アルマニャックのおすすめ銘柄は? コニャックとの違い、美味しい飲み方を解説
- ウイスキー基礎知識
ウイスキーをストレートで飲む際に欠かせない道具はグラスであり、どのグラスで飲むかによって満足感は大きく変化します。
そのため、ストレートで飲むならウイスキー専用のストレートグラスは欠かせません。
しかし、ウイスキー用のグラスには種類があり、なにがストレートで飲むのに適しているのか、選び方がわからない方もいることでしょう。
この記事では、ウイスキーのストレートグラスの種類と選び方を解説し、おすすめのグラスを10個選んで紹介します。
この記事のポイント
ウイスキーになにも加えずそのまま飲むことをストレートと呼び、ウイスキーの本来の香りや味わいを楽しむのに最適な飲み方です。
ロックでは氷、ハイボールでは炭酸水など、ウイスキーの飲み方によってこだわるべきポイントがあります。
ストレートはウイスキーをそのまま飲む飲み方であるため、こだわるべきところが少ないと考えるかもしれませんが、ウイスキーを注ぐグラスにこそこだわるべきです。
ウイスキーをストレートで飲むのに適したグラスをストレートグラスと呼びます。
ストレートグラスを購入してウイスキーを飲むと通常のグラスでウイスキーを飲んだときと比較して、ウイスキーの香りや味わいが大きな実感を持てるほど香りや味わいを強く感じやすくなります。
ウイスキーをストレートで飲む時間をより豊かなものにしたい方は、グラスにこだわりましょう。
ストレートで美味しいウイスキーの特徴についてはこちらの記事をチェックしてください。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
ウイスキーのストレートグラスの種類は大きく分けて2つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
テイスティンググラスとは、お酒の香りや味を楽しむことに特化したグラスです。
ワイングラスが一般的ではありますが、ウイスキーを楽しむために作られたテイスティンググラスも存在します。
ウイスキーの香りや味わいを楽しめためにグラスを購入するなら、テイスティンググラスの購入がおすすめです。
ショットグラスは、ウイスキーを含めたアルコール度数の高いお酒を飲むためのグラスです。
そのため、容量が少なく、30ml~90ml程度の容量を想定して作られています。
適量のウイスキーをストレートで飲みたい場合に使いやすく、例えば、ダブル(60ml)を1杯だけ飲みたいときに役立ちます。
ストレートの量が気になる方は、ショットグラスを購入して飲むと注ぎ過ぎなどによる過剰な飲酒を防ぎやすいです。
ウイスキーの適量についてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのストレートグラスの選び方のポイントは3つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ストレートグラスで注目したいポイントはリムと呼ばれるグラスの飲み口の部分です。
ウイスキーのグラスを選ぶうえで多くの方が注目するポイントはガラスの薄さであり、さらにいえばリムの薄さを重視しています。
リムのガラスが薄いストレートグラスは、グラスに口をつけてからウイスキーが口内に流れる速度が遅くなり、じっくりとウイスキーを楽しめる点から重視されます。
まら、リムに反りがあるグラスは、ウイスキーが舌の奥まで流れやすく、口内で香りや味わいを感じやすくなるメリットがあるのが特徴です。
リムに着目して選ぶことによって、ウイスキーをより美味しく味わいやすくなります。
ストレートグラスでテイスティングに向いている形状は、飲み口がほどよく狭く、ボウルが適度に膨らんでいることです。
グラスのなかからウイスキーの香りが逃げにくいことから、香りを楽しむうえでおすすめの形状となっています。
ただし、バランスが重要であり、あまりにも飲み口が狭くボウルが大きすぎるグラスは、ウイスキーのアルコールなどの刺激が強くなってしまい、反対に飲みにくさを感じる場合もあります。
明確な基準はないため難しいですが、こだわるのであればストレートグラスのバランスはウイスキーを味わううえで重要です。
ステムとはウイスキーグラスの持ち手であり、ウイスキーに直接触れないことから、常温を保ちやすくなるため、ウイスキーをゆっくりと長い時間をかけて楽しむのに必要になります。
ウイスキーのストレートはゆっくり飲むべきですが、時間をかけるほどウイスキーに直接触れるタイプの小さいグラスでは手の温度がウイスキーに影響を及ぼしてしまいます。
そのため、ストレートで時間をかけて飲む場合はステムの有るウイスキーを選ぶほうが良いでしょう。
ただし、ステムの有るグラスでステムが細長い場合は、安定しにくく壊れやすいなどの問題を抱えやすくなります。
ウイスキーグラスをプレゼントに選びたい方はこちらの記事をチェックしてください。
プレゼントにおすすめのウイスキーグラスの種類と選び方について解説
ウイスキーのストレートグラスのおすすめ10選を紹介します。
※画像は商品ページから引用
概要 | 内容 |
素材 | クリスタルガラス |
容量 | 200ml |
重さ | 7オンス(約0.2kg) |
RIEDELはワイングラスを主に製造しており、ウイスキーのテイスティンググラスも販売しています。
リムの反りと安定したステムが特徴的であり、ウイスキーのストレートグラスに適しています。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 60ml |
重さ | 0.09kg |
ADERIAから販売されているショットグラスであり、ウイスキーを気軽にストレートで飲むグラスにおすすめです。
60mlの容量を持つため、ウイスキーのダブルを飲むのに適したグラスになります。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 220ml |
重さ | 150g |
クリスタルグラスのブランドであるZWIESELは、ウイスキーをストレートで飲むのに適したテイスティンググラスとショットグラスの種類を販売しています。
こちらのグラスはテイスティンググラスであり、ガラスの薄さからウイスキーをストレートでじっくり飲むのに向いています。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 170ml |
重さ | 145g |
スコットランドのグレンケアン社は世界的に有名なウイスキーのストレートグラスを手掛ける会社であり、高い知名度と人気を誇ります。
ストレートグラスに適した形状をしていながら、その質と価格のバランスが良いことも魅力です。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 170ml |
重さ | 0.22kg |
こちらは珍しいスニフターリッド(ガラスの蓋)が付いたテイスティンググラスであり、バーテンダーがお客様にお酒を提供するまでに香りを逃がさないために必要な道具です。
そのため、スニフターリッドで蓋をしておけば、ウイスキーをグラスに注いでからも香りを逃がすことがない、より長くウイスキーを味わえるアイテムになります。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 90ml |
重さ | 120g |
こちらはショットグラスになりますが、田島硝子の職人の手によって造られるシンプルでありながら美しいデザインです。
文字通り一生を添い遂げるグラスというコンセプトになっています。
生涯補償という独自の補償により、破損しても何度でも交換が可能であり、所定の費用を支払うことで保障が生涯続きます。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 95ml |
重さ | 118g |
Luigi Bormioliは、イタリアのガラスメーカーであり、スマートな印象を持つ特徴的なテイスティンググラスを販売しています。
ボウルが程よく膨らんでいることから、ウイスキーの香りを味わいやすい設計です。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 60ml |
重さ | 118g |
台座となるステムがある非常に安定感のあるショットグラスとなっています。
容量はウイスキーのダブルと同程度になる60mlで、ショットグラスでステムにこだわるなら、こちらのグラスがおすすめです。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 350ml |
重さ | 0.67kg |
フランスのPEUGEOTが製造する、非常に特徴的な形状と付属品がついた計算されたストレートグラスです。
ストレートでもアルコールの刺激を感じにくいように設計され、付属のメタルベースを冷蔵庫で冷やすと、ストレートでウイスキーを飲む場合でもウイスキーを冷やすことが可能になります。
概要 | 内容 |
素材 | ガラス |
容量 | 105ml |
重さ | 0.12kg |
商品ページ | サントリー |
サントリーが販売するブレンデッドウイスキーの響をテイスティングするために作られたグラスです。
スワリングしやすいステムで響が持つ複雑で華やかな香りを堪能しやすくなっています。
ブレンデッドウイスキーの響を知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
響はブレンデッドウイスキーの最高峰!種類や味とおいしい飲み方は?
ウイスキーのストレートグラスは、ストレートでウイスキーを美味しく飲むならこだわりたいところです。
ストレートで味わいやすいといわれる高級な銘柄を購入してもグラスの質が悪ければ、ウイスキーの香りや味を余すことなく味わい尽くすことが難しいため、質の高い銘柄を購入する前にストレートグラスからこだわってみましょう。
ストレートグラス以外にもウイスキーグラスにはおしゃれなデザインも多くあるため、おしゃれなウイスキーグラスを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。