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ホワイトホース 12年とは? 味わいやおすすめの飲み方をご紹介

2024.09.30 / 最終更新日:2024.09.30

ホワイトホースは、日本における売上NO.1のスコッチであり、実質的にスタンダードボトルの上位ボトルとして位置づけられて販売されているのがホワイトホース 12年です。

日本国内で人気が高いことから、日本限定販売、日本人向けにブレンドしており、ファインオールドと比較するとウイスキーが苦手な人でも飲みやすい穏やかな印象に仕上がっています。

ファインオールドとは風味の傾向が変わるため、完全な上位ボトルではないかもしれませんが、完成度が高くコスパの良い銘柄として知られています。

この記事では、ホワイトホース 12年の味わい、おすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • ホワイトホース 12年の味わいを紹介
  • ホワイトホース 12年のおすすめの飲み方を解説

ホワイトホース 12年とは

画像引用:https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=7900

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 40%
参考価格 2,500円

ホワイトホース 12年は、ホワイトホース社で製造され日本でキリンが販売しているスコッチのブレンデッドウイスキーであり、日本限定で販売されました。

ホワイトホースはアイラウイスキーのラガヴーリンをキーモルトにした、スコッチ特有のスモーク感が楽しめることが特徴のボトルです。

ピート香は好き嫌いが別れやすいことから飲み手を選びやすいですが、よりスモークを穏やかにして日本人にとって万人受けしやすいボトルにしたのがホワイトホース 12年になります。

ピート香のあるブレンデッドが好きな方も、スタンダードボトルのファインオールドが口に合わなかった方も楽しめる可能性がある完成度の高いボトルです。

低価格で購入できるコスパの良いウイスキーとして知られているため、飲んだことがない方はファインオールドを試したことがある場合も含めて挑戦してみることをおすすめします。

ホワイトホースの種類と味わいについては以下の記事で紹介しています。

ホワイトホース 12年の味わい

ホワイトホース 12年は、日本限定で販売されていることから日本人向けにすべての風味が穏やかな印象となっており、バランスに優れたボトルです。

ハチミツの甘い香りに、やわらかなピート香が感じられ、赤リンゴのようなフルーティーさもあります。

バニラの甘みとナッティな香ばしい風味が特徴的であり、プルーンを思わせるような果実の風味があり、スモークとのバランスも良いです。

余韻はトロピカルフルーツを思わせるような風味が残るフィニッシュとなっています。

日本限定といわれる理由もわかるほど、日本食の食中酒にもしやすい味わいです。

ホワイトホース 12年のおすすめの飲み方

ホワイトホース 12年のおすすめの飲み方を解説します。

  • ハイボール
  • ストレート
  • ロック

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ハイボール

ホワイトホースはハイボールで飲むことが推奨されている銘柄であるため、12年も含めてハイボールで飲むのがおすすめです。

すっきりとした味わいに、かすかなスモークが感じられる食中酒にしやすいハイボールになります。

和食にも合いやすいことから、飲む場面を選ばないハイボールといえるでしょう。

コスパの良いハイボールの飲み方とおすすめ銘柄は以下の記事で紹介しています。

ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説

ストレート

ホワイトホース 12年は、若干のアルコール感とピート香があることから、ウイスキー初心者はストレートで飲むのがキツい可能性がありますが、同じ価格帯のウイスキーで比較すればストレートで飲みやすいといえるでしょう。

風味が日本人向けに繊細でバランスの良い味わいとなっているため、ダイレクトにすべて味わいたい場合はストレートで飲むことをおすすめします。

アルコールの刺激を緩和したい場合は、加水し過ぎない程度にワンドロップなどで少しずつ加水するのも良いでしょう。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

ロック

ホワイトホース 12年は、ロックにすることでアルコールの刺激が緩和されて飲みやすくなるため、おすすめの飲み方です。

フルーティーさが増し、苦味が出てくるため、ストレートとは異なるバランスの味わいに仕上がります。

ストレートとハイボールを試した後に、他の飲み方でホワイトホースを味わいならロックが良いでしょう。

ロックの美味しい作り方とポイントについて以下の記事で紹介しています。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

ホワイトホース 12年のよくある質問

ホワイトホース 12年は終売したというのは本当?

ホワイトホース 12年は、2024年9月時点でキリン公式サイトの商品一覧、ホワイトホースの特設ブランドサイトにも掲載されており、終売したという事実はありませんでした。

現在も2,000円台で購入しやすいウイスキーとなっており、オンラインショップなどで幅広く販売されています。

お住いの地域やショップによっては販売されていない可能性もありますが、広くお店を探せば購入しやすいです。

ホワイトホース ファインオールドとの違いは?

画像引用:https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=6056

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 40%
参考価格 1,300円

ホワイトホース ファインオールドは、12年よりも低価格で購入できるホワイトホースのスタンダードボトルであるため、価格帯が異なります。

また、ホワイトホース ファインオールドは全世界で販売されているのに対して、ホワイトホース 12年は日本限定で販売されているため、世界的には希少なボトルです。

風味もファインオールドはスモーク香るスコッチであるのに対して、12年は日本向けに穏やかな印象の風味に仕上げています。

12年はファインオールドの上位ボトルという位置づけではありますが、上記の販売経緯から完全に味わいの方向性が一致しているわけではありません。

まとめ

ホワイトホース 12年は、ハイボールを中心に普段飲みに最適なコスパの良いウイスキーを探している方におすすめのボトルです。

ファインオールドとは味わいの印象が異なるため、ファインオールドの印象だけで12年を判断するのはもったいないといえます。

スコッチのスモーキーな香りが苦手でなければ、非常に飲みやすくバランスの良い味わいのウイスキーです。

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