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- ウイスキー基礎知識
ウイスキーにヨーグルトを合わせると意外に美味しいということをご存じでしょうか?
『カルーアミルク』というリキュールと牛乳を混ぜていたり、ウイスキーにも牛乳と混ぜた『カウボーイ』というカクテルが存在します。
乳製品とお酒の組み合わせがあるならば、ヨーグルトもいけるのではないかと思いませんか?
ヨーグルトは発酵食品のため、甘酸っぱく飲みやすく、食べやすいというところもあるので、牛乳は苦手だけど、ヨーグルトは好きだという人もいるでしょう。
更に、ありがたいのが牛乳は二日酔いの予防になると聞いたことがありませんか?
牛乳に含まれるアミノ酸はアルコールの分解を助けてくれるので、2日酔い防止効果が期待できるのです。
ヨーグルトには乳酸菌も含まれていますね!
この記事のポイント
ヨーグルトは身体にいいということで各社様々な商品が販売されていますね。
特に便通改善に効くと銘売っている商品が多いですが、具体的にはどのような効能があるのか紐解いてみましょう。
飲むヨーグルトは便秘の予防や改善に効く、イコール期待できる効果としては、整腸作用が挙げらます。
暴飲暴食だけでなく、ストレスなどさまざまな要因で腸内環境というのは乱れ、肌の劣化や老化、肥満の原因にもなりかねません。
乳酸菌と体の関わりは本当にあるのか?
ブルガリアヨーグルトという名前の商品も売られているようにブルガリアではヨーグルトがよく食べられていますね。
更に、実際「ブルガリア地方で長寿の人が多い」のですが、そのことに興味を持ち、その理由を調べた研究者がいました。
それが、パスツール研究所のメチニコフ博士という研究者です。
博士はその調査研究後に、ブルガリア地方ではヨーグルトを多く食べており、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内の悪玉菌を減らすことが原因だと考えました。
そして博士は、ヨーグルトを食べることで長生きが実現する「不老長寿説」を唱えたのです。
ヨーグルトを摂取することで美肌になったり痩せやすくなったりすることもあるようですが、そのような効果も元を辿れば乳酸菌の効果が影響しているようです。
腸内環境は肌の調子にも反映されると言われており、便秘の解消で老廃物を排出すると同時に代謝もよくなるので、痩せやすい身体になれるということですね。
画像引用:Amazon.co.jp
ヨーグルトを甘酸っぱくしているのが乳酸菌ですが、酸っぱい味を作る微生物として認知されているので「乳酸菌と羽生さんをつくるもの」以上のことを考えた人は少数派かもしれません。
しかし、乳酸菌はそれのみでは生きていくことはできず、アミノ酸が必要となります。
牛乳の中にはタンパク質はたくさん含まれていますが、アミノ酸はあまり多く含まれていないのです。
ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を加えてつくった発酵食品のため、たんぱく質の一部がすでにペプチドやアミノ酸まで分解されているので消化が良いのです。
消化がいいということは体内の悪玉菌をだして善玉菌をとりいれ、身体の免疫力を上げてくれることにつながります。
風邪などのウイルスに対抗するための細胞の働きを活発化させる効果が期待できそうです。
特に最近ではR-1という飲むヨーグルトは、NK細胞などをはじめとする免疫細胞の働きを向上させることができることで人気に火がついていますね。
継続的に飲むことでインフルエンザや大病までの予防になったりすることもあるようです。
飲むヨーグルトをうまく活用すれば、長期的なメリットも得られるかもしれません。
ヨーグルトが身体を作るうえで大変優秀な食べ物だとわかったところで、ウイスキーにもとりいれてみましょう。
ワンランクアップしたおいしさのウイスキーができあがります。
5月15日は #ヨーグルトの日 だそうな!そこでやってみたぞい!
\飲むヨーグルト🧡ウイスキー/
氷を入れたグラスにウイスキー1:飲むヨーグルト4を目安に注ぐ!ガムシロップまたは砂糖を加え(←ここがポイント!)、よく混ぜて出来上がりじゃ!まろやかな酸味とウイスキーの風味がマッチするぞい! pic.twitter.com/nhhpOPoDcf
— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) May 14, 2019
ニッカウヰスキーの公式ツィッターからのレシピです。
【1】氷を入れたグラスにブラックニッカクリア1に対し飲むヨーグルト4を注ぐ
【2】ガムシロップや砂糖を加えて混ぜたら完成
お手軽価格のブラックニッカクリアがおしゃれなカクテルになりましたね。
色もとてもきれいで爽やかさを感じます。
この他にファイヤーボールという牛乳と相性のいいウイスキーにヨーグルトをいれたカクテルも美味しいのでご紹介します。
材料
手順 | ファイヤーボールとヨーグルトのレシピ |
1 | グラスにヨーグルトを入れジャムをのせる |
2 | ファイヤーボールを適量かける |
ファイヤーボールはシナモンの香りが特徴的なウイスキーでヨーグルトやジャムの酸味とぴったり合います。
分量はお好みでデザートウイスキーといった感覚で食後にいただくのがいいかもしれません。
スコッチウイスキーでお馴染みのスコットランドで愛されている伝統的な大人のデザート、『クラナカン』をご紹介しましょう。
材料は二人分です。
材料
手順 | クラナカンのレシピ |
1 | オートミールはフライパンできつね色になるまで炒って冷ます。 |
2 | もったりするまで泡立てたクリームにウイスキーと蜂蜜とヨーグルトを加えてよく混ぜる。 |
3 | オートミールを小匙1だけ残してクリームに混ぜ、グラスにフルーツ(これも一部飾り用に残す)とクリームを層状に積む。 |
4 | 残りのオートミールとフルーツを飾る。 甘さが足りない場合は頂く際に蜂蜜をかけます。 |
※オートミールを炒る時は焦げ付かないようにテフロン加工のフライパンで調理しましょう。
「ウイスキーを片手にタンドリーチキンで乾杯!」
は最高ですね!
本場のタンドリーチキンとはプレーンヨーグルトをベースに十数種類の香辛料を加えた漬け汁に、塩をすり込んだ鶏肉を15時間ほど漬け込み、タンドゥールと呼ばれる窯で焼いたものです。
中までしっかり香辛料の風味がついているため、その香りと、スパイシーな刺激が食欲をそそります。
香辛料やヨーグルトの種類、漬け込む時間などによってタンドリーチキンの味も変わってきますが、ヨーグルトの酸味がしっかり効いているものには、スペイサイドあたりのシングルモルトがよく合います。
ヨーグルトとウイスキーいづれも対局にありますが、一手間加えることで美味しいコラボレーションが生まれますね。
ヨーグルトは身体にいいので、普段ヨーグルトを食べる機会がないという人もウイスキーとなら摂取できるといったこともあるのではないでしょうか。
是非、実践してみてください。