ウイスキーとオレンジジュースは相性がいい？ おすすめの飲み方を紹介

ウイスキーの持つフルーティーな風味は銘柄によってはオレンジのような柑橘系の果実と表現されることがあり、近い風味を持つオレンジジュースとの相性も良いです。

ウイスキーはアルコール度数が高いお酒であることから、オレンジジュースでアルコール度数を調整する効果も期待できます。

オレンジジュースの酸味とも相性が良いのがオレンジハイボールであり、酸味と爽快感のある味わいはウイスキーが苦手な人も飲みやすい飲み方です。

この記事では、ウイスキーとオレンジジュースの相性が良い理由を解説し、おすすめの飲み方とカクテルの作り方を紹介します。

ウイスキーとオレンジジュースの相性がいい理由

ウイスキーとオレンジジュースの相性がいい理由を2つ紹介します。

ウイスキーが持つ風味と相性がいい

ウイスキーの風味をテイスティングして表現するとき、トロピカルフルーツや柑橘系のフルーツが挙げられる銘柄もあります。

近年では、フルーティーで飲みやすいウイスキーが流行していることから、柑橘系の果実を思わせるような香りや味わいの銘柄は増えています。

そのため、ウイスキーの風味を損ねず、相性がいいことからオレンジジュースとウイスキーでカクテルを作るのはおすすめです。

ウイスキーと同じ蒸留酒であるウォッカは、オレンジジュースと混ぜることでスクリュードライバーというカクテルになります。

ウォッカはウイスキーと比較すれば無味ですっきりした風味であることから、甘みのあるオレンジジュースの味わいを引き締めてくれる魅力のあるカクテルです。

ウイスキーのオレンジジュース割りは、スクリュードライバーとは異なり、それぞれの風味が調和してお互いの風味を邪魔しない味わいになりやすいです。

アルコール度数を調整して飲みやすくしてくれる

ウイスキーはオレンジジュースに限らずジュースで割ることで、アルコール度数を調整して飲みやすくしてくれます。

アルコール度数が非常に高いお酒であるウイスキーは、ストレートで飲むのは辛いと感じる人もいるかもしれません。

オレンジジュースで割ることで甘くて飲みやすい風味に変化するだけでなく、オレンジジュースを割る量によってアルコール度数を調整することも可能です。

数あるジュースの中でも親しまれており、子どもの頃から飲んでいた人も多いオレンジジュースで割ることで、ウイスキーも飲みやすくなることでしょう。

ウイスキーのジュース割りについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーのジュース割りおすすめは？ 魅力と最適な銘柄も解説

ウイスキーのオレンジジュース割りのおすすめの飲み方と作り方

ウイスキーのオレンジジュース割りは、炭酸なしと炭酸ありで作る方法があります。

オレンジジュースと炭酸水で割ったものをオレンジハイボール（オレンジハイ）と呼びます。

ウイスキーとオレンジジュース割りのおすすめの飲み方と作り方を紹介します。

オレンジジュース割り

ウイスキーを飲みやすい味わいに変化させたい方はオレンジジュース割りを試してみましょう。

材料と作り方を以下にまとめました。

材料	量
ウイスキー	50ml
オレンジジュース	50ml
氷	グラス一杯に
カットしたオレンジ	お好み

グラスを十分に冷やしてから、氷をグラス一杯に入れることで、氷が溶けてしまいオレンジジュース割りの味わいを損ねることを防ぎます。

ウイスキーとオレンジジュースの割合は1:1としていますが、1:2や1:3でも問題はなく、自分の飲みやすい比率に調整することをおすすめしますが、ウイスキーを飲みなれていない場合は1:4で割っても問題ありません。

最後にカットしたオレンジや、オレンジピールなどを飾り付けると見栄えのいいカクテルになるので、お好みで最後の工程を加えてみてください。

オレンジハイボール（オレンジハイ）

オレンジジュースは炭酸水を加えてオレンジハイを作ることで酸味のある風味と相性がいい爽快感のある味わいになります。

炭酸が苦手な方でなければ、通常のオレンジジュース割りとともに試してみることをおすすめします。

材料	量
ウイスキー	30ml
オレンジジュース	40ml
炭酸水	100ml
氷	グラス一杯に

通常のオレンジジュース割りと同様にグラスを冷やして、氷を一杯に入れることで氷が溶けてオレンジハイの味が薄くなることを防ぎます。

分量を量って、ウイスキー、オレンジジュース、炭酸水を注げば完成です。

混ぜるときは底を軽くステアする程度にとどめ、炭酸がなくなってしまうことを防ぎましょう。

ウイスキーとオレンジジュースで作るカクテル「クロンダイク・クーラー 」

ウイスキーとオレンジジュースで作るカクテルにはクロンダイク・クーラーがあります。

クロンダイクとは1890年代にゴールドラッシュがあったカナダの地名です。

レシピによってはオレンジの皮のみを使用する場合もありますが、オレンジジュースを使用するアレンジもあるため、今回はオレンジジュースを使って材料と作り方を紹介します。

材料	量
ウイスキー	45ml
オレンジジュース	15ml
オレンジの皮	1個分
シュガーシロップ	小さじ一杯
ジンジャーエール	90ml

クロンダイク・クーラーは、オレンジハイの炭酸水をジンジャーエールにしたようなカクテルで、らせん状に剥いたオレンジの皮をグラスの中に飾り付けるのが特徴です。

ゴールドラッシュを思わせるような鮮やかな黄金色が特徴的な見栄えの良いカクテルになります。

オレンジジュースとウイスキーの組み合わせにハマったのであれば、自宅で作るか、バーなどで注文してみましょう。

まとめ

ウイスキーとオレンジジュースはお互いの風味に似ている部分があることから、相性のいい組み合わせとなっています。

通常のオレンジジュース割りだけでなく、シンプルなアレンジであればオレンジハイ、他にもクロンダイク・クーラーのようなカクテルもあるため気になるオレンジジュースの組み合わせを飲んでみましょう。

銘柄は安さを重視するならカナディアンクラブ、ハイボールやオレンジジュース割りにも適した銘柄を選ぶならティーチャーズ ハイランドクリームをおすすめします。