山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
レアパーフェクションは、バーボンウイスキーでありながら、カナディアンウイスキーとして販売されている特殊な銘柄です。
アメリカのプリザベーション蒸溜所の所有となったレアパーフェクションですが、なぜカナディアンウイスキーとしてボトルを販売するのかは謎に包まれています。
しかし、カナディアンウイスキーらしいライトで飲みやすい味わいに仕上がっているため、その味わいからウイスキーの種類にも納得できることでしょう。
この記事では、レアパーフェクションの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
レアパーフェクションは、1935年にケンタッキー州に設立されたレアパーフェクション蒸溜所で製造されたウイスキーを起源とする銘柄です。
現在では、レアパーフェクション蒸留所はプリザベーション蒸溜所の所有下となり、レアパーフェクションはカナディアンウイスキーとして販売されています。
しかし、カナディアンウイスキーの特徴であるライトで飲みやすい味わいとバーボンの特徴も持っているため、ウイスキーの種別は納得できるものとなっています。
レアパーフェクションの概要と製造方法を見ていきましょう。
レアパーフェクション蒸溜所は、1935年にケンタッキー州に設立された蒸溜所であり、長い歴史を持っています。
現在は、プリザベーション蒸留所の傘下に入り、 ベリー オールド セントニックなどの銘柄とともに販売されています。
蒸溜所が詳細な情報を明かしていないことから、カナディアンウイスキーとして販売する理由は不明です。
アメリカのケンタッキー州で製造した原酒をカナダで熟成している説や、カナダから原料や仕込み水を入手し、製造している説などもあり謎に包まれています。
レアパーフェクションの製造で確かなことは、バーボンウイスキーとして製造されていることです。
バーボンウイスキーを名乗るためには、原料である穀物のトウモロコシを51%以上含んでおり、アメリカンホワイトオークの新樽で熟成していることが必要です。
トウモロコシの比率が高くライトでスムースな飲み口となり、アメリカンホワイトオーク由来のバニラやキャラメルの風味が感じられます。
また販売されているボトルは、熟成年数だけでなくアルコール度数をテーマにしており、度数を表すプルーフやカスクストレングスが名称となっています。
レアパーフェクションを所有するプリザベーション蒸留所の詳細はこちらのページをチェックしてください。
レアパーフェクションの種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/kawasakigroup/12717/
レアパーフェクション オーバープルーフ 14年は、50度のアルコール度数を持ち、14年以上熟成させた原酒を使用したボトルです。
甘いバニラの香りと、ローストしたアーモンドの香味があり、ハチミツとメロンの甘い味わいが楽しめます。
レアパーフェクションのなかではスタンダードとなる銘柄となっています。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/kawasakigroup/12874/
レアパーフェクション 15年 カスクストレングスは、59度の高いアルコール度数でボトル詰めした、レアパーフェクションの15年物です。
アプリコットを思わせる香りと、トフィーの優しい甘さが特徴であり、このボトルからライムギの比率が少ないことがわかります。
カスクストレングスは、通常のボトルよりも香りや味わいを濃厚に楽しめるためおすすめです。
アルコール度数の高いウイスキーの飲み方とおすすめはこちらの記事で紹介しています。
アルコール度数の高いおすすめのウイスキーは?飲み方もご紹介!
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/kawasakigroup/12873/
レアパーフェクション 15年 オプティマムプルーフは、アルコール度数は41%となり、この度数はレアパーフェクションの香りと味わいが開く最適なアルコール度数に設定されています。
モモのような甘い香りとキャラメルとレザーの風味が感じられ、クリーミーな味わいとなっています。
ストレートで飲みやすいレアパーフェクションを飲みたい方に向いています。
レアパーフェクションのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう
レアパーフェクションは、ロックでゆっくりと味わう飲み方が向いています。
引き立つ香りや、氷が溶けることによる味わいを楽しみながら、バーボンでありながらカナディアンウイスキーであるこちらの銘柄を飲んでみましょう。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
レアパーフェクションは、アルコール度数の高いボトルが多いですが、度数が高くてもストレートで飲むのに抵抗のない方におすすめです。
特にオプティマムプルーフは、香りと風味が花開く絶妙なアルコール度数に設定されているため、ストレートで飲みたい銘柄です。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
レアパーフェクションは、バーボンウイスキーとカナディアンウイスキーの特徴を持っているウイスキーであり、飲みやすい味わいとなっています。
ボトルは希少性が高いため、興味があって入手できる機会があるなら入手しておきたいところです。
スタンダードとなるボトルはレアパーフェクション オーバープルーフ 14年であり、ストレートで味わいたい方はレアパーフェクション 15年 オプティマムプルーフがおすすめになります。