カルヴァドスは飲み終わったらどうする? 中のりんごの活用方法を紹介
- ウイスキー基礎知識
お酒が好きな男性へのプレゼントにウイスキーを選ぶ場合、どの銘柄がいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。
男性用のプレゼントにウイスキーを選ぶ場合は、ウイスキー好きであるか、自身との関係や贈る人の年代に合わせて銘柄を決めるとよいです。
また、ウイスキーは銘柄によってはクセの強いものもあり、無難なプレゼントにしたい場合は個性的な銘柄は外すことをおすすめしますが、贈る男性によっては非常に喜ばれることもあるので、相手の年代なども考えてプレゼントしたいところです。
この記事では、ウイスキーを男性にプレゼントするときの3つのポイントと年代や関係ごとにおすすめの銘柄を紹介します。
この記事のポイント
ウイスキーを男性にプレゼントするときのポイントは3つあります。
それぞれ詳しく解説します。
お酒が飲めることは前提になりますが、ウイスキー好きかどうか、またどれくらい好きかどうかが重要です。
ストレートで飲むのが好きで、自宅にはたくさんのボトルがある人と、あまりボトルは購入せず、バーや居酒屋でたまにハイボールを飲む人では喜ばれるウイスキーも変わってくるでしょう。
前者であれば年代にもよりますが少し冒険をして、個性的な銘柄をプレゼントするのもいいかもしれません。
一方で、後者の場合は飲みやすい銘柄や人気の銘柄などをプレゼントするほうが無難です。
相手がどのくらいウイスキー好きであるか分かるなら、それに合わせてプレゼントを選びましょう。
男性の年代や関係性によってもプレゼントに適したウイスキーの銘柄は変わってきます。
夫や息子など20代~30代の男性で特にウイスキー好きの方は、さまざまな銘柄を飲みたいと考えていても、まだ飲んでいない興味のある銘柄が多くあることでしょう。
ウイスキーの本場スコットランドで作られるスコッチウイスキーの中でもクセが強く個性的なアイラウイスキーは、冒険したい年頃の男性から喜ばれやすい銘柄です。
一方で、父や祖父など40代以上の男性の方は、アイラウイスキーのような個性的な銘柄に飽きている方もいるので、安定した味わいの銘柄を選ぶほうが喜ばれやすくなります。
ウイスキー通から評価を得ている知る人ぞ知る銘柄や、個性のある銘柄であってもバランスの整った完成度の高いウイスキーを贈るのがおすすめです。
もちろん、40代以上の男性でもラフロイグやアードベッグなどのスコッチらしい個性的な銘柄が好きといっている場合はプレゼントしてもよいでしょう。
あくまで、年代別の傾向ですが、プレゼントを選ぶときには相手の年代なども考えて選ぶと外しにくいです。
相手がウイスキー好きという情報しか知らない方は、人気の銘柄をプレゼントするのは無難な選択です。
スコッチウイスキーではザ・グレンリベット、グレンフィディックなどの飲みやすいことで有名な銘柄であれば、ウイスキー好きであれば喜ばれることでしょう。
日本で製造されるジャパニーズウイスキーも飲みやすく完成度が高い銘柄が多いことから、世界の愛好家からも高い人気を誇りますが、品薄状態にあり価値が高騰しているので、気軽なプレゼントに選びにくい欠点があります。
ウイスキー好きに手ごろな価格で人気銘柄や高級銘柄をプレゼントする選択肢には、50ml程度の内容量で販売されるミニボトルもあるので、そちらも検討することをおすすめします。
ウイスキーのミニボトルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーのミニボトルはプレゼントにおすすめ! 高級な銘柄もご紹介!
まずは、20代~30代の男性へのプレゼントにおすすめのウイスキーを3つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
ウイスキー通の男性から、お酒が好きでたまにウイスキーを飲む男性に対しても共通しておすすめできるのがタリスカーです。
海外のウイスキーメーカーでも代表的な企業であるディアジオ社の銘柄のなかでも非常に人気の高い商品となっています。
味わいの特徴は黒コショウのようなスパイシーさのなかに、スコッチ特有のスモークのような香りが感じられる個性のあるウイスキーとなっています。
タリスカーの最大の特徴はハイボールが楽しみやすいことであり、タリスカーを炭酸水で割り仕上げに黒コショウをかける「タリスカー スパイシー ハイボール」は、タリスカーを飲むなら試したい評判のいい飲み方になります。
飲み方を選ばず、冒険したい男性が好きな飲み方で楽しめる銘柄となっていますので、プレゼントに非常におすすめです。
スコッチウイスキー『タリスカー』の種類とおすすめの飲み方をご紹介
ダルモアは雄鹿のエンブレムが特徴的なボトルであり、カッコいいボトルデザインから男性へのプレゼントに喜ばれやすいです。
ダルモアの所有者がアレキサンダー3世の窮地を救ったエピソードから、こちらのウイスキーは勇者のウイスキーと呼ばれるようになりました。
デザインがよいだけでなく、フルーティーな香りとキャラメルの甘みが感じられることから非常に飲みやすいウイスキーであるため味わいで人を選ぶことはありません。
デザインと味わいを両立していることから、こちらも若い男性に広くプレゼントしやすいウイスキーといえるでしょう。
ウイスキー好きの男性に印象に残るような個性的な銘柄をプレゼントしたいなら、ラフロイグがおすすめです。
ラフロイグはスコッチ特有の人を選ぶ香りであるスモーク香が非常に強い銘柄であり、この良さが分かるようになればウイスキー通であるといわれるほど知名度の高い銘柄になります。
鼻を突き抜けるようなスモークにオイリーでコクのある味わいは、刺激が強すぎるかもしれませんが、特に20代の男性にとっては満足のいく冒険となることでしょう。
人を選ぶ贈り物にはなりますが、息子や、恋人など勝手を知る近しい関係の男性であれば、プレゼントしてみるのもいいかもしれません。
アイラウイスキーのラフロイグとは? 種類や風味の特徴を解説!
次に、40代以上の男性へのプレゼントにおすすめのウイスキーを見ていきましょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スプリングバンクは、モルトの香水と呼ばれるかつてウイスキー首都と呼ばれたスコットランドのキャンベルタウンで製造されるウイスキーです。
スプリングバンクは伝統を大事にした製造方法を貫き、ウイスキーの完成度を重視しているため生産本数が少ない高級ウイスキーになります。
香水と呼ばれる理由であるアロマの香りと果物の甘味と酸味が複雑に絡み合うなかで、ピリッとした塩気が感じられるウイスキー通からの評価が高い銘柄です。
ウイスキー好きの40代以上の男性にプレゼントすれば非常に喜ばれやすく、仮にスプリングバンクを知らない場合でも飲んでもらえれば気に入ってもらえることでしょう。
日本を代表するウイスキーであり、古くから製造されてきた山崎は40代以上の方にはもちろん、年代・男女を問わず喜ばれやすい銘柄です。
日本だけでなく世界で評価されている銘柄であり、世界中で需要が高まった結果、現在は品薄状態になっています。
熟した果実の味わいと伽羅や香木を思わせるオリエンタルな香りは、近年では飲むことが難しくなってしまった風味であり、ウイスキー好きの年配の方にプレゼントすれば飲みながら山崎の思い出を語ってくれるかもしれません。
しかし、現在では品薄の影響で高騰していることもあり手ごろな価格で購入できるプレゼントとしては難しいですが、山崎12年はミニボトルでも販売しているのでこちらをプレゼントしてもよいでしょう。
ウイスキー山崎の種類ごとの特徴は?熟成年数によって変わる味わい
40代以上の方にラフロイグのような少しクセのあるプレゼントをしたい場合は、同じアイラウイスキーのボウモアがおすすめです。
アイラウイスキーはスモーク香が特徴的なクセのあるウイスキーとして知られていますが、実はすべての銘柄がそうではなく、スモーク香と味わいのバランスがいいウイスキーも存在しており、ボウモアはそのなかでも完成度が高いといわれています。。
グレープフルーツの柑橘系の香りにハチミツの甘みとチョコの苦味が絡み合い、香りや風味を妨げない程よいスモークがクセになる方も多いです。
ここまで紹介したウイスキーの中でも700mlのスタンダードボトルの価格が最も安いので、予算と相談しても選びやすい銘柄でもあります。
ボウモアは潮風感じる島のウイスキー!種類とおいしい飲み方は?
ウイスキー好きの男性へのプレゼントにおすすめの銘柄を紹介しましたが、適している銘柄は見つかりましたか?
相手の年代や自分との関係性なども考えて贈るためのウイスキーを選んでみてください。
女性へのプレゼントにおすすめのウイスキーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。