ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ベリー・オールド・バートンは、ケンタッキー州バーズタウンの歴史ある蒸溜所であるバートン蒸溜所で製造されるバーボンウイスキーです。
アルコール度数で分ける形式でボトリングしており、80プルーフ(40%)、100プルーフ(50%)のボトルは日本でも流通しています。
オークを思わせるウッディな香りが特徴的であり、温かみのある味わいが魅力となっています。
この記事では、ベリー・オールド・バートンの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ベリー・オールド・バートンは、サゼラック カンパニーが所有するバートン蒸留所で製造されるバーボンウイスキーです。
ケンタッキー州のバーボンの都であるバーズタウンに唯一残るバートン蒸溜所で生産されています。
日本においては知名度が高くありませんが、アメリカ本国のケンタッキー州の酒屋においては、ジムビームに次ぐ陳列スペースを占めていたことがあるほど人気のバーボンです。
4年熟成または6年熟成、80、86、90、100 プルーフのアルコール度数を基本としてボトル詰めされていることが特徴でした。
オールドボトルは100プルーフは6年熟成と表記されていますが、現在では若い原酒をブレンドするようになったことから、100プルーフのボトルから6年熟成の表記が削除されました。
アルコール度数50%以上、熟成年数4年以上のアメリカンウイスキーは、ボトルドインボンドと呼ばれ、ボンデッドとラベル表記することでウイスキーの品質を保証していた歴史があります。
ジム・マレーのウイスキーバイブルでは、ベリー・オールド・バートン 80プルーフに90.5の評価が与えられました。
Whisky Awardsでは、エヴァンウィリアムス ブラックラベルと並んで、ベストバイウイスキーに選ばれた実績を持ちます。
古くから愛され、数々の実績を持つバーボンウイスキーです。
エヴァンウィリアムスについてはこちらの記事で紹介しています。
ベリー・オールド・バートンの種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://forwhiskeylovers.com/ja/products/very-old-barton-bourbon-80-proof-175ml
ベリー・オールド・バートン 80プルーフは、アルコール度数40%でボトル詰めされたバーボンウイスキーです。
オーク由来のウッディさが強く感じられ、トウモロコシ・小麦などの原料由来の香りがあります。
口に含むとスパイス感があり、バニラとりんごの甘み、クリーミーな口あたりが特徴です。
フィニッシュはドライで温かみのあるものとなっています。
ベリー・オールド・バートンで最初に飲むなら、ウイスキーとしてスタンダードなアルコール度数であるこちらのボトルから試してみましょう。
画像引用:https://shop.klwines.com/products/details/1473295
ベリー・オールド・バートン 100プルーフは、アルコール度数50%でボトル詰めされており、オールドボトルではボンデッド・熟成年数6年と表記されていました。
シナモンとオークのスパイシーな香り、焦がしたキャラメルの香ばしさとシロップのような甘みのある味わいがあります。
80プルーフと並び日本で流通しているベリー・オールド・バートンです。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/whiskyshop/bourbon_2023-456_r508/
ベリー・オールド・バートン 8年は、スタンダードな4年・6年熟成とは異なる8年熟成のボトルです。
日本では80プルーフ、100プルーフと並んで流通しているベリー・オールド・バートンとなっています。
熟成年数が長くより洗練された味わいを実感したい方はこちらのボトルが向いています。
ベリー・オールド・バートンのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ベリー・オールド・バートンはロックにすると、氷が溶けることで変化する味わいを楽しめます。
アルコールによる刺激も緩和されるため、非常に飲みやすいバーボンになります。
ロックまたはストレートで最初は飲んでみましょう。
ロックの美味しい作り方とポイントはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
ベリー・オールド・バートンのハイボールは渋みが出にくいことから、炭酸水で割るのもおすすめです。
オーク由来の香りをそのままに爽快感のある味わいが魅力となります。
コスパの良いハイボールの飲み方とおすすめ銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキー16選! コスパのいい飲み方も解説
ベリー・オールド・バートンは、80プルーフ、100プルーフなどアルコール度数でボトル詰めされていることが特徴の銘柄です。
日本における知名度はけっして高くありませんが、ウッディな香りが特徴の王道的なバーボンです。
本場アメリカで親しまれてきたバーボンを飲みたい方は、好きなアルコール度数のボトルから試してみましょう。