アルマニャックのおすすめ銘柄は? コニャックとの違い、美味しい飲み方を解説
- ウイスキー基礎知識
1,000円台で購入できるウイスキーは、普段飲みのウイスキーに適しており、ウイスキーを初めて飲む方も気軽に購入しやすい商品となっています。
しかし、1,000円台で購入できるウイスキーの種類は多く、広く一般的にコンビニエンスストア・スーパーマーケットで販売されているため、どれを買えばいいのか迷う方もいることでしょう。
ウイスキーには、製造地ごとに種類が分かれており、それぞれ特徴が異なるため、スコッチ・ジャパニーズ・アメリカンなど種類を理解しながら選ぶと自分にあったウイスキーを見つけやすいです。
この記事では、1,000円台で購入できるウイスキーを種類別に12銘柄紹介し、おすすめの飲み方も解説します。
世界五大ウイスキーを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
世界の五大ウイスキー!産地によって香りや味に違いが出る理由とは?
この記事のポイント
スコッチウイスキーはウイスキーの本場ともいえるスコットランドで製造されるウイスキーであり、種類も非常に多いです。
1,000円台で購入できるおすすめのスコッチウイスキーを5種類紹介します。
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/products/0000000039/0000000126.html
バランタイン ファイネストは、バランタインのスタンダードボトルであり、広く取り扱われており、スコッチの特徴がわかることからウイスキー初心者の方におすすめの銘柄です。
バニラやハチミツの甘さだけでなく、酸味や苦みも感じられるバランスのよい味わいに、なめらかで飲みやすい口あたりが特徴です。
ウイスキーの本場であるスコッチウイスキーから低価格の銘柄を選ぶなら、バランタインから選ぶと満足しやすいといえるでしょう。
バランタインの種類やおすすめは?味の特徴や飲み方についても解説
画像引用:https://www.johnniewalker.com/ja-jp/our-whisky/
ジョニーウォーカー レッドラベルは、世界的に売り上げがトップクラスのスコッチウイスキーであり、知名度の高さと確かな品質を兼ね揃えています。
スコッチウイスキーの特徴でもある燻製のようなスモーキーな香りが感じられ、青りんごのようなフルーティーな味わいが楽しめます。
一般的にはジョニ赤の愛称で親しまれている銘柄であり、販売の実績を重視する人とスコッチの特徴を味わえる銘柄を求めている方におすすめです。
画像引用:https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=6056
ホワイトホース ファインオールドは、スコッチウイスキーの特徴であるスモーク香に力を入れた低価格で購入できるウイスキーです。
スモーク香はブレンデッドウイスキーの中では強く、フルーティーでナッティな味わいと潮気のある風味が楽しめます。
高価格のシングルモルトなどの購入を考えており、低価格で本場のスコッチウイスキーらしい風味を味わいたい方におすすめです。
画像引用:https://www.dewars-jp.com/lineup.html
デュワーズ ホワイトラベルは、スコッチウイスキーのなかでも歴史が長く、主にアメリカ市場で人気を博した銘柄です。
華やかな香りと、濃厚な甘みが特徴的であり、驚くほど滑らかで飲みやすくなっています。
ハイボールという飲み方の生みの親ともいわれており、ハイボールで楽しむ普段飲みのウイスキーとしてもおすすめです。
画像引用:https://www.cutty-sark.com/our-whisky/whisky-cutty/index.html
カティサーク オリジナルは、あの高級銘柄のマッカランがキーモルトに使用されていながらも、低価格で購入できるブレンデッドウイスキーです。
全体的にすっきりした味わいと飲み口が特徴的であり、柑橘系のフルーツの甘みと酸味が感じられます。
マッカランが使用されたすっきりとした飲み口で、カクテルに使用するなどの飲み方の選択肢も広い独自の魅力を持つスコッチです。
ジャパニーズウイスキー(※1)は、日本で作られたウイスキーであり、日本人の口にあいやすいウイスキーが低価格で販売されています。
1,000円台で購入できるおすすめのジャパニーズウイスキーを3種類紹介します。
(※1)ここで紹介するジャパニーズウイスキーは日本で製造・販売されているウイスキーを指し、日本洋酒酒造組合が制定したジャパニーズウイスキーの表示に関する自主基準を満たす銘柄ではありません。日本洋酒酒造組合の制定するジャパニーズウイスキーの定義は下記の記事で紹介しています。
「ジャパニーズウイスキー」の定義とは?
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777284289/
サントリー 角瓶は、亀甲模様の角ばったデザインのボトルであることから角瓶と呼ばれている、サントリーのウイスキーです。
甘みのある香りとコクのある味わいは、ハイボールにするのに向いており、安価で購入できることからゴクゴク飲みやすい銘柄です。
ウイスキーを知らない方でも一度は見たことがあるボトルデザインとなっているため、購入のしやすさからもおすすめといえるでしょう。
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/nikkablended/blacknikka/blacknikka.html
ブラックニッカ クリアは、ニッカウイスキーが販売するその名のとおり、クリアですっきりとした味わいが特徴の銘柄です。
スコッチ特有のスモーク香は苦手な方も多いですが、ブラックニッカはスモークの香りがしない原料を使用し、クセのない味わいを実現しています。
日本人の口にあうように造られたシンプルな味わいのウイスキーが飲みたい方に向いています。
画像引用:https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=6485
キリンウイスキー陸は、キリンビールから2020年に販売されるようになって低価格で購入できるウイスキーです。
ハイボールで飲むことを前提に味わいを調整しており、フルーティーな香りとスムースな口あたりが特徴になります。
入手しやすい国産ウイスキーで4,000mlの大容量でも販売していることから、ハイボール用の普段飲みのウイスキーを求めている方に向いています。
アメリカンウイスキーは、スコッチ・ジャパニーズに並ぶ人気を持つウイスキーの種類ではありますが、1,000円台で購入できる銘柄は少なくなっています。
1,000円台で購入できるおすすめのアメリカンウイスキーを2つ紹介します。
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/products/0000000071/0000003190.html
ジムビーム ホワイトは、ホワイトの名のとおり白いラベルが特徴的な、ジムビームのレギュラーボトルであり、アメリカンウイスキーでもトップクラスの販売総数を誇ります。
バーボンウイスキーらしいバニラの甘い風味が目立つ銘柄であり、ハイボールだけでなくコーラなどのジュースで割ることも推奨されています。
自由な飲み方で飲める飲みやすいウイスキーであるため、普段飲みのウイスキーにも適しています。
画像引用:https://www.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/fourroses/products/
フォアローゼズ イエローラベルは、ラベルデザインのおしゃれな薔薇が特徴のバーボンウイスキーです。
華やかな香りが特徴的であり、フルーティーな味わいと滑らかな口あたりから飲みやすくなっています。
香りが優れているウイスキーであるため、ロックなど香りを楽しむ飲み方で飲むのもおすすめです。
アイリッシュウイスキーとカナディアンウイスキーは、1,000円台で飲めるという条件で絞り込むと選択肢が非常に狭いウイスキーとなっています。
1,000円台で購入できるおすすめのアイリッシュウイスキー・カナディアンウイスキーをそれぞれ1種類ずつ紹介します。
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/irish/bushmills/bushmills.html
ブッシュミルズは、世界最古の歴史を持つウイスキーであり、低価格で購入できるアイリッシュウイスキーとなっています。
バニラの香りとシトラスのすっきりとした味わい、スムースな舌触りから、アイリッシュウイスキーらしい飲みやすい味わいです。
ロックはもちろん、ハイボールや水割りでも味わいが崩れることがない、しっかりとした風味を持っているコストパフォーマンが高い銘柄です。
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/canadianclub/products/
カナディアンクラブ(C.C.)は、五大ウイスキーのなかでは種類の少ないカナディアンウイスキーのなかでも低価格で購入できる銘柄となっています。
キャラメルのような香ばしい甘い香りに、すっきりとした味わいが楽しめます。
ハイボールを含めたカクテルにもしやすいウイスキーとなっており、飲み方の選択肢は広いといえるでしょう。
カナディアンクラブ(C.C.)の種類と味わい、おすすめの飲み方
1,000円台で購入できるウイスキーのおすすめの飲み方を紹介します。
1,000円台で購入できるウイスキーの多くは、ハイボールにすることでウイスキーを飲みなれていない方も美味しく飲むことができます。
ハイボールはウイスキーを炭酸水で割る飲み方であり、アレンジとしてコーラやサイダーなどのジュースで割ることも可能です。
ウイスキーと水の割合は1:3や、ゴクゴクと飲めるように飲みやすくするなら1:4で割るのも良いでしょう。
ハイボールはウイスキーを大量に使うため、高価格のウイスキーではもったいないという声が上がることもありますが、1,000円台の低価格で購入できるウイスキーであれば気にせず飲むことができます。
ロックはウイスキーを氷で冷やす飲み方であり、香りが立ちやすく、氷が溶けることで変化する味わいが楽しめます。
1,000円台のウイスキーのなかには香りが優れている銘柄もあるため、ロックにすることで香りを味わうことも可能です。
ゆっくり飲むことで氷が溶けるとウイスキーの味わいが変化するため、時間に縛られず飲酒を楽しめるときに試したいところです。
銘柄によっては不快に感じる香りが強調されることもあれば、口に含んだときのアルコール感が気になる場合もあるため、1,000円台のウイスキーで試すなら銘柄を選ぶ必要があります。
1,000円台の低価格で購入できるウイスキーのなかにもストレートで飲んで美味しい銘柄が一定数存在します。
ウイスキー初心者の方はアルコール感がキツく感じる場合が多いため、ストレートで飲むウイスキーを探すなら低価格のウイスキーから無理をして選ぶ必要はありません。
また、ストレートで飲む場合は舌を麻痺させないために、水や炭酸水などウイスキーを後を追うように飲むチェイサーの用意を忘れないようにしましょう。
基本的にはハイボールで飲む銘柄であっても、一度はストレートで試すように飲んでみると、ウイスキーが持つ香りや風味がわかりやすくなります。
1,000円台で購入できるウイスキーを紹介しましたが、どの銘柄も入手難易度が低く、手軽に購入できるボトルとなっています。
飲み方は基本的には普段飲みに適したハイボールがおすすめになりますが、自分の好みで他の飲み方を選んだり、カクテルの材料にするのも良いでしょう。
身近なコンビニエンスストアやスーパーマーケット、酒店などに足を運び、まずはどのようなウイスキーが売っているのか見てみることから始めてください。
2,000円台で購入できるウイスキーはこちらの記事で紹介しています。