カルヴァドスは飲み終わったらどうする? 中のりんごの活用方法を紹介
- ウイスキー基礎知識
今よりもウイスキーを美味しく飲むならグッズを用意すると楽しみの幅がさらに広がります。
テイスティングをより充実したものにする道具や、シンプルでありながらグッズを使うだけでも差が出るハイボール作りにおすすめのグッズもあります。
また、ウイスキー好きの方にウイスキーグッズをプレゼントしたいと考えている方や、さらにこだわりたい人は、痒い所に手が届く用途を持つ道具や、ウイスキーの新しい楽しみ方ができるグッズもおすすめです。
この記事では、ウイスキーを美味しく飲むのに役立ち、楽しみの幅を広げるおすすめグッズを紹介します。
この記事のポイント
ウイスキーを美味しく飲むならグッズの用意は欠かせません。
特にストレート以外の方法でウイスキーを飲む場合は、専用のグッズを用意するほうが、より美味しくウイスキーを飲めるからです。
また、関連するグッズを集めるのも楽しみ方の1つになります。
バーでも使用しているグッズを取り揃えれば、自宅をバーのような空間にすることもできます。
ウイスキーグッズは実用的かつ、集めて楽しい道具が揃っているので、自身で収集するのはもちろん、ウイスキー好きの方にプレゼントするのも喜ばれやすいです。
まずは、ウイスキーのテイスティングを楽しみたい人におすすめのグッズを紹介します。
テイスティングとはウイスキーの味を鑑定することであり、ウイスキーの香りや味わいを分類し整理し、言葉や文章で伝えます。
鑑定した結果を記した記録をテイスティングノートと呼び、自分の言葉でウイスキーの味わいをテイスティングノートで表現するのもウイスキーの楽しみ方の1つです。
テイスティングを本格的に楽しむならいくつかのグッズが必要になるので紹介します。
テイスティングノートの書き方について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーのテイスティングノートとは?書き方についてもご紹介!
ウイスキーのテイスティングをするなら、普通のグラスではなく、テイスティング専用のグラスを購入することをおすすめします。
テイスティンググラスは口部がすぼまっており、底部が丸いのが特徴です。
この構造により、ウイスキーの香りが立ちやすく、ウイスキーが持つ味わいを引き出しやすくなるので、正確なテイスティングを行うのに向いています。
また、ウイスキーを常温の水で割るトワイスアップという飲み方は、ウイスキーの高いアルコール度数を緩和した上で、風味を損なわず香りが立ちやすい飲み方として知られていますが、トワイスアップに使用するグラスはテイスティンググラスが推奨されています。
アルコールに弱い方でウイスキーが持つ本来の味わいを堪能したい方にもテイスティンググラスの購入はおすすめです。
ウイスキーのテイスティングを本格的に行いたい方はテイスティンググラススタンドの購入をおすすめします。
テイスティンググラススタンドは、複数のテイスティンググラスを置けるスタンドのことであり、木材を使用したものが多いです。
複数のテイスティンググラスに異なる銘柄を注ぐことで、ウイスキーの飲み比べができます。
飲み比べをするつもりがなくても、スタンドにテイスティンググラスを飾るだけでも、プロのブレンダーや一流のソムリエになった気分が味わえるはずです。
本格的にテイスティングを行いたい方や、雰囲気を楽しみたい方はテイスティンググラスとセットで購入しましょう。
ウイスキーにはストレート以外にもさまざまな飲み方がありますが、そのなかでも人気のある飲み方がハイボールです。
ハイボールを美味しく飲むのにおすすめのグッズを3つ紹介します。
ハイボールにおすすめのウイスキーの銘柄について知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方と注意点を解説
ウイスキーグラスはストレートを飲むときに使用するショットグラスの内容量が30ml~100mlほどであり、ロックグラスでは180ml~300mlほどとなっているため、ハイボールを飲むときは最低でも500ml以上の専用の容器が欲しい所です。
ハイボールを楽しむうえでおすすめの容器はタンブラーであり、筒状で口が広い形状の容器全般のことを指します。
タンブラーは実用性に特化した保冷機能を重視した容器や、700ml以上のハイボールを注げる大容量タイプがあります。
保冷性能の高いタンブラーは屋外に持っていく場合も飲みやすいので、キャンプなどでハイボールを飲みたい方におすすめです。
一方で、実用性を重視した商品だけでなく、タンブラーもおしゃれを重視したグラスもあるので、ハイボールを飲むなら用途に合わせて好きなタイプを選ぶとよいでしょう。
ハイボールを作るなら炭酸水にこだわりたい方や、屋外でも新鮮な炭酸水を作ってハイボールを楽しみたい方は炭酸水メーカーの購入もおすすめです。
炭酸水メーカーでは強炭酸のハイボールが簡単に作れるので、毎日ハイボールを作る人であれば、炭酸水を購入する手間が省けます。
しかし、炭酸水メーカーはシリンダー式の場合は使い切った後にガスシリンダーをメーカーに返却してから交換する必要があるので、手間がかかる点に注意が必要です。
カートリッジ式であれば使い切りになるので、メーカーへの返却などの手間はかかりにくいですが、炭酸の強弱を調整できないなどのデメリットがあります。
一度購入すれば強炭酸のハイボール作り続けられる機械というわけではないので、よりこだわってハイボールを作りたい方か、炭酸水を購入する手間と炭酸水メーカーを使用する手間を比較した上で、どちらのほうが日ごろからハイボールを作りやすいかを考えて購入することをおすすめします。
また、ガスシリンダーもカートリッジにも費用がかかり、一度の使用で換算すると数十円ほとのランニングコストがかかりますので、コストパフォーマンスも比較したほうがよいでしょう。
ハイボールは冷えたグラスに氷を入れて作るのが一般的ですが、グラスを冷やすなどして氷が溶けない工夫をしても、時間をかけて飲む場合は氷が溶けてハイボールが薄まることは避けられません。
ハイボールを飲む上でウイスキーの味が薄まることを避けたい方は、ステンレスやプラスチックでできた溶けない氷であるアイスキューブを使ってハイボールを作るのがおすすめです。
ニオイ移りなどもせず、洗浄をすれば何度でも使用可能であり、通常の氷よりも保冷性能に優れています。
基本的には、四角く灰色の形状のものがほとんどですが、プラスチック製のカラフルな商品や、ダイヤや銃弾の形状をしたアイスキューブも存在するので、見た目で選ぶのもおすすめです。
最後にプレゼントにもおすすめのこだわりたい人向けのグッズを紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
先ほどハイボール用にアイスキューブを紹介しましたが、ロックのように氷が溶けだすことで変化するウイスキーの味わいを楽しむ飲み方であれば氷は必要になります。
しかし、氷を使用するのであれば使う氷にはこだわりたいところです。
特にウイスキーのロックで使用する大きな丸氷を作りたいのであれば、製氷機のなかでもアイスボールメーカーがおすすめになります。
アイスボールメーカーを使用すれば、お店で出るような大きくて丸い氷を自宅で作ることが可能です。
丸氷は通常の氷と比較してウイスキーと触れ合う表面積を狭くする効果が期待できるので、氷が溶ける速度が緩やかになり、ウイスキーの味わいの変化をゆっくり楽しむことができます。
製氷機はロックをはじめ、水割りやハイボールでも使用されるので、飲み方を選ばず汎用性が高い商品であることから、プレゼントしやすいグッズとなっています。
ハイボールや水割りを作るとき、ウイスキーをかき混ぜる道具にも気を配っているでしょうか?
カクテルやコーヒーをかき混ぜるときに重宝するマドラーは、長いことから沈みにくく、味や香りの良さを長持ちさせながら混ぜることができるグッズです。
カクテルを作る場合を含めてウイスキーを楽しむ上で欠かせない道具であるといえます。
金属、木製、ガラス、プラスチックなどさまざまな素材がありますが、手入れがしやすいのは金属製のマドラーです。
スプーンなどでかき混ぜていた方はマドラーを使うようにするだけでも、ワンランク上のウイスキー通になれることでしょう。
最後に、ウイスキーの楽しみの幅を広げるグッズとしてミニ樽を紹介します。
ミニ樽とは、購入したウイスキーを貯蔵することが可能な道具であり、貯蔵したウイスキーは熟成が進みます。
つまり、自宅でウイスキーの熟成が手軽に楽しめるグッズということです。
本物の樽は大きく、スペースを取るので自宅に置くこと自体が難しいですが、ミニ樽であれば自宅に置くことも可能になります。
ウイスキー好きであれば実際にウイスキーを熟成させなくてもインテリアとして置ける楽しみもあるので、購入するだけでウイスキーの楽しむの幅が広がるグッズといえるでしょう。
ウイスキーのミニ樽について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーのミニ樽を自宅に置こう! 3つのメリットとおすすめの種類も紹介
ウイスキーのおすすめグッズを紹介しましたが、気になるグッズは見つかりましたか?
飲み方・楽しみ方によって必要になるグッズは異なりますので、このグッズがあればより美味しく飲める・楽しみの幅が広がるという視点をもってグッズを選ぶことをおすすめします。
ウイスキーに関連する道具についてはこちらの記事でも紹介しています。