アルマニャックのおすすめ銘柄は? コニャックとの違い、美味しい飲み方を解説
- ウイスキー基礎知識
ウイスキーの好みは人によって変わるところではありますが、普段飲みするスコッチウイスキーを選ぶなら美味しくて安い銘柄が理想ではないでしょうか。
スコッチウイスキーは美味しくて安いが両立しやすく、価格に対して品質が良いことからコストパフォーマンスの高い銘柄が揃っています。
ウイスキーにおいて美味しくて安いを追求するならスコッチウイスキーが適しているため、さまざまな銘柄を飲んで自分好みの銘柄を見つけるのがおすすめです。
この記事では、美味しくて安いスコッチウイスキーのおすすめ銘柄を10個紹介します。
この記事のポイント
スコッチウイスキーはウイスキーの本場であるスコットランドで製造されたウイスキーであり、諸説ありますが初めてウイスキーが作られた地域もスコットランドであるといわれています。
ウイスキーの本場で製造されたスコッチウイスキーは、品質の高い銘柄が多くあり、知名度と売上の高い銘柄は安く販売されていることから美味しくて安いが両立しやすいウイスキーです。
美味しくて安いスコッチウイスキーの特徴を2つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
美味しくて安いスコッチウイスキーは、シングルモルトではなくブレンデッドウイスキーであることが条件になります。
シングルモルトウイスキーは人によってはブレンデッドよりも口にあう銘柄や、より品質が高く美味しい銘柄も存在します。
しかし、一般的に安いと考えられるウイスキーが3,000円を最大の上限とするなら、シングルモルトウイスキーの多くが5,000円近く、または5,000円を超えてしまいます。
予算や安いと感じる価格にもよりますが、シングルモルトウイスキーで美味しくて安いを両立するのは多くの人にとって難しいといえるでしょう。
一方で、ブレンデッドウイスキーはシングルモルトよりも低価格で販売しやすいことから、2,000円台で購入できる商品も多く、銘柄によっては1,000円台で購入できます。
よって、美味しくて安いスコッチウイスキーを飲むなら、ブレンデッドウイスキーから探すほうが見つかりやすいといえるでしょう。
ブレンデッドウイスキーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーの品質は個人の好みはあるかもしれませんが、より熟成年数の長い原酒を使用するほうが品質が高まりやすいです。
そのため、美味しいを重視するなら、スタンダードボトルではなく、予算の範囲内でより上位のボトルを探してみるとよいでしょう。
例えば、ジョニーウォーカーはレッドラベルがスタンダードとなっていますが、上位ボトルにはブラックラベルがあります。
価格はレッドラベルのほうが安いですが、ブラックラベルのほうが多くの方が味わいを高く評価しています。
レッドラベルよりもブラックラベルのほうが熟成年数の長い原酒を使用してブレンドしているため、品質が高まっているのです。
まずは、スタンダードボトルから飲んで味わいに物足りなさを感じるなら、少し予算を上げて購入できる上位ボトルを飲むのが良いでしょう。
ウイスキーにおいて重要な熟成についてはこちらの記事で紹介しています。
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美味しくて安いスコッチウイスキーのおすすめ銘柄を10つ紹介します。
画像引用:https://www.barrique-shop.de/barrique/whisky-japan-3735.html
バランタイン ファイネストは、美味しくて安いスコッチウイスキーの定番であり、1,000円台で多くのコンビニエンスストア・スーパーマーケットなどで販売されています。
バニラとはちみつの香りと風味が特徴であり、滑らかな口あたりであることから、飲み方を選びにくい魅力があります。
ファイネストの味わいは好きでもアルコールの刺激が気になるという方は、上位ボトルのバランタイン 12年を購入する選択肢もあり、2,000円台で購入できることから、バランタインは安くて美味しいを追求したい方におすすめです。
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画像引用:https://www.johnniewalker.com/ja-jp/our-whisky/johnnie-walker-colours/black-label/
ジョニーウォーカー ブラックラベルは、ジョニ黒の愛称で親しまれるスコッチウイスキーでも人気の高い銘柄です。
スモーキーな香りとフルーティーなフレーバーが特徴的であり、一定の熟成年数を経た原酒が使われていることから、高い品質を誇っています。
価格は2,000円程度になりますが、より安さを重視したい場合は、ジョニーウォーカー レッドラベルを購入するのがおすすめです。
画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
シーバスリーガル 12年は、シーバスリーガルのスタンダードボトルであり、価格と質のバランスがいい人気の銘柄となっています。
ハーブのアロマと豊かな果実の香りが特徴的であり、ナッツの風味と爽やかな味わいが特徴的です。
スタンダードボトルで比較するならほかの銘柄よりも高価になりますが、味わいを重視したい方はシーバスリーガルがおすすめになります。
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/teachers/product/
ティーチャーズ ハイランドクリームは、ティーチャーズのスタンダードボトルであり、1,000円台の手ごろな価格で購入できます。
穏やかなスモークに洋ナシやりんごの甘みのある味わいと、ハイランドクリームから連想されるクリーミーで滑らかな味わいが特徴です。
ストレートでも味わえますが、こちらのボトルはハイボールがおすすめとなっているため、美味しくて安いハイボールを求めている方に向いているといえるでしょう。
画像引用:https://www.dewars-jp.com/lineup.html
デュワーズ ホワイトラベルは、ハイボールで美味しく飲める安いスコッチウイスキーを探している方におすすめの銘柄です。
フローラルかつフルーティーな香りと、滑らかな口あたりはハイボールにしたとき、すっきりと爽快感のある味わいになります。
ハイボール以外の飲み方で味わいたい場合は、上位ボトルであるデュワーズ 12年を探すのが良いでしょう。
画像引用:https://www.clinkspirit.com/brands/monkey-shoulder
モンキーショルダーは、近年に発売されたスコッチウイスキーであり、クセの少なさからカクテルに使われることもあり、ウイスキーを飲みなれていない方にもおすすめできる銘柄です。
フルーティーな香りと、バニラ、はちみつのような甘い味わいにビターで複雑な風味が味わえ、深く長くエレガントなフィニッシュが特徴的になります。
ここまで紹介したほかのウイスキーと比較すると価格が高くなりやすい銘柄ではありますが、一定の質を求めるならモンキーショルダーから試すのもおすすめです。
画像引用:Amazon.co.jp
ベル オリジナルは、1,000円台で安く購入できるだけでなく、本場イギリスで大変人気を博している銘柄でもあります。
キャラメルや黒糖の香りに、ライトで飲みやすくありながら、甘さと苦みと香ばしさが複層的に感じられます。
ストレートでも飲みやすい銘柄ではありますが、ハイボールにするとより飲みやすくなる銘柄です。
画像引用:https://www.cutty-sark.com/our-whisky/whisky-cutty/index.html
カティサーク オリジナルは、あの高級シングルモルトウイスキーのザ・マッカランがブレンドされている数少ない銘柄であり、低価格で購入可能となっています。
味わいは非常にすっきりしたものとなっており、ミルクチョコのような甘みも感じられ、スモークもないためウイスキーを飲みなれていない方も飲みやすいです。
ハイボールだけでなく、ジュース割りにも適しており、飲み方を選ばない美味しくて安いスコッチウイスキーとなっています。
画像引用:SANYO CO., LTD.
グランツ トリプルウッド 8年は、世界でもトップクラスに売れているスコッチウイスキーであり、スタンダードボトルであるグランツ トリプルウッドの上位ボトルです。
フルーティーな香りに木のスパイス感があり、バニラと果実の濃厚な味わいのなかにピリッとくる辛みが特徴的になります。
2,000円台で購入できるボトルとなっていますが、価格以上のクオリティに仕上がっているためおすすめです。
画像引用:https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=6056
ホワイトホース ファインオールドは、ホワイトホースのスタンダードボトルであり、1,000円台の安い価格でスコッチウイスキーの特徴ある味わいを楽しめます。
強過ぎないスモークに、青リンゴのフルーティーさとはちみつの甘みが感じられる銘柄となっています。
低価格であることからハイボールにするのもおすすめであり、ハイボールにした場合もスコッチウイスキーのスモークを堪能できる銘柄です。
美味しくて安いを両立するスコッチウイスキーを紹介しましたが、気になる銘柄は見つかりましたか?
美味しいに関してはもちろん好みがあり、安いに関しても人によって許容できる値段に違いはあると思いますが、気になる銘柄を複数飲んで自分にとって美味しくて安いスコッチウイスキーを見つけていただければと思います。
安さを求めるならスタンダードボトルを選べば間違いありませんが、許容できる値段の範囲なら上位ボトルを探すほうが、美味しさを追求しやすいといえるでしょう。