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ウイスキー樽のオーナーになる方法と3つのメリットをご紹介

2021.08.29 / 最終更新日:2023.02.19

ウイスキー樽のオーナーは数多くのウイスキー愛好家が夢に見る立場ではないでしょうか。

自分が所有する樽を持つことでさまざまなメリットを享受することができます。

しかし、選ばれた人しかオーナーになれないと考えている方や、お金がかかると考え諦めている方もいるかもしれません。

ウイスキー樽のオーナーは誰でもなることが可能であり、方法によっては数万円程度でオーナーになることができます。

この記事ではウイスキー樽のオーナーになる方法とオーナーになるメリットを紹介します。

この記事のポイント

  • ウイスキー樽のオーナーになるための方法を紹介
  • 投資を目的にウイスキー樽のオーナーになる恩恵も含めてメリットを解説

ウイスキー樽のオーナーになる方法

ウイスキー樽のオーナーになる方法は大きく分けて2つあります。

  • 樽を購入する
  • 複数の人と権利を共有する

それぞれ詳しく解説します。

樽を購入する

蒸留したウイスキーは樽(カスク)に詰められ、長い熟成を経てボトル詰めをされます。

ボトル詰めされた状態ではなく、樽で熟成途中のウイスキーも購入することが可能です。

当社が運営するウイスキーカスク投資の専門サイト「カスクインベストメント」では、カスクを安心安全に保管している樽の管理会社と契約し、多くのウイスキー樽を取り扱っています。

また、ウイスキー樽市場は個人の愛好家や投資家、ボトラーズと呼ばれる独立瓶詰業者などの法人も購入する商品であるため多くの需要がある市場です。

売却したくなった場合も流動性が高いので、1ヶ月~3ヶ月程度で売却できます。

樽を購入すれば所有権を得ることができるので、ウイスキー樽のオーナーになることが可能です

複数の人と権利を共有する

カスクを購入する方法以外では、蒸留所が募集するウイスキー樽のオーナー募集に参加することが挙げられます。

対象となるウイスキー樽に対して複数のオーナーを募集し、一口数万円単位で募集をおこなうのが一般的です。

仮に1つのウイスキー樽の価値が1,000万円であっても、200人(200口)募集すれば1人(1口)当たりが負担する価格は5万円になります。

上記のようなシステムは蒸留所の資金調達の手段となっているので、複数人のオーナー募集はウイスキーのクラウドファンディングともいえるでしょう

蒸留所がオーナー募集をするウイスキー樽は事前に熟成期間が決まっており、熟成が完了したウイスキーをオーナー1人1人が購入した口数に基づいてボトル詰めして発送してくれます。

ウイスキー樽のオーナーになるメリット


ウイスキー樽のオーナーになる方法については理解していただけたかと思いますが、具体的にオーナーになるメリットは3つあります。

  • ウイスキー樽投資家になれる
  • 所有した樽をボトル詰めして飲める
  • 相続税対策になる

それぞれ詳しく解説します。

ウイスキー樽投資家になれる

ウイスキー樽は熟成途中のウイスキーを購入することから、熟成期間によって価値が上昇することが期待できるため投資の対象にもなります。

投資をするためにはウイスキー樽のオーナーになる必要があるので、投資目的でオーナーになる方が海外では増えています。

ウイスキー樽投資が注目されている理由は、株式などの証券と価格が連動しにくい独立した価値を持つ資産であることと、10年以上の熟成による価値の上昇が期待されるため長期投資に適していることが挙げられます

複数の人と権利を共有するクラウドファンディング形式では、樽自体の売買ができないので樽を購入することが前提です。

オーナーになるための最低購入額とウイスキー樽投資の最低投資額は一致しませんが、樽を購入できる資金があり、オーナーになることを検討している方はウイスキー投資はメリットの大きい投資方法といえます。

ウイスキー投資について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

今ウイスキー投資がおすすめである3つの理由と投資のやり方について

所有した樽をボトル詰めして飲める

ウイスキー樽を所有して、十分な熟成期間を経た後にボトル詰めして飲むオーナー特有の楽しみ方もできます。

購入した樽は管理を委託できますが、ボトル詰めに関しても委託できるのでボトルの状態で発送してもらえます

自身が所有した樽で熟成させたウイスキーを飲むことは、多くのウイスキー愛好家の夢ともいえる究極の楽しみ方です。

相続税対策として活用

オーナーとなっているウイスキー樽を相続する場合は、売買実例価額精通者意見価格を参考にして、相続税の評価額が決まります。そのため、投資商品としての市場の売買価格よりも、低い相続評価額で評価された場合は、相続税対策に活用することも可能です

もちろん、売買価格よりも高く評価される場合もあるかもしれませんが、ケースとしては非常に稀かと予想されます。将来的に、税制が変わることで評価額の算出方法が改定されることがあるかもしれませんが、有形資産は世界的にも多くの地域で高い税効果があるため、長い間投資家に好まれ続けています。

また、ウイスキー樽投資は仮想通貨やFXのような短期的に利益を得る投資とは異なる部分や、株式市場の暴落などの外部の要因から価値が下がりにくく、長期保有することが価値の上昇が見込めることから、長期的な視点で利益を得る方法かつ資産を防衛する手段として近年注目されています。

ウイスキー樽のオーナーになるにはいくら必要?


ウイスキー樽のオーナーになる最低金額は、複数人で権利を共有する形式では数万円があればオーナーになることができます。

樽ごと購入するだけでなく、クラウドファンディング形式でオーナーになることができるようになったので、オーナーになる敷居は低くなったといえるでしょう。

ただし、クラウドファンディング形式は募集人数や口数を決めているため、人気の蒸留所が募集するウイスキー樽はすぐに募集枠が埋まってしまいオーナーになることができない可能性があります

ウイスキー樽のオーナーになる目的が投資である場合や、ある程度の資金がある方は権利の制限がなく確実にオーナーになれる樽を購入する方法が有効です。

具体的なウイスキー樽を購入する資金についてですが、当社が運営する「カスクインベストメント」では人気銘柄も含めて50万円から購入できる樽を取り扱っています。

具体的に取り扱っている銘柄はマッカラン、カリラ、ボウモア、ハイランドパーク、グレンリベット、タリスカーなどの人気のスコッチウイスキーに加えて、日本国内では入手困難である希少なウイスキーも

また、5,000万円~1億円の価値がある高級ウイスキー樽も販売しているため、オーナーのさまざまなニーズに答えられます。

オーナーになる方法によっていくら必要になるかは異なるので、自身の目的や余裕資金に合わせて方法を決めるのがおすすめです

ウイスキー樽投資においてオーナーが得られる恩恵


最後にウイスキー樽投資を目的にオーナーになる場合の恩恵について解説していきます。

ウイスキー樽投資の平均リターンは年間約12.4%といわれており、長期的な成長性が高い資産であるといえます。

スコットランド全体のウイスキー蒸留所の成長率も年間約12.76%であり、ウイスキー市場も今後の成長が期待できるといえるでしょう。

また、オーナーになった場合は所有権証明書が発行されます。下記の書類はイギリス政府によって送られる実際の書類です。

このように政府から承認された所有権証明書が郵送されるので、海外のウイスキー樽を保有する場合でも安心してオーナーになれる仕組みが出来上がっています。

オーナーになりウイスキー樽を保有すれば、長期的かつ安全な投資先として利用することが可能です

ウイスキー樽投資を目的としたオーナーになることに興味を持った方は、カスク投資の詳しい仕組みや保管方法について解説した下記の記事もチェックしてください。

ウイスキーカスク投資の仕組みから保管方法までを解説

まとめ

ウイスキー樽のオーナーは特別な人しかなれないものではなく、誰でもオーナーになることが可能です。

オーナーになる方法や、メリットはさまざまあるので、自身の目的に合わせてウイスキー樽の所有を検討してみましょう。

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