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ウイスキーのワンショットは何ミリリットル? 計るための道具も紹介

2022.08.26 / 最終更新日:2024.11.05

ウイスキーにおけるワンショットはお酒の量を示す単語ですが、具体的に何ミリリットルなのか分からないので気になる方もいるかもしれません。

国によっても異なるので必ずしも何ミリリットルであるとはいえませんが、基本的には一杯のお酒のことを指します。

健康に気を遣ってウイスキーを飲むならワンショットは目安になりやすく、正確に測るなら道具が必要です。

この記事では、ウイスキーのワンショットについて解説し、正確に測るための道具や、気になるワンショットのウイスキーに含まれるアルコール量とカロリーについても紹介します。

この記事のポイント

  • ウイスキーのワンショットは何ミリリットル? シングルとの違いは?
  • ワンショットを計るための道具と含まれるアルコール量とカロリーを紹介

ウイスキーのワンショットは何ミリリットル

ウイスキーのワンショットは日本においては一般的に30ミリリットルとされています。

ワンショットはアメリカが由来の注文方法で、アルコール度数の強いお酒をショット(銃弾)に見立てて注文したのが発祥です。

しかし、ワンショットの量は、日本やアメリカでは30ミリリットルですが、イギリスでは45ミリリットルのことを指すため国によって異なることが分かります。

アメリカとイギリスの違いは、アメリカではワンショットの基準を1オンスにしていることから30ミリリットルですが、イギリスでは1ジガーを基準にして45ミリリットルになります。

しかし、1ジガ―はイギリスで現在では使われていない単位でリットルに直すと60ミリリットルであるため、1ジガ―を参考にして45ミリリットルになった経緯は不明です。

ウイスキーの本場であるスコットランドでは本来の1ジガ―である60ミリリットルをワンショットとしていることが多く、アイルランドでは75ミリリットルとなっています。

国だけでなくバーによっても基準が変わってくるので、日本でもバーによっては30ミリリットルを基準にしない場合もあるので、ウイスキーのワンショットを注文する際にはワンショットという言葉で認識の差がある可能性もあるので気をつけましょう

しかし、ワンショットがアメリカの発祥で日本も一部のバーを除いてそれに習い30ミリリットルを基準としていることから、ウイスキーのワンショットは30ミリリットルという認識で基本的には間違いありません。

シングルとの違い

同じように一杯のウイスキーを表す言葉にはシングルがありますが、これはワンショットの量のことを指します。

シングルと並ぶ言葉にはダブルがあり、アメリカや日本の基本的なワンショットを基準にするならシングルは30ミリリットル、ダブルはワンショットが2杯分で60ミリリットルになるのです。

また、シングルの量を計る方法として、ワンフィンガーがあり、人差し指をグラスに押し当てて指一本分の量をシングルとするものです。

ダブルを計る場合は人差し指と中指を押し当てることで計ることができます。

正確な量を計る場合はずれが生じてきますが、大体の量を計測したい場合には有効な方法といえるでしょう。

ワンショットの量がシングルという認識であるため、どちらで注文したとしても同じ量のウイスキーが注がれます

ウイスキーのワンフィンガーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーにおけるワンフィンガーの意味は? ツーフィンガーも解説

ウイスキーのワンショットを計るための道具

ワンショットを計る方法にワンフィンガーについて解説しましたが、バーのように正確な量を計るためにはどうすればよいのでしょうか?

正確な量を計るためには道具が必要ですので、計るための道具を3つ紹介します。

  • ワンショットメジャー
  • メジャーカップ
  • ショットグラス

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ワンショットメジャー

ワンショットメジャーとはその名の通り、ワンショットのお酒を計るのに特化した道具のことです。

棚などにワンショットメジャーを設置し、ウイスキーをセットすることで定量のお酒が注がれる仕組みになります。

国によってワンショットの量が違うことも考慮してワンショットメジャーは30ミリリットルだけでなく、45ミリリットル、60ミリリットルにも対応しています。

正確な量を計るだけでなく、バーにも置かれる設備であるため、家に置いて雰囲気を楽しみたい方や、家に人を招いてウイスキーを振る舞う場合にもおすすめです

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メジャーカップ

ウイスキーの量を正確に測りたいという需要のなかには、ウイスキーをただ飲むだけでなく、カクテルを作るために計りたいという方もいることでしょう。

お酒を計量することに特化したアイテムにはメジャーカップがあり、バーでも使用されるおすすめの道具です

メジャーカップの優れている点は計量の性格さと応用性であり、30ミリリットルを基準としたカップを購入した際にカップに2分の1、3分の1の地点に溝が付いている物を購入すると10ミリリットル、15ミリリットルといった量を計ることも可能になります。

ウイスキーで作るカクテルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

スコッチウイスキーでつくるカクテル!新たな一面に触れてみよう

ショットグラス

カクテルを作る予定はないので正確な量を計ることは重要ではなく、計るのが面倒でも健康のために飲む量には気を付けたいという方はワンショットに特化したグラスであるショットグラスの購入がおすすめです。

ショットグラスはウイスキーをストレートで飲むためのグラスであり、ワンショットを基準にしたグラスなら容量は30ミリリットルまたは45ミリリットルになるので、飲み過ぎることはありません。

ショットグラスは普通のグラスよりもおしゃれなものも多いので、ウイスキーの量を指定するだけでなく、グラスで飲む時間がいつもより特別に感じられることでしょう

おしゃれなウイスキーグラスはこちらの記事で紹介しています。

おしゃれなウイスキーグラスのおすすめ10選!ブランドや選び方も解説

ウイスキーのワンショットに含まれるアルコール量とカロリー

健康に気を遣ってワンショットを飲むなら含まれるアルコール量とカロリーが気になるところです。

度数40度、容量30ミリリットルのウイスキーのワンショットに含まれるアルコール量は約9.6g、カロリーは67kcalになります。

厚生労働省における適度な飲酒は1日20グラム程度のアルコール量であり、一般的に女性は男性よりもアルコールの分解速度が遅いため、男性の1/2~2/3程度アルコール量が推奨されます。

ウイスキーのワンショットにおけるアルコール量は10gグラムを下回るので、男女問わず健康的に飲める範囲といえるでしょう

カロリーは同じ量のビールと比較するとウイスキーのほうが高くなりますが、度数の低いビールをウイスキーと同じ量で飲んで満足できる人は少ないです。

ウイスキーのワンショットは一般的なビールの350ミリリットル缶と比較して約2分の1に相当することから、満足するために必要な量が少ないためにウイスキーは低カロリーなお酒といわれるのです

際立った味がないお酒はおつまみが欲しくなりますが、ウイスキーは複雑な風味を特徴とするお酒であるため、必ずしもおつまみを必要としないことも飲酒によるカロリーが減ることにつながるでしょう。

よって、ウイスキーのワンショットは厚生労働省による飲酒の基準を男女ともに満たし、他のお酒と比較したカロリーの摂取量からも健康に悪影響を与えにくい飲み方です

ウイスキーと健康の関係についてはこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーは健康に悪いのか?1日の適量や負担をかけない飲み方とは

まとめ

ウイスキーのワンショットは国や地域、バーなどでも基準が異なるので、実際にバーに行く際には確認してから注文するほうがよいです。

またワンショットは健康に気を遣ってお酒を楽しむ飲み方であるため、飲み過ぎを気にしている方やダイエットしている方にもおすすめになります。

ワンショットについて理解して自分にとって適量のウイスキーを飲むようにしましょう。

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