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パピー ヴァン ウィンクルの種類と味わい、おすすめの飲み方

2024.07.30 / 最終更新日:2024.07.30

パピー ヴァン ウィンクルは、バーボンのロマネ・コンティと言われることもある伝説のウイスキーです。

日本における知名度はそこまで高くはありませんが、アメリカ本土では熱狂的なコレクターが多く存在しているため、相場が跳ね上がり入手が非常に難しいバーボンとして知られています。

バーボンとしては熟成年数が非常に長く、高い品質を持った完成度が非常に高いウイスキーとなっています。

この記事では、パピー ヴァン ウィンクルの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • パピー ヴァン ウィンクルの種類と味わいを紹介
  • パピー ヴァン ウィンクルのおすすめの飲み方を解説

パピー ヴァン ウィンクルとは

パピー ヴァン ウィンクルは、オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル・ディスティラリー社によって手作りで製造される最高品質のバーボンです。

バーボンとして熟成年数が非常に長く、最高の熟成年数を迎えた樽だけを厳選してボトリングしています。

製造本数が少なすぎることから、市場で見かけることがほとんどない伝説と呼ばれるほどのバーボンウイスキーです。

パピー ヴァン ウィンクルと言う名前は、禁酒法解禁後のバーボンウイスキーにおいて多大な功績を残した人物の名称です。

現在では、ヴァン・ウィンクル・3世がこちらのボトルの原料の吟味から配合率、熟成、瓶詰めまで徹底的に管理しています。

「バーボン界のロマネ・コンティ」といわれることがあるパピー ヴァン ウィンクルは、アメリカ本土では熱狂的なファンが多く存在し、コレクターの間で高値で取引されています。

アメリカ国内で流通することが珍しいため、日本国内ではアメリカ市場ほど熱狂的なコレクターは少ないですが、同様に高値で取引され、ほとんど市場に出回る状況にないことには変わりありません。

アメリカンウイスキーの中で最もレアなウイスキーはなにかと言われれば、この銘柄を挙げる人も多いほど、希少性と人気の高いウイスキーです。

パピー ヴァン ウィンクルを製造するオールド リップ ヴァン ウィンクルについてはこちらのページにまとめています。

オールド リップ ヴァン ウィンクル

パピー ヴァン ウィンクルの種類と味わい

パピー ヴァン ウィンクルの種類と味わいを紹介します。

  • パピー ヴァン ウィンクル 15年
  • パピー ヴァン ウィンクル 20年
  • パピー ヴァン ウィンクル 23年

パピー ヴァン ウィンクル 15年

画像引用:https://www.shinanoya-tokyo.jp/view/item/000000015962

パピー ヴァン ウィンクル 15年は、15年以上熟成させた厳選された樽のみを使用して手作りで製造されたプレミアムバーボンです。

トロピカルフルーツ、桃、ココアの甘みとスパイス感のある味わいに、オークとタバコのような風味が複雑に重なる複層的な風味であると評価されています。

販売されているとしても相場は数十万円以上で取引されているアメリカンウイスキーの最高峰となる銘柄です。

 

パピー ヴァン ウィンクル 20年

画像引用:https://www.whiskyhammer.com/item/115548/Buffalo-Trace/Pappy-Van-Winkle—20-Year-Old-Family-Reserve-2019-Release-75cl.html

パピー ヴァン ウィンクル 20年は、20年以上熟成されたパピー ヴァン ウィンクルであり、バーボンウイスキーの熟成年数としては最高レベルです。

バーボンの熟成期間はスコッチと比較しても熟成環境に差があることから、長く熟成させることが難しいです。

スコッチでも長期熟成とされる20年熟成のバーボンは、スコッチにおける40年熟成といった常識外れに熟成年数の長いボトルに該当します。

パピー ヴァン ウィンクル 23年

画像引用:https://qualityliquorstore.com/products/pappy-van-winkles-family-reserve-23-year-old-bourbon

パピー ヴァン ウィンクル 23年は、23年以上熟成させたパピー ヴァン ウィンクルの中でもトップクラスの熟成年数を持つバーボンの最高峰とも呼べる銘柄です。

ウイスキー・スピリッツ評論家であるポール・パカルト氏もこの銘柄を高く評価しています。

「キャラメルとクリームの初期アロマに、オーク、ナッツ、レザーの柔らかなノート。バニラ、メープル、ハチミツからなる甘い味わいと、柑橘類やスパイスの風味が調和している」とテイスティングノートを残しています。

パピー ヴァン ウィンクルの中でも入手難易度の高い23年物は、バーボンの頂点に立つ高い希少性を持つボトルといえるでしょう。

パピー ヴァン ウィンクルのおすすめの飲み方

パピー ヴァン ウィンクルを入手できて飲む機会がある場合は、ストレートでゆっくりと味わいたいところです。

ボトル1本が数十万円で取引されることもあるため、ボトルを購入して飲むことは珍しいため、基本的にはバーに置かれているパピー ヴァン ウィンクルを偶然見つけられた場合になるかと思います。

ウイスキーとの出会いは一期一会であるため、バーを回っていると思いがけない出会いがあるかもしれません。

もし、パピー ヴァン ウィンクルを飲める機会があれば、ストレートで完成されたフレーバーを楽しんでみましょう。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

まとめ

パピー ヴァン ウィンクルについて解説しましたが、バーボンウイスキーでもトップクラスに入手難易度の高いレアなウイスキーとなっています。

バーボン好きの方で、もし入手できる機会や飲める機会があるなら、その機会を逃さないようにしたいところです。

定期的にリリースされていますが、熟成年数は15年・20年・23年がメインのラインナップであるため、現実的に入手しやすい15年物から探してみましょう。

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