会員登録
HOME > 取材 > 【現地レポート】焼酎の技術と樽を活かしたウイスキーを造る嘉之助蒸溜所

【現地レポート】焼酎の技術と樽を活かしたウイスキーを造る嘉之助蒸溜所

2024.05.07 / 最終更新日:2024.11.15
嘉之助蒸溜所

嘉之助蒸溜所は、オーク樽貯蔵米焼酎「メローコヅル」で知られる小正醸造が鹿児島県日置市吹上浜沿いに設立した蒸溜所です。

今回は嘉之助蒸溜所に直接伺い、蒸溜所見学と所長の中村さんへの独占インタビューをさせていただきました。特徴的な設備や建物について、また焼酎メーカーのウイスキー事業への取り組みについてなど様々なお話を伺いましたので、その様子をお送りします!

併せてお読みください!

嘉之助蒸溜所とは

嘉之助蒸溜所について

嘉之助蒸溜所は、焼酎蔵・小正醸造株式会社が2017年に設立した蒸溜所で、2021年8月に小正嘉之助蒸溜所株式会社として分社化されました。

広々とした敷地にはコの字形の2階建ての本棟があり、蒸留設備の他、眺めの良いバー(ザ・メロー・バー)やオリジナルグッズを扱うショップなどを設け、蒸溜所を訪れた方々が楽しめるように様々な工夫が施されています。

小正醸造株式会社は1883年の創業以来、蒸留酒である焼酎造りを行ってきました。中でも、1957年に二代目・小正嘉之助氏が手掛けた長期樽貯蔵米焼酎「メローコヅル」が熟成焼酎の先駆けとして長く愛されています。

嘉之助蒸溜所の概要

蒸溜所名 嘉之助蒸溜所
会社名 小正嘉之助蒸溜所株式会社
所在地 鹿児島県日置市日吉町神之川845-3
代表取締役社長 小正 芳嗣
所長 中村 俊一
その他 TEL:099-201-7700
Email:info@kanosuke.com
嘉之助蒸溜所では蒸溜所見学を受け付けています。
(通常月曜日が休館日、臨時休業あり)
見学後は、眺めの良い「THE MELLOW BAR」にて試飲もできます。
蒸溜所見学はこちらから

嘉之助蒸溜所の入口

実際に嘉之助蒸溜所に行ってきました!

嘉之助蒸溜所の立地

嘉之助蒸溜所が立っている場所は、約40年前に小正醸造が購入した土地です。
当時「メローコヅル」が特に売れた時期で、樽を保管するスペースがなくなってしまったため、新しく保管場所になる土地を探していた際に、2代目の嘉之助氏が見つけたことがきっかけです。

タンクの奥に見える少し赤茶けた屋根の建物は、元々米焼酎のメローコヅルの樽の熟成庫でした。

屋外タンクの裏側がメローコヅルの貯蔵庫です。

吹上浜の環境とウイスキーへの影響

日本一長い砂浜と言われる、南北に約50km続く吹上浜(ふきあげはま)の横に嘉之助蒸溜所はあります。

冬場には海から非常に強い潮風が吹きつけるため、熟成中の樽に海のニュアンスがつくことを想いながら熟成を見守っているとのことです。

また、夏は35〜36℃になる一方で冬は0℃を下回り、年間40℃ほどの大きな気温差があります。

スコッチウイスキーは十数年~数十年と長い期間をかけてゆっくり熟成が進むのに比べ、嘉之助蒸溜所では気候が大幅に変動するので熟成が早いのに加え、エンジェルズシェア(天使の分け前:樽の中で熟成する間に蒸発で失われたウイスキーの一部分)も高く、南国のこの場所ならではの熟成をしています。

嘉之助蒸溜所の本館前

本館:①小正醸造と嘉之助蒸溜所の歴史を繋ぐ―初代から2代目

初代:小正醸造の歴史の始まり

初代の小正市助氏が鹿児島・天文館で創業を開始したのが、小正醸造の始まりです。当時造っていたものが焼酎なのか日本酒なのかは記録はないものの、小正家は日置市の八幡神社に納めるお神酒を造っていた一家だそうです。

嘉之助蒸溜所の年表で歴史を学ぶ

初代市助氏は、米焼酎造りが得意で、行列ができるほど美味しい米焼酎を造っていました。しかし、太平洋戦争の激化により、当時小正醸造の蔵があった鹿児島市内も空襲に遭い、製造場も焼失してしまいました。

嘉之助蒸溜所が設立されるまでの歴史を知る

2代目:日本初の樽熟成米焼酎「メローコヅル」

戦後、「焼酎は安価で粗悪な酒」という先入観があり、価値が低かったそうです。
そのような中で、2代目嘉之助氏が焼酎自体の価値を高めていくようなお酒造りを考え、目を付けたのが当時高級品として販売されていたウイスキーやブランデーでした。

焼酎の価値を高めたいという想いから、市助氏が得意にしていた米焼酎造りを復活させ、米焼酎の樽熟成をスタートさせました。

戦争後のため、お酒造りの難しい環境下にあったものの「焼酎の価値を高めて、お酒業界に貢献したい」という想いで必死に取り組みました。そして、米焼酎造りと熟成を進めていき完成したのが、日本初の樽熟成酒であるメローコヅルです。

日本初の樽熟成焼酎「メローコヅル」

メローコヅルは日本初の樽熟成した焼酎でしたが、発売当初は安価な焼酎が身近にある鹿児島県では売れ行きが良くありませんでした。しかし、県外から訪れた観光客等がお土産として購入した際に「焼酎を樽熟成したメローコヅルは美味しい」と評判が広がり、県外に向けての出荷が増えていきました。

土地購入のきっかけとなった「メローコヅル」

その後、第1次焼酎ブーム(昭和50年代から60年代)をきっかけにメローコヅルは全国展開していきました。その当時、東京や大阪をはじめとした大都市に出荷するようになり、より多くのメローコヅルを作成するために樽を置く場所が必要となりました。それが、この土地を購入したきっかけです。

「子どもから大人まで楽しめるようなテーマパークにしたい」という想いで、丘の上という場所に家族皆で楽しめて、テニスもできるそんな施設の設立を夢見ていたとのことです。

嘉之助さんが描いた蒸溜所の絵

本館:②小正醸造と嘉之助蒸溜所の歴史を繋ぐ―3代目から4代目

3代目:芋焼酎「小鶴」とウイスキー事業開始の兆し

「鹿児島の芋焼酎は『芋臭くて、飲みづらい』という評価を覆すほど高品質な焼酎を造りたい」というのが3代目芳史氏の想いでした。

そこで目を付けたのが 原料のサツマイモです。芋焼酎の臭いの原因は、芋の傷んだ香りや低品質の芋を使っていることではないかと考え、 焼酎専用の新鮮な芋を原料にするため近隣の農家さんと契約栽培を始めました。
サツマイモ生産量全体の9割近くを契約栽培が占めていたので、一般的にサツマイモが手に入りにくい時期でも質の良いサツマイモで良い焼酎を造ることができました。このような努力の末、新事業などに挑戦する環境を整えることが出来ました。

非常にコストのかかるウイスキー事業に挑戦する土台は、3代目の努力なしには作れなかったといえます。

4代目:焼酎の海外展開への限界

4代目芳嗣氏が1番力を入れていたのが海外展開でした。しかし、海外においては焼酎自体の認知度が低くニーズが少ないため、海外展開が難しい状況にありました。その後、スコットランドの商社から「メローコヅルは高品質である」と大絶賛を受けたのですが、焼酎そのものの飲用機会の低さなどから海外での販売は難しいとされてしまいました。

そこで、「これからは今までの技術を用い、世界で通用するお酒を造らなければいけない」と考え、土台である焼酎を世界に広めるために、世界共通言語ともいえるウイスキーを製造する事業に取り掛かりました。

ウイスキー製造免許取得までの長い道のり

ウイスキー事業開始に向けて準備を進める際に、 ウイスキーの製造免許を取得しなければなりませんでしたが、取得には苦戦しました。

「ウイスキーの製造にまつわる研修とレポートの提出」をするための研修先を見つける必要があり、国内で研修を受けられるところが無く苦労したのですが、スコットランドのストラスアーン蒸溜所に、2週間ほど研修をされたそうです。

鹿児島から世界で通用するウイスキーを

そして2016年に製造許可が下り、2017年11月に念願の嘉之助初のウイスキーを造り始めました。
4年後の2021年にはディアジオ社から出資協力の話を受け、8月に小正醸造株式会社よりウイスキー製造事業に特化した小正嘉之助蒸溜所株式会社を分社しました。

ディアジオ社の協力を踏まえた新しい体制で、「世界に羽ばたくような嘉之助蒸溜所のウイスキーを造りたい」と考えています。

本館:③建物の特徴

建物がコの字型の理由

本館の建物はコの字型になっています。「この場所に来たお客さんが感動してもらえるような蒸溜所にしたい」という想いで、この場に立ったお客さんを温かく優しく包み込むような形になっています。

このような想いを抱いたのは、社長の小正芳嗣氏が2ヶ月かけてスコットランドの蒸溜所を回った中で、ビジターセンター(蒸溜所の見学施設)の充実さが大事だと感じられたからだそうです。

嘉之助蒸溜所の特徴であるコの字型の本館

粉砕

原料となる麦芽(モルト)

原料となる麦芽は主にイギリス産と、一部国内モルトも使用した仕込みを行っています。

蒸溜所立ち上げ当初の2017年から2019年頃まで使用していたイギリスの麦芽はマントン社がメインで、現在はマントン社、ベアード社、クリスプ社、ポールズモルト社、と様々なメーカーのモルトを使用しています。

イギリス産の麦芽、宮崎の麦芽の相性

イギリス以外の様々な国のモルトも試し、中でも国産モルトとイギリス産のモルトは、相性が良く製造しやすいとのことです。

モルトスター(麦芽製造業者)が変わっても、従来通りか量を少し増やす程度で済み、麦芽によって極端に量を変える必要はないとのことです。

特徴的なグリストの比率

嘉之助蒸溜所では、ハスク:グリッツ:フラワーが2:6:2になるようにグリスト(粉砕した麦芽のこと)を製造しています。一般的にこの割合は2:7:1ですが、蒸溜所独自の割合ではこの後のマッシングでの糖化効率が良く、ニューポットの質も高くなるそうです。

麦芽は年間生産量の約85%がノンピート(精麦時にピートを炊いていない麦芽)で、残りの約15%がピーテッドです。

ピーテッド麦芽は主に50ppmのものを使用しています。

実際の麦芽(左からハスク・グリッツ・フラワー)

糖化:綺麗な麦汁を造るために

九州産大麦の使用を目指す

仕込みには合計1.15tの麦芽を使用し、そのうち0.15tには国産の麦芽を使用することもあります。国産麦芽は安定的に供給確保できないため、現在の使用量は0.15tに留まっています。

今後は、鹿児島の農家さんにも協力を依頼し、鹿児島で造った材料のみでウイスキーが造れないかと考えているとのことです。

糖化

2022年夏頃までは、1日1tの仕込みを週6回ほど行っていました。現在は発酵タンクを追加して増産しており、 1回1.15tの仕込みを平日2回、土曜日1回の合計週11回行っています。

マッシュタン(糖化槽)の様子

マッシュタン(糖化槽)の特徴

嘉之助蒸溜所では三宅製作所製のマッシュタンを使用しています。

嘉之助蒸溜所の根幹にある「リッチでスイートな酒質」に華やかさを加えるため、清澄麦汁を取ることを心がけています。

現在は約4時間ほどかけ糖化とろ過をすることで、出来る限り綺麗な麦汁を造っています。
清澄麦汁へのこだわりのため、今までは人の目で濁り具合を評価していましたが、2023年のメンテナンスの際に濁度計を導入し、濁り具合を数値化してより正確に確認できるようにしています。

今後は、麦汁の様子からニューポットを予測・把握できるように、データとして残していきたいとのことです。

ろ過のスピードを調整するための赤いバルブ

発酵:麦汁からもろみへ

発酵

嘉之助蒸溜所では、麦芽1.15tにつき麦汁を5,000~6,000L回収し、約100時間程発酵させ、発酵開始から5日目に蒸留しています。

発酵タンクは、雑菌汚染を防ぎやすいステンレス製のものを使用しています。

木製の発酵槽の方が複雑な味わいのもろみを造りやすいですが、嘉之助蒸溜所では独自の処方を採用することで、ステンレス製の発酵槽でも木製に負けないほどの複雑さを持つもろみを造っています。

発酵で使用している酵母

酵母は主に2つ使用しています。1つはお湯に溶かすタイプの乾燥酵母、もう1つはイーストタンクで必要量を培養するタイプの培養酵母です。嘉之助蒸溜所では、この乾燥酵母と培養酵母を合わせて仕込みに使っています。

発酵には乾燥酵母と培養酵母の2種類を使用

第2発酵槽前

発酵タンクを増設する際に、元々樽詰めを行っていた場所に発酵タンクを設置し、第2発酵槽として使用しています。
マッシングと蒸留に比べて発酵は時間が掛かるため、製造量を増やすためには発酵タンクを増設する必要があったとのことです。

元々樽詰めに使用していた場所を第2発酵槽に利用

蒸留:原酒を生み出す

蒸留工程:蒸留の流れ

ウイスキーの蒸留は基本的に2回行うため、通常ポットスチルは2基あれば蒸留は可能です。

嘉之助蒸溜所ではポットスチルを3基導入しており、これらを使い分けることで多彩な原酒を造っています。

蒸留は
①初留機(写真手前)でもろみを沸かして、アルコール度数20%のローワインを取る
②初留器から出た蒸留液を再留釜1(写真真ん中)で3分の2、再留釜2(写真奥)で3分の1を再留し、原酒の造り分けを行う
という流れで行っています。

原酒の造り分けを行うポットスチル

蒸留工程:ポットスチルの違いと味への影響

再留釜1は、ラッパをひっくり返したようなストレートヘッド型であり、ラインアームが下向きになっているので、様々な香りや味わいの成分をそのまま原酒に移すことが出来るため、リッチな原酒が造り出されます。
再留釜2は、立ち上がりがくびれたランタン型で、ラインアームが上向きになっているため、原酒は軽快で繊細なものになります。

様々なニューポットが多種多様な樽で熟成されることで全く個性の異なる原酒が生まれ、その中から1つのウイスキーに合うイメージのものを選択しブレンドすることで、色々なフレーバーや表情を持ったウイスキーが出来ます。

3つのポットスチル

蒸留工程:蒸留の謎

一般的にスコッチウイスキーでは2回蒸留を行うのに対し、アイリッシュウイスキーでは3回蒸留をすることで、より度数が高くクリーンなニューポットが生み出されます。嘉之助蒸溜所ではアイリッシュウイスキーから発想を得て、3回蒸留にチャレンジしたことがあるそうです。

実際に3回蒸留を行ったところ、2回蒸留では得られない、綺麗でクリーミー、そして少しシトラス系のフレーバーをもったニューポットが造れることが分かったため、今後は3回蒸留の回数も増やしていきたいと考えているとのことです。

蒸留工程:嘉之助蒸溜所の蒸留設備の秘密

当初はポットスチルを2基設置する予定でしたが、スコットランドへ研修に行った際、ある蒸溜所でポットスチルが3基設置されているのを見たことと、もともと焼酎造りで多くの蒸留器を使用していたことから、一般的な蒸溜所よりも多い3基を導入することに決めました。

また、3基とも冷却器部分が国内では非常に珍しいワームタブを使用しているため、金属との接触面積が少なくなることで、元々のもろみやローワインが含む様々なフレーバーの成分が多く残り、パワフルなニューポットが造れるとのことです。

嘉之助蒸溜所では、鹿児島県の暖かい気候に負けず、長期間の熟成でも伸び続けるニューポットを造りたいと考えています。そのため、ニューポット自体もパワフルでないと樽に負けてしまうのではと考え、3基ともワームタブを使用しています。

蒸留工程:ミドルカット

ミドルカットをするタイミングはバッチ毎に時間、アルコール度数、官能特性で決めています。

蒸留工程の従業員は、大体1週間のうち3日間は蒸留を担当し、3日間は糖化を担当するというサイクルで作業を行っています。

実際に蒸留中の様子

熟成:時間のお酒「ウイスキー」

熟成工程:熟成庫

嘉之助蒸溜所全体で、2024年3月末時点で約6,000樽ほどあります。その内の3,600樽がシングルモルト用で、グレーンウイスキーの樽が2,400樽ほどありますが、実はグレーンウイスキーの方は焼酎の蔵で製造しています。

このグレーンウイスキーは2020年から製造していて、今後ブレンデッドジャパニーズウイスキーも造りたいと考えています。

熟成工程:樽の種類

ウイスキーの熟成樽は一般的にバーボン樽とシェリー樽ですが、嘉之助蒸溜所の特徴は焼酎のメローコヅルの熟成で使われていたアメリカンホワイトオーク樽を使用していることです。10年から20年ほどメローコヅルの熟成に使用したものを、一旦中身を空にして樽を削り、使用しています。
また、赤ワインや白ワインなどのワイン樽とコニャックの古樽を使用しています。

熟成庫の中の様子

熟成 :「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」

「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」という言葉には、「ゆったりした場所で、甘いメローが心を解きほぐすようなウイスキーを造りたい」という想いが込められています。

メローコヅルの熟成に使った樽は、ニッキ(シナモン)の甘さや少し懐かしさを感じる味わいを生むという特徴があります。

嘉之助蒸溜所のウイスキー原酒は、懐かしい日本の和を感じる仕上がりになっています。

嘉之助蒸溜所でヴァッティングを行いリリースしたウイスキーでは、この焼酎樽の原酒を使っていないウイスキーは1つもありません。

シングルカスクはバーボン樽が多いですが、嘉之助蒸溜所ならではの味を造る上では焼酎樽は欠かせません。

嘉之助蒸溜所 建物正面

嘉之助蒸溜所の所長・中村俊一さんのインタビュー記事はこちらから!

以上、嘉之助蒸溜所の蒸溜所見学レポートでした。

蒸溜所の施設を学ぶだけではなく、蒸溜所の歴史や各工程へのこだわりなど、詳しく学ぶことができました。

嘉之助蒸溜所の見学は、1日2回行なわれています。小正醸造で長年培われた蒸留と樽熟成の歴史、そして南国の潮風を感じに訪れてみてはいかがでしょうか?
嘉之助蒸溜所の所長・中村俊一さんにはインタビューもさせていただきましたので、下記よりぜひご覧ください!

併せてお読みください!

ウイスキーを樽で買う!無料特典付きウェビナーのご紹介

SNSで最新情報をお知らせ
Contact

ウイスキーカスクの購入、Barでの取り扱い、取材・インタビュー、事業提携のご相談など
お気軽にご連絡ください