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- ウイスキー基礎知識
ウイスキーはそのまま飲むだけではなく、冷やしたり、温めたり、飲み物と割ったりすることで、美味しく飲めるようになります。
今回は、ウイスキーの基礎知識から、美味しい飲み方までご紹介します。 ウイスキーの美味しい飲み方は、基本はもちろん、自分で探す愉しさもあります。
この記事のポイント
ご自宅でも簡単にできる飲み方も解説しているので、この記事を参考にして、ぜひ自分好みの美味しい飲み方を見つけてみてください。
ウイスキーとはどういうお酒を指すのか、どんな特徴があるのか、ここで基本を抑えておきましょう。
ウイスキーは、原材料や製法、熟成年数など、国によって定義が異なります。一般的に、穀類を原料とし、仕込み・発酵、蒸留を行い、木製の樽で熟成させたお酒のことを言います。
ウイスキーのアルコール度数は約40〜43度。ビールは約5度、ワインは約14度、日本酒は約15度となっており、格段に高いのがわかります。
それは、蒸留に秘密があります。醸造酒を加熱して生じた蒸気を冷やし、アルコール成分を液体にして集めているため、度数が高くなるのです。
木製の樽で、長い時間をかけて熟成させることで、琥珀色になり、まろやかな香りと深いコクが生まれます。
ウイスキーの特徴として、原材料と製法、産地の違いによって、味わいが変わることが挙げられます。原材料では、次の3種類に分けられます。
ウイスキーの原材料による違い
・モルトウイスキー
・グレーンウイスキー
・ブレンデッドウイスキー
まずは、モルトウイスキー。大麦麦芽だけを原材料にしており、単式蒸留器で蒸留させて作ります。芳醇な香りと個性的な味わいが特徴です。
主張が強いことから、声高な蒸留酒(ラウドスピリッツ)とも呼ばれます。
モルトウイスキーの中でも、1ヶ所の蒸留所で造られた原酒から作るものを、シングルモルトウイスキーと言います。
蒸留所がある土地の水や気候などから個性が出やすく、産地によって異なる味わいが愉しめます。
次は、グレーンウイスキー。大麦麦芽以外の穀類を原材料にしています。とうもろこしや小麦、ライ麦などを原材料にして作られます。
すっきりした味わいが特徴で、ウイスキーが初めての方におすすめ。穏やかで主張が強くないことから、静かな蒸留酒(サイレントスピリッツ)とも呼ばれます。
最後はブレンデッドウイスキー。モルトウイスキーとグレーンウイスキーを組み合わせて作ります。お互いの良いところを引き出し、クセが抑えられるため、飲みやすくなります。お酒が苦手な方、ウイスキーが初めての方におすすめです。
ウイスキーはアルコール度数が高いため、刺激が強く、苦手に感じる方もいるかもしれません。しかし、冷やしたり、他の飲み物と割ったりとアルコール度数を下げたりことで、飲みやすくなります。
まず、ウイスキー本来の味わいを楽しめる、9種類ある基本の飲み方をご紹介します。
〜基本の飲み方9種〜
・ストレート
・トワイスアップ
・水割り
・ オンザロック
・ ハーフロック
・ハイボール
・ ミスト
・ウイスキーフロート
・ホットウイスキー
ストレートとは、その名の通り、ウイスキーをそのまま飲むことです。ウイスキー本来の味わいを愉しめます。
作り方1.グラスに適量のウイスキーを注ぐ
2.チェイサーを用意する
チェイサーとは、お酒の合間に飲む飲み物のことです。日本では水が主流となっていますが、先に飲んだウイスキーよりアルコール度数が低ければ、お酒でも問題ありません。
アルコール度数の高いウイスキーの合間にチェイサーを口にすることで、より味わいや香りを引き立たせることができます。
また、酔いを和らげ、口の中をリフレッシュさせる役割もあります。薄めることもないため、ウイスキーの魅力がよくわかる飲み方です。
トワイスアップは、ウイスキーを常温の水で1:1の比率で割るシンプルな飲み方です。「トワイス(Twice)」は英語で2倍を意味し、氷なしで飲む2倍の量のウイスキーを表します。
作り方1.グラスに適量のウイスキーを注ぐ
2.ウイスキーと同量の常温の水を注ぐ
3.グラスを静かに揺らす
アルコール度数が20〜30度のときに、ウイスキー本来の香りが一番引き立つと言われています。例えば、アルコール度数40度のウイスキーなら20度になるため、もっとも香りを楽しめると同時に、飲みやすくなります。
香りを立たせるために、グラスを静かに揺らすのがポイントです。 また、1mlの違いで味や香りが変化すると言われているため、しっかり分量を計るようにしましょう。
常温の水で割るだけというシンプルな飲み方ですが、刺激を抑えながら、ウイスキーの味わいを堪能できます。
水割りは、ウイスキーと水を1:2〜2.5の比率で割る飲み方です。
グラスを氷で冷やすことで、アルコール度数も低くなり、初めての方でも飲みやすくなります。
作り方1. グラスに氷をいっぱい入れて冷やす
2.ウイスキーを適量注ぐ
3.マドラーを使いしっかり混ぜ、ウイスキーを冷やす
4.減った氷を足し、水を加える
5.マドラーで軽く混ぜる
割る水は、硬水だと苦味が立ってしまうため、硬度の低い軟水がいいとされています。水割りは、まろやかな味わいが特徴。
食事との相性も良く、食中酒としてさまざまな料理にあわせることができる飲み方です。
オンザロックとは、氷を入れて冷やしたグラスに、ウイスキーを注ぐ飲み方です。
常温のウイスキーを冷やすことで、アルコールの刺激や強すぎる香りを和らげ、口当たりが良くなり、飲みやすくなります。
シンプルな飲み方のため、ウイスキー本来の味わいや香りを愉しめます。
作り方1.グラスに大きめの氷を入れる
2.ウイスキーを適量注ぐ
3.マドラーで軽く混ぜる
4.チェイサーを用意する
氷が決め手となるため、市販のものを使うのがおすすめです。市販の氷は溶けにくいようにように作られており、すぐに溶けて水っぽくなるのを防ぎます。
飲み進めるごとに変化を楽しめるのも、オンザロックの特徴です。
ハーフロックは、氷入りのグラスに、ウイスキーを水で1:1の比率で割る飲み方です。
ウイスキーの味わいと香りをマイルドに引き出せます。
作り方 1.グラスに大きめの氷を入れる
2.ウイスキーを適量注ぐ
3.しっかりかきまぜる
4.ウイスキーと同量の天然水を注ぐ
5.マドラーで軽くまぜる
マドラーでウイスキーと天然水をなじませるのがポイント。ウイスキーの味わいと香りをより引き立たせてくれます。
ハーフロックは、トワイスアップやオンザロックよりも、アルコール度数や刺激が抑えられ、初めての方にもおすすめです。
バーボンやスコッチといった、風味が強くクセのあるウイスキーでも飲みやすくなります。
ハイボールは、氷をいっぱい入れたグラスにウイスキーを注ぎ、ソーダで割る飲み方です。
キリッと冷えたハイボールは、ウイスキー本来の味わいとコクがはっきりします。
作り方
1.グラスに氷をいっぱい入れて冷やす
2.ウイスキーを適量注ぐ
3.ウイスキーを混ぜる
4.ソーダを加える
(ウイスキー:ソーダ=1:3〜4)
5.マドラーでたてに1回混ぜる
グラスをしっかり冷やすことで、ハイボールならではの爽快感をより感じられます。
また、ソーダを氷にあてないように注ぐのがポイント。氷をあてて注ぐと、氷が溶けて、味や炭酸も薄まってしまいます。
炭酸が抜けないよう、最後はマドラーを静かに沈めてすくい上げるようにして混ぜるのがコツです。
ミストとは、ウイスキーと砕いて細かくした氷を合わせた飲み方です。氷が細かいため溶けやすく、ウイスキーが早く冷えます。
冷えたグラスの表面に白い霧がつくことから「ミスト」と名付けられました。
アルコール度数が抑えられ、口あたりが優しく飲みやすいのが特徴。
作り方1.グラスにクラッシュドアイスをたっぷり入れる
2.ウイスキーを適量(30~45ml)注ぐ
3.マドラーでしっかり混ぜる
4.レモンピールを搾り、グラスの中に落とす
氷が溶けていくときに、アルコール度数が少しずつ下がっていくため、飲みはじめはロック、後半は水割りと、変化を楽しめる飲み方です。
クラッシュアイスのきめ細な輝きが清涼感を演出し、見た目でも愉しめます。
ミストには、個性の穏やかなブレンデッドウイスキーがおすすめです。
ウイスキーフロートとは、ウイスキーを水に浮かせる飲み方です。ウイスキーと水の比重の違いを利用し、グラデーションの層を作ります。
層を作ったままの状態で飲むため、はじめはストレートに近く、ウイスキー本来の味わいや風味を感じられます。
次にオンザロック、最後は水割りと3段階の変化を愉しめる飲み方です。
作り方 1.グラスに氷を入れる
2.グラスの7分目まで天然水を注ぐ
3.マドラーに沿わせてウイスキーを注ぐ
透明な水の上に、琥珀色のウイスキーが浮かぶ見た目の美しさが特徴です。ウイスキーと水の割合は1:3くらいがおすすめ。
ウイスキーと水が混ざるとせっかくのグラデーションが崩れてしまうため、ウイスキーをゆっくりと注ぐのがポイントです。
ホットウイスキーは、ウイスキーとお湯を1:2〜4の比率で割る飲み方です。寒いスコットランドやアイルランドでお馴染みの楽しみ方。
ウイスキーは冷やすより、温めたときの方が香りが広がり、本来の味わいがより引き立つとされています。
作り方 1.耐熱グラスにお湯を入れ、温めておく
2.ウイスキーをグラスの1/3から1/4ほど注ぐ
3.ウイスキーの倍量、または4倍くらいのお湯を加える
4.マドラーで軽く混ぜる
お湯の温度は80℃くらいが目安です。熱すぎるとウイスキーのアルコール分が飛んでしまいます。
反対に、低すぎるとウイスキーの香りを充分に引き出すことができません。沸騰したお湯を別の容器に移し替え、数分置くと80℃くらいになります。
ホットウイスキーは、柑橘類やハーブ類、ハチミツ、シナモンスティックなどとも相性がよく、豊富なトッピングで楽しめるところも魅力です。
ウイスキーを使ったカクテルも有名です。ベースとなるお酒に、リキュールといった他のお酒、ジュースや炭酸、香りづけなどを加えて作られます。
ここでは、ウイスキーカクテルの中でメインの5つをご紹介します。
・ニューヨーク
・ラスティネール
・ゴッドファーザー
・ミントジュレップ
マンハッタンは、深く澄んだ真っ赤な色合いと、スイートベルモットからなる甘美な味わいが魅力。「カクテルの女王」とも呼ばれています。
1876年、ニューヨークにあるマンハッタン・クラブで初めて提供されたことから、名付けられたと言われています。
材料・ウイスキー 45ml
・スイートベルモット 15ml
・アンゴスチュラビターズ 1ml(1滴)
作り方 1.ミキシンググラスとカクテルグラスに氷を入れて冷やす
2.ミキシンググラスに、アンゴスチェラビターズとウイスキー、スイートベルモットを注ぐ
3.軽くステアしてからカクテルグラスに注ぐ
4.ピンに刺したレッドチェリーを飾る
ミキシンググラスとは、カクテルを作るときに使う大きめのグラスのこと。お酒やシロップ、果汁などを混ぜるときやカクテルを透明に仕上げたいときに使います。
ステアとは、マドラーやバースプーンで軽くかき混ぜる方法です。
アンゴスチュラビターズを使用しているため、甘さの中にほろ苦さを感じる大人の味です。
ニューヨークは、鮮やかなオレンジ色で、見た目も爽やかなカクテル。
第二次世界大戦前からニューヨークでご当地カクテルとして親しまれています。
甘さとほろ苦さがほどよく溶け合い、すっきりとしたキレのある味わいです。
材料・ライ・ウイスキー(バーボン・ウイスキー) 45ml
・ライム・ジュース 15ml
・グレナデン・シロップ 1/2ティースプーン
・パウダー・シュガー 1ティースプーン
作り方 1.材料を全てシェーカーにてシェイクする
2.カクテルグラスへと注ぐ
3.オレンジピールを絞る
シェイカーはカクテルを作るために、お酒や氷などを入れて振る容器です。
氷を入れて冷やしながら作ったり、アルコール度数が高いお酒を空気と混ぜ合わせてまろやかにしたりするときなどに使います。
アルコール度数は25度と低いため、初めての方にもおすすめのカクテルです。
ラスティネールは、ウイスキーにスコットランドのリキュール「ドランブイ」を加えて作るカクテルです。ドランブイは強い甘味が特徴。スコッチウイスキーを使って作ることで、風味も合い、甘い口あたりとなります。
ラスティネールは「錆びた釘」を意味し、カクテルの色合いがそれを連想させることから付けられたと言われています。
材料・ウイスキー 40ml
・ドランブイ 20ml
・氷 適量
作り方
1.氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ
2.ドランブイを注ぐ
3.軽くステアする
ドランブイを注ぐだけで作れるという手軽さもポイント。
ウイスキーもドランブイと同じ、スコットランド産のスコッチウイスキーを使うと、ぴったりハマります。
ラスティネールは、甘いお酒が好きな方におすすめしたいカクテルです。
ゴッドファーザーは、ウイスキーにイタリアのリキュール「アマレット」を注いで作るカクテルです。アマレットは、アーモンドのような香りと甘味が特徴で、ウイスキーの味わいを奥深くしてくれます。
しかし、お酒同士を組み合わせているため、アルコール度数が高くなっており、飲み過ぎには気をつけないといけません。
材料
・ウイスキー 45ml
・アマレット 15ml
作り方
1.氷を入れたグラスに、ウイスキーとアマレットを注ぐ
2.軽くかき混ぜる
映画「ゴッドファーザー」の世界観を再現したカクテル。
氷が溶けていくとともに、変わっていく琥珀の色彩と味わいをゆっくり時間をかけて愉しむのがおすすめ。少し大人のカクテルです。
ミント・ジュレップは、バーボンウイスキーをベースに、ミント、砂糖、氷で作るカクテルです。
「ジュレップ」とは、「苦い薬を服用するための水」を意味し、ミントと一緒に使うことで、ウイスキーの刺激を和らげます。
材料
・バーボンウイスキー 60ml
・砂糖 2ティースプーン
・ミントの葉 3枚ほど
・氷 適量
作り方
1.タンブラーにミントと砂糖を入れる
2.バースプーンでミントを軽く叩き、香りを出す
3.タンブラーにバーボンウイスキーを注ぐ
4.軽くステアしながら、数回に分けてクラッシュアイスを混ぜる
5.クラッシュアイスを山盛りにして、ミントを飾る
ミントの爽やかな香りと、氷の冷たさから暑い夏にぴったりのカクテル。ミントのほかに、レッドチェリーやオレンジスライスを添えるのもおすすめです。
「リキュールを買っても全部使い切れるかわからない」 「家にあるものでいろいろな飲み方を試してみたい」
そんな方に向けて、家にあるもので簡単に作れる、ウイスキーの美味しい飲み方をご紹介します。
家で簡単にできる割り方5種・コークハイ
・ジンジャーハイボール
・アイリッシュコーヒー
・ジュース割り
・ホットチョコレート割り
コークハイは、ウイスキーにコーラを1:3の比率で割って作る飲み方です。居酒屋やバーなどでも提供されており、多くの人に親しまれています。
材料
・ウイスキー 30ml
・コーラ 90ml
作り方
1.グラスに氷を入れる
2.ウイスキーを注ぐ
3.氷に当たらないようにコーラを注ぐ
4.マドラーで軽く混ぜる
ウイスキーが底に溜まるため、炭酸が抜けないよう優しく混ぜるのがポイントです。ウイスキーのクセがコーラで感じにくくなるため、苦手意識のある方におすすめしたい飲み方。
コーラはアメリカ発祥のため、ウイスキーもアメリカ産のものがいいでしょう。バーボンやテネシーといった、しっかりした甘みのあるウイスキーで作るのがおすすめです。
ジンジャーハイボールは、ウイスキーをジンジャエールで1:3〜4の比率で割る飲み方です。個性的でスパイシーなキレ味を愉しめます。
材料・ウイスキー 30ml
・ジンジャーエール 90ml〜120ml
・氷 適量
作り方
1.グラスに氷を入れる
2.ウイスキーを注ぐ
3.ジンジャエールを静かに注ぐ
4.マドラーでグラスの氷を半回転させる程度に軽く混ぜる
5.好みですりおろし生姜を加える
ジンジャエールを氷に当たらないようにして、炭酸が抜けるのを防ぎます。
お酒が苦手な場合は、ジンジャーエールを多めにして、1:7の割合で作るのがおすすめです。アルコール度数が下がり、さっぱりと飲みやすくなります。
ジンジャーハイボールには、甘い香りが特徴のバーボンが合います。1:2で割った濃いめで作ると、バーボンの個性を存分に味わえます。
アイリッシュコーヒーは、アイリッシュウイスキーをベースに、コーヒーの上に生クリームを浮かべたカクテルです。ウイスキーの芳醇な香りと、コーヒーの深いコクが愉しめます。
・アイリッシュウイスキー 30ml
・ホットコーヒー 120ml
・生クリーム 20ml
・砂糖 15g
1.生クリームを七分立てくらいに泡立てる
2.グラスを温め、砂糖、ウイスキー、コーヒーの順でやさしく注ぐ
3.ホイップクリームを乗せる
アイリッシュコーヒーは、アイルランドが発祥。空港のレストランのシェフが、冬場の旅客のために考案したカクテルです。
深い琥珀色のコーヒーに、白い生クリームのコントラストが映えます。 コーヒーとクリームは混ぜずに飲むのがポイント。
冷たいクリームで甘みを、飲み進むにつれ、コーヒーの熱さやコク、ウイスキーの豊かな香りを感じられます。
ウイスキーはジュースで割っても美味しく飲めます。
一番のおすすめはオレンジジュース。オレンジのサッパリとした風味で飲みやすくなるため、女性の方や初めての方におすすめです。
ジュースは果汁100%のものを使うことで、甘くなりすぎるのを防ぎます。
材料
・ウイスキー 30〜45ml
・ジュース
(オレンジ、りんご、トマトなど) 適量
・氷 適量
作り方
1.グラスに氷を入れる
2.ウイスキーを注ぐ
3.軽く混ぜる
4.ジュースを加える(ウイスキー:ジュース=1:3〜4)
5.マドラーで混ぜる
オレンジジュース以外でも、りんごジュースやトマトジュース、乳酸菌飲料で割ってもカクテル感覚で愉しめます。
基本の比率を抑えた上で、自分好みの飲み方をぜひ見つけてみてください。
ホットチョコレート割りは、ウイスキーにホットチョコレートを加えたものです。カカオの香りが強まり、濃厚でコクのある味わいとなります。
材料
・ウイスキー 30ml
・チョコレート 適量
・牛乳 60〜70ml
作り方
1.耐熱グラスに牛乳を注ぐ
2.チョコレートを割り入れて加熱する
3.混ぜてウイスキーを注ぐ
チョコレートの甘味がウイスキーの苦味や刺激を和らげてくれ、飲みやすくなります。
チョコレートの種類を変えたり、ココアで作ったりしても、美味しく飲めます。甘い物が好きな方におすすめの飲み方です。
ウイスキーは奥深く、さまざまな飲み方で愉しめます。
一方、繊細なため、温度が低すぎたり、高すぎたりしても風味を損なってしまいます。
まずは基本の飲み方を試し、ウイスキー本来の味を堪能してください。飲みにくいと感じた場合は、ご紹介したカクテルや家にあるもので簡単にできる飲み方を参考に。
自分に合った美味しい飲み方でウイスキーを愉しんでみてください。