ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ラッセルズリザーブは、アメリカのケンタッキー州で製造されているバーボンウイスキーです。
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるラッセル親子がリリースしたワイルドターキーであるため、ラッセルリザーブと名付けられました。
炭を感じる強いスモークが特徴的であり、骨格の強いしっかりとした風味が感じられるスモールバッチのバーボンです。
この記事では、ラッセルズリザーブの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ラッセルズリザーブは、アメリカのケンタッキー州にあるワイルドターキー蒸溜所で製造されるバーボンウイスキーです。
マスターディスティラーのラッセル親子が考案する傑作のワイルドターキーがラッセルズリザーブになります。
ワイルドターキーそのものが骨格のしっかりとした味わいとなっていますが、ラッセルリザーブはよりパンチの効きながらも、複雑な風味が楽しめる銘柄です。
ラッセルズリザーブの概要と製造方法を紹介します。
ワイルドターキーは、1869年に設立されたリピー蒸溜所を起源としており、バーボンウイスキーを代表する銘柄です。
ラッセルズリザーブを製造するのは、1950年からワイルドターキー蒸溜所で働き続けたマスターディスティラーのジミー・ラッセル氏とその息子のエディ・ラッセル氏です。
息子のエディ・ラッセル氏の提案により、10年熟成がバーボンのピークという言葉から、ラッセルズリザーブは10年の熟成期間で生まれたといわれています。
その名のとおり、銘柄名は親子の姓であるラッセルが名前の由来となりました。
ラッセルズリザーブは、ワイルドターキーの100年の歴史で培った技術を結集して造られています。
受賞歴も華々しく、サンフランシスコ ワールド スピリッツコンペティション(SWSC)、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)など、さまざまな酒類品評会で賞を受賞しています。
ワイルドターキーを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ラッセルズリザーブは、熟成樽の内面を焦がすチャー(チャーリング)のレベルが最高のアリゲーターチャーであることが特徴です。
アリゲーターチャーとは、チャーにおけるライト、ミディアム、ヘビーの3つの段階のなかでもヘビーに位置する最高レベルの焼き加減です。
特に樽の内面が焦がされた影響でワニの皮膚のようになることから、アリゲーターチャーと呼ばれるようになりました。
アリゲーターチャーのアメリカンオークのウイスキー樽で、バーボンの1つのピークである10年間熟成させた銘柄がラッセルズリザーブになります。
ワイルドターキー蒸溜所の詳細はこちらのページにまとめています。
ワイルド・ターキー蒸留所 - Wild Turkey DISTILLERY
ラッセルズリザーブの種類と味わいを紹介します。
画像引用:Amazon.co.jp
ワイルドターキー ラッセルズリザーブ 10年は、バーボンのピークである10年という期間熟成させた、スモールバッチのワイルドターキーです。
炭を感じるスモークや、オークとレザーのような香りがはっきりと感じられます。
バニラとはちみつのような甘い風味があり、ワイルドターキー特有のスパイシーさがあるのも特徴です。
ラッセルズリザーブに興味を持った方はこちらの銘柄から飲み進めることをおすすめします。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/3line/10003779/
ワイルドターキー ラッセルズリザーブ シングルバレルは、ラッセルズリザーブ自体が限定でありながら、さらに希少なシングルバレルでボトリングされた銘柄です。
熟成年数は表記されていませんがスタンダードな10年となっており、チリペッパーのようなスパイシーな香味があります。
バニラやトフィーの甘い味わいが特徴的であり、フルーティーさと古いレザーを感じる複雑なフレーバーを持っています。
スタンダードボトルと熟成年数も同じであるため、10年を飲んでから気にいった場合はシングルバレルを試してみるのが良いでしょう。
ラッセルズリザーブのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ラッセルズリザーブはロックで飲むのがおすすめであり、ラッセルズリザーブが持つ風味をバランスよく感じられます。
加水をする前は刺激、苦み、スパイシーさなど骨太な個性が強く味わえることでしょう。
しかし、加水が進むとラッセルズリザーブが持つ甘みのほうが強くなるため、ゆっくりと味わって飲むことをおすすめします。
ロックのおすすめの飲み方と作り方はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
ラッセルズリザーブの甘い味わいを爽快感を持って楽しみたい場合はハイボールがおすすめです。
こちらの銘柄は加水するほどフルーティーな甘みがでやすいため、甘みのある炭酸が楽しめます。
ストレートやロックよりも甘い味わいで楽しみたい方はハイボールで飲むようにしましょう。
ラッセルズリザーブは、ワイルドターキーの少量生産銘柄であり、ラッセル親子によって造られた質の高いバーボンウイスキーです。
ワイルドターキー自体がバーボンウイスキーのなかでも個性の強い銘柄でありますが、ラッセルズリザーブは飲み方によってはウイスキー初心者も美味しく飲めることでしょう。
ラインナップは2種類ありますが、最初に飲むなら10と表記された「ワイルドターキー ラッセルズリザーブ 10年」から飲み進めましょう。