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オールドセントアンドリュースの種類と味わい、おすすめの飲み方

2024.01.31 / 最終更新日:2024.01.31

オールドセントアンドリュースは、日本向けに造られていた終売したスコッチウイスキーです。

ゴルフをコンセプトにしたブレンデッドウイスキーであり、ゴルフボールのボトルを使用していることが特徴です。

スモーキーなフレーバーが特徴的であり、原料である大麦の風味を強く感じることができます。

この記事では、オールドセントアンドリュースの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • オールドセントアンドリュースの種類と味わいを紹介
  • オールドセントアンドリュースのおすすめの飲み方を解説

オールドセントアンドリュースとは?

オールドセントアンドリュースは、オールドセントアンドリュース社が日本向けに製造したスコッチのブレンデッドウイスキーです。

ゴルフボールをモチーフにした特徴的なボトルでしたが、現在では終売となっていることから希少性が高まっています。

スモーキーな香りと、原料由来の甘味があるシンプルな味わいになっています

オールドセントアンドリュースの概要と製造方法を見ていきましょう。

オールドセントアンドリュースの概要

1970年代、オールドセントアンドリュース社は、日本向けにウイスキーを輸出する企業として創業しました。

小さなゴルフバッグにゴルフボールのようなボトルを詰める特徴的な販売形式から、日本のゴルファーを中心にブームとなりました。

セントアンドリュースとは、スコットランドのゴルフ発祥の地であり、ゴルフをコンセプトにしたウイスキーとなっています

銘柄の名前も「オールドセントアンドリュース クラブハウス」のようにゴルフを想起させる名称であり徹底してコンセプトを追求した銘柄といえるでしょう。

ただし、現在は終売となっていることから、プレミアがついて入手が難しい状態にあります。

オールドセントアンドリュースの製造方法

オールドセントアンドリュースは、スコットランドでもハイランドの蒸溜所の原酒を使用しているブレンデッドウイスキーであること以外に情報がわかっていません。

キーモルトはトマーティンと考えられていますが、すでに終売している銘柄であることから、公式に情報を求められる状況にありません

また、銘柄によって味わいも異なることから、種類によって原酒の構成比率なども変わってくると考えられます。

どの蒸溜所の原酒が使用されているのか想像して飲むのも楽しみになります。

オールドセントアンドリュースの種類と味わい

オールドセントアンドリュースの種類と味わいを紹介します。

  • オールドセントアンドリュース クラブハウス
  • オールドセントアンドリュース 10年 トワイライト
  • オールドセントアンドリュース 12年
  • オールドセントアンドリュース 12年 特級
  • オールドセントアンドリュース 21年

オールドセントアンドリュース クラブハウス

画像引用:Amazon.co.jp

オールドセントアンドリュース クラブハウスは、ゴルフボールをイメージした凹凸のある丸いボトルにボトル詰めされたウイスキーです。

スモーキーな香りが特徴的であり、大麦由来の甘みとともに長くスモーク感が後味として残ります。

終売していることからスタンダードボトルであっても入手難易度は高いですが、ゴルフ好きの方や、お酒とゴルフが好きな人へのプレゼントにおすすめです

オールドセントアンドリュース 10年 トワイライト

画像引用:https://item.rakuten.co.jp/auc-nakanosaketen/10013915/

オールドセントアンドリュース 10年 トワイライトは、オールドセントアンドリュースの10年物であり、ゴルフをプレイする時間帯に由来するトワイライト(薄暮)をテーマとしています。

クラブハウスとは味わいのコンセプトが異なり、よりライトで新緑を感じる爽やかな風味が特徴的です。

入手難易度はクラブハウスと比較すると少し高いくらいであるため、こちらのほうが好みと考える人はトワイライトから探しても良いでしょう

オールドセントアンドリュース 12年

画像引用:https://okwine.ua/ua/product/viski-fajersajd-fireside-old-st-andrews-12-let-40-0-7l-kor

オールドセントアンドリュース 12年は、同銘柄の12年物であり、現在では入手難易度の高い銘柄となっています。

スモークと香ばしさが引き立っており、焼き菓子のような甘さも感じられる味わいです。

スタンダードボトルを飲んでから、上位ボトルも気になったのであればこちらの銘柄も飲んでみましょう

オールドセントアンドリュース 12年 特級

画像引用:Amazon.co.jp

こちらのオールドセントアンドリュース 12年は、1980年代頃に流通していたと考える特級表記のある銘柄であり、ゴルフボールを意識したデザインになる前の普通のボトルです。

新しいボトルと比較してブレンドや味わいも異なると推測されますが、ハイランドモルトが使用されていることは変わらないようです

オールドセントアンドリュース 21年

画像引用:https://whiskyauctioneer.com/lot/019084/old-st-andrews-21-year-old

オールドセントアンドリュース 21年は、金色の金属製のボトルに包まれた21年熟成の長期熟成ボトルです。

終売していることから非常に希少性が高く、オークションなどに出品されることもあります。

21年物に限らず終売している銘柄であることから、どの銘柄も希少性が高く入手が非常に難しいです

オールドセントアンドリュースのおすすめの飲み方

オールドセントアンドリュース のおすすめの飲み方を解説します。

  • ストレート
  • トワイスアップ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレート

オールドセントアンドリュースは現在では希少なウイスキーであり、ストレートで飲みやすいことから、最初はストレートから試しましょう。

シンプルな味わいではありますが、飲み飽きるようで飲み飽きずにまた飲みたくなる独特の魅力があります

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

トワイスアップ

トワイスアップ

オールドセントアンドリュースは少し加水するか、常温の水で1:1で割るトワイスアップで飲むとフルーティーさや、糖蜜のような甘さが出てきます。

より複雑な風味を楽しめることから、好みによっては少しだけ加水して飲むのもおすすめです

まとめ

オールドセントアンドリュースは、ゴルフをテーマにしたウイスキーであることから、ゴルフとウイスキーが好きな人におすすめです。

現在では終売となっていることから、飲むことも興味を持ちやすい人にプレゼントすることも難しくなっていますが、気になるなら探してみましょう。

スタンダードボトルは「オールドセントアンドリュース クラブハウス」で一番入手しやすいことから、こちらの銘柄から探すことをおすすめします。

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