飲み方ではなくハイボールを中心とした手軽なカクテルのほうがおいしく飲みやすいといえるでしょう。
ジムビームをおいしく味わえる飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スタンダードなジムビーム ホワイト、フレーバードウイスキーのジムビーム アップルなど、すべてのジムビームをおいしく味わえる飲み方がハイボールです。
ウイスキーを炭酸水で割ることで、アルコールの刺激を大きく緩和し、飲み口を爽やかなものにしてくれるため、ジムビームをまずい・苦手と感じる風味を変化させてくれます。
レモンやレモン汁を加えるなどの簡単なアレンジもおすすめであり、風味がよりすっきりしたものとなるため、ジムビームをおいしく味わえるようになります。
また、ウイスキーはアクワイアードテイストと呼ばれる後天的に味覚が変化することでおいしく感じるようになるお酒であるため、飲みやすい飲み方で飲み続けているといずれは魅力がわかるようになることもあるかもしれません。
ウイスキー初心者の方やウイスキーを飲み慣れていない方は、無理にストレート・ロックなどで飲もうとはせずにハイボールでジムビームを楽しむようにしましょう。
また、ジムビームは最初からハイボールとして販売している缶タイプもあるため、ハイボール以外で飲まない場合は缶で飲むのもおすすめです。
ジムビームは1,000円台の低価格で購入できるウイスキーであるため、自由な飲み方で楽しみやすい銘柄となっています。
コーラ・ジンジャーエール・レモンスカッシュなどのジュースで割ると、ウイスキーを飲み慣れていない方でも非常においしく飲みやすくなります。
普段自分が飲んでいる好きなジュースで割りやすいこともジムビームの魅力であるため、おいしく飲むための工夫が可能です。
従来の飲み方にとらわれず、より複雑なカクテルを含めて様々な飲み方を楽しむことができます。
ウイスキーのジュース割りについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのジュース割りおすすめは? 魅力と最適な銘柄も解説
良い評判 | 悪い評判 |
コストパフォーマンスが良好 | アルコールの刺激が強すぎる |
味わいのバランスが良い | 甘過ぎる |
手軽に楽しめる | 独特な苦みが苦手 |
ジムビームは、口コミを参照するとコストパフォーマンスが評価されており、価格を考えればおいしいウイスキーであるという意見が根強いです。
ただし、合わない人には味わいのクセが受け付けられないため、まずいという感想を持ってしまうのも不思議ではないかもしれません。
しかし、評価の平均は星4以上であることから、ネガティブな感想を持つ人がけっして多数派というわけではありません。
安く手軽に購入できるウイスキーとしてウイスキー愛好家を中心に評価されている銘柄です。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/5060045585912/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
参考価格 | 3,080円 |
一方で、ウイスキーを飲み慣れていてジムビーム ホワイトの味わいが単調で物足りないと感じる場合は、ジムビームの中でも上位ボトルに挑戦すると感想が変わるかもしれません。
スタンダードボトルのジムビーム ホワイトには、ジムビーム ブラック、ジムビーム ダブルオークなどの上位ボトルがありますが、おすすめはジムビーム ダブルオークです。
ジムビーム ホワイトとは異なる濃密で複雑な味わいが特徴であり、バーボンらしい甘みが魅力となっています。
価格差は約2倍になりますが、ストレート・ロックなどの飲み方でジムビームを楽しみたい場合は、上位ボトルにするとおいしいと感じやすくなります。
ジムビームは、1,000円台の低価格から購入できることからコストパフォーマンスが良く、初心者もハイボールなどの飲み方で気軽に楽しめるおいしいウイスキーです。
ただし、バーボンウイスキー特有の個性やアルコール感が苦手な場合は、ネガティブな感想を持ってしまうこともあるかもしれません。
低価格で購入できることから自分に合うか試しやすいため、気になるのであれば自分で飲んで好みであるか試してみましょう。