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- ウイスキー基礎知識
ウイスキーは選び方や飲み方を間違えない限りはコスパのいいお酒であり、ビール・日本酒・ワインなどのほかのお酒をメインに飲んでいる方で、より晩酌を節約したいならウイスキーに変えるのもおすすめです。
高級な印象や渋い大人が飲む印象から、安いイメージやコスパの良さを感じにくいかもしれませんが、銘柄を選んで購入すれば缶ビールを毎日1本購入して飲むよりも節約できる可能性があります。
また、ウイスキーは多様な飲み方がありますが、代表的な飲み方の多くはコストをかけることなく飲み方を変えられるため、飽きが来ないこともコスパを考えて晩酌を楽しむうえでのメリットといえるでしょう。
この記事では、ウイスキーがコスパのいいお酒である理由を解説し、おすすめの銘柄を紹介します。
この記事のポイント
ウイスキーがコスパのいいお酒である理由は3つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ウイスキーの値段について、まだ購入したことがない方はどれくらいの相場で購入できるのが疑問に思う方もいるかもしれません。
高級ウイスキーであれば1万円を超えることもあり、より希少性が高ければ10万円、100万円以上と青天井のように価格が上昇する銘柄があるのは事実です。
しかし、低価格で購入できるウイスキーは、700ml程度の容量で1,000円程度の相場から手ごろな価格で購入できます。
ウイスキーをまだ購入したことがない方も、試しに飲んでみるうえでも手が出しやすい価格となっているため、日常的に購入するようになってもコストはかかりにくいといえるでしょう。
1,000円台で購入できる低価格のウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
1,000円台で購入できるウイスキー12選! おすすめの飲み方も紹介
個人的に楽しむ1回の晩酌を考えたときに1,000円は高いと考える方もいるかもしれませんが、ウイスキーは700mlの容量があるため、多くの方は飲み終わったらキャップを締めて翌日に飲むために保管します。
1回の飲酒量は人によって異なりますが、ウイスキーの適量は厚生労働省の適切なアルコール量を参考にすると1日に60mlといわれているため、毎日60ml飲むとすれば約11日分飲めることになります。
1,000円で700mlのウイスキーボトルを購入すれば、1日あたりの支出は90円になるため、非常にコストが安いといえるでしょう。
なかには、4Lペットボトルで販売されているウイスキーもあるため、700mlで購入するよりも1mlあたりの価格が安くなりやすいことから、価格を重視したときのコスパがよくなります。
コスパだけでなく適量のウイスキーの飲酒はからだにいい効果をもたらすことが期待されます。
お酒を購入するなら、消費税に加えて酒税を支払う必要があり、酒税の課税割合はお酒の種類によっても異なります。
例えば、ビールは消費税を含めた課税割合が40%を超えるお酒であるため、酒税の基準が厳しくなっています。
ウイスキーはアルコール度数によって税率が変化するものの、アルコール度数が40%程度であれば消費税を含めて課税割合が20%程度です。
お酒を購入するときに酒税を意識して購入する人は少ないかもしれませんが、ビールのほかに焼酎も30%程度の税金がかかるため、課税割合の少ないウイスキーはお得になりやすいといえます。
ウイスキーの税率についてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーの飲み方にいくつかの種類がありますが、代表的な飲み方にしぼってコスパの良さを考えていきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ウイスキーの飲み方の種類はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのおすすめの割り方15選!基本の割り方や意外なものまで
ストレートはウイスキーをグラスに注いで、そのまま飲むため、ウイスキーの購入費用以外に日常的にかかる費用はありません。
ただし、舌を麻痺させないために、ウイスキーの後を追うように飲むチェイサーが必要になります。
チェイサーは水でも良いですが、炭酸水、場合によっては牛乳などの選択肢があり、必ずしも決まっているものではないため、こだわりによってはチェイサーで費用が掛かる可能性があります。
ロックは、ウイスキーのほかに製氷機などで丸氷を作って飲みますが、かかる費用は限定的です。
ストレートと同様にウイスキー以外の費用を掛けずに飲むことが可能であり、ストレートとは異なる香りや味わいが楽しめます。
コスパのいいウイスキーのなかには、ハイボールで飲めば美味しいものの、ストレートやロックで飲むにはキツく感じる銘柄も存在します。
そのため、炭酸水の費用がかかるとしても、低価格のウイスキーが飲みにくい場合はハイボールにするほうが満足度が高まるでしょう。
炭酸水も500mlの容量であれば100円程度で購入できることから、コストをでき限りかけずにパフォーマンスを上げる効果が期待できます。
ハイボールはウイスキー初心者の方もウイスキーが飲みやすくなり、低価格で実践できることから、コスパのいい飲み方として知られています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
1000円台から2,000円台で購入できるウイスキーで、味わいも洗練されているコスパのいいウイスキーのおすすめ銘柄を5つ紹介します。
画像引用:https://www.ballantines.ne.jp/products/12years.html
バランタイン 12年は、スタンダードボトルのバランタイン ファイネストよりもワンランク上のボトルであり、価格と質のバランスが非常に良いコスパのいいウイスキーです。
ハチミツとバニラを思わせる風味と驚くほど滑らかな口あたりが特徴的であり、スタンダードボトルで感じられるアルコールの刺激を感じにくいことから、ハイボール以外の飲み方も楽しめる銘柄になります。
ウイスキー初心者の方が初めてハイボールで飲む銘柄としてもおすすめであり、コスパを考えて普段飲みするウイスキーとしても飲み方の幅が広いです。
味わいを重視して、できる限り低価格で購入できるコスパのいい銘柄を探すなら、バランタイン 12年がおすすめになります。
バランタイン 12年のハイボールはウイスキー初心者が初めて飲むウイスキーとして最適といわれています。
バランタイン 12年のハイボールがおすすめの理由と味わいを紹介
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/5010093259006/
ティーチャーズ ハイランドクリームは、ハイボールを作ると価格以上の味わいになりやすく、コストパフォーマンスの高い銘柄として知られています。
穏やかなスモークとフルーティーな香り、クリームを思わせるようなまろやかな口あたりなどの一つ一つの要素がハイボールとの相性が良くなっています。
飲み方をハイボールに絞ってコスパのいいウイスキーを探すなら、ティーチャーズ ハイランドクリームは有力な候補となるでしょう。
画像引用:https://www.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/fourroses/products/
フォアローゼズは、パンチと甘みが魅力のバーボンウイスキーのなかでも低価格で購入できる銘柄であり、価格に対して完成度の高いボトルです。
果実と花を思わせるような華やかな香りに、甘い味わいと滑らかな口あたりから、ストレートでも飲みやすくなっています。
飲み方を選ばず、価格を重視してコスパのいいウイスキーを選ぶならフォアローゼスがおすすめです。
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/buskerirish/
バスカーは、SNSなどでも話題になっているハイボールの味わいが特徴的なコスパのいいウイスキーです。
トロピカルフルーツのような甘い香りが特徴的で、ウイスキーを飲みなれていない方でも引っかかる要素が少ないため、新たにウイスキーの定番銘柄になれる可能性を秘めています。
価格も安くコスパが良いため、インターネット上の評判を見て気になった方は、バスカーを試してみましょう。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777284289/
ハイボールのコスパをより意識するなら、サントリーが販売する国産ブレンデッドウイスキーのサントリー 角瓶を選びましょう。
甘みのある香りとコクのある味わいはハイボールにしても味わいやすく、700mlのボトルだけでなく、4Lペットボトルでも販売されているため、飲む量が多い人であれば容量の大きいボトルを購入するほうがコスパがよいです。
毎日、お酒やウイスキーを飲むのであれば、サントリーの角瓶のハイボールはコスパのいい飲み方となっています。
コスパのいいウイスキーを紹介しましたが、物価高で生活が苦しくなり、晩酌もできる限り節約したい方にとってウイスキーはおすすめです。
価格だけでなく質も伴っており、毎日飲んでも飽きないことを考えて、晩酌で飲むウイスキーを選ぶと良いでしょう。
ハイボールを中心に気に入った飲み方を見つけ、ウイスキーを毎日飲んでも問題がないようにコスパのいいウイスキーを選んでみましょう。