アルマニャックのおすすめ銘柄は? コニャックとの違い、美味しい飲み方を解説
- ウイスキー基礎知識
2,000円台のウイスキーは、1,000円台のウイスキーよりもワンランク上のボトルを購入しやすくなります。
普段飲みのウイスキーにも品質を求めたい方や、今1,000円台で購入している銘柄よりも美味しいウイスキーを飲みたい方におすすめです。
高い品質のウイスキーを求めるなら、一般的には5,000円程度出す必要があると考えている方も多いかもしれませんが、2,000円台のウイスキーのなかにも高価格の銘柄と比較して引けを取らない品質を持ったコストパフォーマンスの高い銘柄も存在します。
この記事では、2,000円台で購入できるウイスキーを紹介し、おすすめの飲み方も解説します。
1,000円台で購入できるウイスキーについてはこちらの記事をチェックしてください。
1,000円台で購入できるウイスキー12選! おすすめの飲み方も紹介
この記事のポイント
2,000円台で購入できるおすすめのスコッチウイスキーを5つ紹介します。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/5000299628713/
バランタイン 10年は、スタンダードボトルであるファイネストのワンランク上となる熟成年数が表記されたバランタインです。
甘く華やかな香りが特徴的であり、複雑でありながらバランスのいいフレーバーとクリーミーな口あたりが楽しめます。
いつものバランタインよりも豪華なボトルが飲みたいと考えるなら、10年物のバランタインを探してみましょう。
バランタインの種類やおすすめは?味の特徴や飲み方についても解説
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年は、スタンダードボトルであるジョニ赤のワンランク上のボトルで、ジョニ黒の愛称で親しまれている銘柄です。
ジョニ赤と比較して飲みにくいと感じられるアルコール感の強さや苦みが緩和されていながらも、スコッチの特徴であるスモーキーさはしっかりと感じられる銘柄です。
フルーティーで甘く味わいやすい銘柄となっているため、ジョニ赤よりも高い品質を求めたい方はこちらのボトルを購入しましょう。
画像引用:https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=6296
ホワイトホース 12年は、日本市場に向けて造られたホワイトホースの12年物です。
日本人の好みにあうようにファインオールドで感じられるスモーク香は抑えられており、穏やかな印象とまろやかな甘みが感じられる銘柄となっています。
スコッチウイスキーのなかでも日本人向けに調整された銘柄を飲んでみたい方は、こちらを選んでみましょう。
画像引用:https://www.dewars-jp.com/lineup.html
デュワーズ 12年は、アバフェルディの原酒を中心に12年以上熟成されたスコッチウイスキーを使用しています。
熟したブドウと柑橘系のフルーティーな味わいが特徴であり、クセが少なく非常に飲みやすい銘柄となっています。
デュワーズはハイボールの生みの親とも呼ばれている銘柄ですが、ストレートでも飲みやすいほど滑らかな味わいです。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/liquor-shop-sonoma/10000074/
ザ・フェイマスグラウス ファイネストは、人気のシングルモルトであるマッカランとハイランドパークの原酒が使用された銘柄です。
シェリー樽由来の甘い香りに、フルーティーさとナッティさが感じられるバランスの取れた風味となっています。
シェリー樽熟成のウイスキーのこだわりたい方や、マッカラン・ハイランドパークが好きな方におすすめの銘柄です。
フェイマスグラウス(ネイキッドグラウス)特徴とは?種類や味わい、おすすめの飲み方など
2,000円台で購入できるおすすめのジャパニーズウイスキー(※1)を紹介します。
(※1)ここで紹介するジャパニーズウイスキーは日本で製造・販売されているウイスキーを指し、日本洋酒酒造組合が制定したジャパニーズウイスキーの表示に関する自主基準を満たす銘柄ではありません。日本洋酒酒造組合の制定するジャパニーズウイスキーの定義は下記の記事で紹介しています。
「ジャパニーズウイスキー」の定義とは?
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777188198/
サントリー スペシャルリザーブは、サントリーの創業70周年を記念して発売された、白州蒸溜所の原酒を使用したボトルです。
青リンゴと洋ナシのようなフレッシュですっきりとした香りが感じられ、まろやかな甘みがあることが特徴になります。
ボトルの高級感と比較すると低価格で購入しやすい銘柄であり、値段以上の価値が期待できます。
サントリー スペシャルリザーブの種類と味わい、おすすめの飲み方
画像引用:https://www.nikka.com/products/blended/super_nikka/
スーパーニッカは、ニッカウイスキーが製造する特徴的なボトルデザインのブレンデッドウイスキーです。
軽いスモーク香と、コクのある甘い風味が特徴的であり、水割りなどにすれば食中酒にもなります。
スーパーニッカはかつて放送された連続テレビ小説「マッサン」で知られる竹鶴政孝とリタの絆を象徴する銘柄でもあり、竹鶴氏がリタへの哀悼を込めて作った特別なボトルです。
2,000円台で購入できるおすすめのアイリッシュウイスキーを3種類紹介します。
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/buskerirish/
バスカーは、ロイヤルオーク蒸溜所で製造される、SNSを中心に人気を集めているコストパフォーマンスの高いアイリッシュウイスキーの銘柄です。
トロピカルフルーツのような甘い香りとなめらかな口あたりが特徴的であり、ハイボールやジュース割りで飲んで美味しい銘柄として話題になっています。
ウイスキー初心者の方も気軽に飲みやすく、アイリッシュウイスキーの新たな定番になる可能性もある銘柄です。
画像引用:https://www.jamesonwhiskey.com/ja-jp/our-whiskey/
ジェムソン スタンダードは、アイリッシュウイスキーの定番ともいえる知名度の高い銘柄です。
フローラルでアロマが香り、シェリー樽由来の甘味とナッツの香ばしさ、オイリーな口あたりが特徴になります。
2,000円の予算があれば代表的なジェムソンをはじめとするアイリッシュウイスキーの選択肢が大きく広がります。
画像引用:https://www.tullamoredew.com/en-us/our-whiskey-range/tullamore-original/
タラモアデューは、日本ではサントリーが販売しているアイリッシュウイスキーの入門酒と呼ばれることもある銘柄です。
フルーティーな香りが特徴的であり、ボディのしっかりとした味わいとなっており、飲みごたえがあります。
ストレートでも飲みにくさを感じるクセが少ないため、アイリッシュウイスキーのなかでもウイスキー初心者向けといわれています。
2,000円台で購入できるおすすめのアメリカンウイスキーとカナディアンウイスキーを3種類紹介します。
画像引用:https://sp.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/tennessee/jackdaniels/
ジャックダニエル ブラックは、アメリカンウイスキーを代表する銘柄ではありますが、バーボンウイスキーではなくテネシーウイスキーに分類されます。
キャラメルの香ばしい香りとメープルシロップのような甘みのある味わいが特徴であり、スパイシーさが感じられます。
アメリカンウイスキーのなかでも非常に飲みやすい銘柄として人気の高いボトルです。
画像引用:https://www.wildturkey.jp/our-products/
ワイルドターキー スタンダードは、バーボンウイスキーの代表銘柄ともいえるワイルドターキーのスタンダードボトルです。
パンチの強いバニラの香りが感じられ、スパイシーな味わいが広がる、力強いバーボンを象徴する銘柄になります。
クセの強さはありますが、バーボンウイスキー好きの方であれば、コストパフォーマンスの良い銘柄といえます。
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/canadianclub/products/
カナディアンクラブ クラシック 12年は、カナディアンクラブを12年間熟成させたカナディアンウイスキーです。
ハイボールやカクテル向けであったスタンダードボトルとは異なり、スムースな口あたりとクリーミーな味わいに、フレーバーがより複雑になったことから、ストレートでも味わいやすくなりました。
カナディアンウイスキーでワンランク上のボトルを試すなら、こちらの銘柄を購入してみましょう。
カナディアンクラブ(C.C.)の種類と味わい、おすすめの飲み方
2,000円台で購入できるウイスキーのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2,000円台で購入できるウイスキーでは、1,000円台のウイスキーと比較してワンランク上のハイボールが楽しめます。
ハイボールもウイスキーの質にこだわることで、晩酌がより充実することでしょう。
ストレートでも飲みやすい銘柄もあれば、好みが分かれる銘柄も2,000円台のウイスキーは多いため、飲みにくいと感じた場合はハイボールを試すと飲みやすくなります。
2,000円台のウイスキーをロックにすることで、より香りを堪能することができます。
香りも1,000円台と比較してワンランク上となっている銘柄も多いため、ロックにして香りを楽しんでから飲むのもおすすめです。
また、時間が経過して氷が溶けると、ウイスキーの味わいが変化するため、味わいの変化を楽しむ飲み方でもあります。
2,000円台のウイスキーは、5,000円程度の予算が必要になる高品質なウイスキーと比較しても、ストレートで味わった時に品質の高さを感じる銘柄もあります。
この価格帯のウイスキーを飲むなら、ハイボール用のウイスキーとして購入したとしても、最初はストレートで飲んでみることをおすすめします。
水や炭酸水などのチェイサーを忘れずに、ストレートでウイスキーを味わってみましょう。
2,000円台で購入できるおすすめのウイスキーの種類を紹介しましたが、興味のある銘柄は見つけられたでしょうか。
決まらない場合は、すでに飲んでいる好きなウイスキーの上位となるボトルから選ぶとワンランク上の銘柄に出会いやすいです。
王道のスコッチウイスキー、日本の好みにあいやすいジャパニーズウイスキーに加えて、近年ではアイリッシュウイスキーも人気を集めているため、いつもとは違う2,000円台のウイスキーを購入してみましょう。
プレゼントにも適した5,000円前後のウイスキーはこちらの記事で紹介しています。