アルマニャックのおすすめ銘柄は? コニャックとの違い、美味しい飲み方を解説
- ウイスキー基礎知識
お酒をサイダーで割る飲み方をサイダー割りといいますが、ウイスキーとサイダーの相性がいいのか気になる方もいることでしょう。
サイダー割りは、コーラ割りやジンジャエール割りと同様に炭酸飲料のジュースでお酒を割る飲み方であり、初心者でもウイスキーを飲みやすくする方法です。
砂糖や甘味料などが入っていない純粋な炭酸水で割ったハイボールもウイスキーを飲みやすくする代表的な方法であると知られているため、サイダー割りもウイスキーをより飲みやすくする方法であることがわかるでしょう。
この記事では、ウイスキーとサイダーの相性について解説し、サイダー割りにおすすめの銘柄も紹介します。
この記事のポイント
ウイスキーを炭酸水で割る飲み方はハイボールであり、ウイスキーの風味に炭酸の爽快感が加わる日本で人気の飲み方として知られています。
サイダーは、炭酸水に砂糖液・香料・クエン酸を加えた清涼飲料水であり、ウイスキーのサイダー割りでは炭酸の爽快感に加えてサイダーが持つ甘みや酸味が味わえるのが特徴です。
そのため、クセが少なく飲みやすい味わいのウイスキーであれば、サイダーの風味が加わり美味しく飲みやすくなります。
一方で、ハイボール以上にウイスキー自体の風味を損なうことになるため、クセが強く個性的なウイスキーや長期熟成のウイスキーを飲むときは避けるほうが良いでしょう。
銘柄によって相性は異なるところですが、普段飲みのウイスキーとサイダーをあわせるのがおすすめであり、ハイボールと同様に炭酸水とウイスキーは相性がいい組み合わせといえるでしょう。
サイダー割りとハイボールの違いがわからない方もいるかもしれませんが、ハイボールの定義自体が明確ではないため、広義的に解釈すれば同一です。
ハイボールの定義は、ウイスキーをソーダ水で割ったものですが、トニックウォーターやサイダーなどの炭酸飲料も広い意味では含まれるからです。
区別するのであれば炭酸水の性質であり、一般的にハイボールに使用される炭酸水は砂糖や甘味料などを使用していないものです。
糖質が非常に低い場合や含まれていない場合が多く、このような炭酸水はお酒のソーダ割りに使用されてきました。
近年では単体でもダイエットなどで飲まれることもある、砂糖や甘味料で味付けされていない商品がハイボールで使用される炭酸水に該当します。
一方で、サイダーは砂糖・甘味料が加えられており、糖質も含まれている単体で飲んでも甘さが感じられる炭酸水です。
炭酸水の違いから、ハイボールとサイダー割りには以下のような違いがあることがわかります。
名称 | 砂糖・甘味料 | 糖質 |
ハイボール | 含まれない | ほとんどない |
サイダー割り | 含まれている | あり |
ただし、ウイスキーそのものには糖質は含まれていないため、割り方にもよりますが、糖質を気にする方もサイダーでウイスキーを割ることで過剰摂取にはなりにくいです。
例外的にサイダーでも糖質やカロリーがゼロとなっている商品もあるため、特定の商品を割り材にする場合はサイダー割りでも糖質はゼロになります。
甘みや酸味で味付けされていることから、サイダー割りのほうがウイスキーを飲みなれていない方にも飲みやすくなります。
一方で、ハイボールのほうがウイスキーが持つ風味を味わいやすく、糖質を摂取しにくい飲み方です。
ウイスキーの糖質に関して気になる方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーの糖質やプリン体、アルコールのカロリーはどのくらい?
ウイスキーのサイダー割りにおすすめの銘柄を3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/products/0000000039/0000000126.html
ウイスキーのサイダー割りに適した銘柄は、コンビニ・スーパーマーケットでも低価格で購入できるブレンデッドウイスキーが良いでしょう。
スコッチウイスキーでは、クセが少なく飲みやすいバランスのいい味わいでコストパフォーマンスも良いバランタイン ファイネストがおすすめです。
サイダー割りにすることで、バランタインはより甘くて飲みやすい味わいに変化し、ウイスキーを飲みなれていない方でもゴクゴク飲めるようになります。
バランタインはバランスの良さが魅力であり、サイダー割りを試した後に、ハイボールなどのほかの飲み方を試しても美味しく飲むことが可能です。
サイダー割りを含めてさまざまな飲み方でウイスキーを飲むなら、バランタインから購入するのが良いでしょう。
バランタインの種類やおすすめは?味の特徴や飲み方についても解説
画像引用:https://sp.asahibeer.co.jp/products/detail.psp.html?SITE=whisky_brandy&CATEGORY=tennessee&BRAND=jackdaniels&ID=44938
カクテルやジュース割などに適したウイスキーでは、アメリカンウイスキーのジャックダニエル ブラック(Old No.7)が知名度も高く入手しやすいといえるでしょう。
ジャックコークと呼ばれるコーラ割りの缶カクテルが発売されており、炭酸水とカクテルを作るにあたって最適なウイスキーといえます。
甘い香りとまろやかな口当たりが特徴のウイスキーであり、ジャックダニエルもさまざまな飲み方で満足できるウイスキーといえるでしょう。
カクテルを含めて自由な飲み方でウイスキーを飲みたい方におすすめの銘柄です。
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/nikkablended/blacknikka/
日本のウイスキーでサイダー割りを作りたい方は、アサヒビールも推奨しているブラックニッカ クリアのサイダー割りがおすすめです。
日本人の万人に受けるように考えられて造られたブラックニッカはクセが少なく飲みやすいため、サイダー割りに適しています。
すっきりとした飲み口であるため、サイダーとの相性も良いといえるでしょう。
割り材となるサイダーも日本で手軽に購入できるため、日本のウイスキーと合わせて飲むのもおすすめです。
ウイスキーのおいしいサイダー割りの作り方について、レシピと手順を紹介します。
材料 | 分量 |
ウイスキー | 30ml |
サイダー | 150ml |
レモンスライス | お好み |
作り方
ウイスキーとサイダーの分量は1:5で作っており、お好みで1:4や1:3に調整しても良いでしょう。
サイダー割りに限らずウイスキーでカクテルを作る際は、よくかき混ぜるのではなく、軽く2~3回ほどかき混ぜるのが基本です。
最後に見た目を意識して、レモンスライスなどを飾り付けます。
ご自宅でも簡単に作れるカクテルとなっているため、挑戦してみましょう。
ウイスキーとサイダーは相性のいい組み合わせであり、気軽に購入できるブレンデッドウイスキーを中心に試すことをおすすめします。
サイダー割りはウイスキーとサイダーさえあれば簡単に作れるため、ウイスキーを初めて飲む方でも簡単に実践できます。
まだ、ウイスキーのサイダー割りを試したことがない方は、この機会に試してみましょう。