トーモア蒸溜所
- スペイサイド
- ペルノリカール
2021.09.29
エリア | ハイランド |
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設立年 | 2016年 |
所有者 | ドーノッホディスティラリー社 |
蒸留器 | 初留x1基、再留x1基 |
仕込み水 | セラミックビーズフィルターのろ過水 |
年間生産量 | 3万リットル |
輸入元 | キムラ |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.thompsonbrosdistillers.com/ |
Dornoch Distillery | |
X | @DornochDist |
dornochdistillery |
ドーノッホ城の原型は15世紀末頃に建てられ、ロバート・スチュワート司教が1557年に義弟のサザーランド伯爵に贈ったもので、サザーランド伯爵はハイランド地方に急増したルター派から教会のためにこの城を守る役目を担っていました。その後、この城が教会の所有に戻ることはありませんでした。1922年に個人の所有となり、1947年にホテルに改装されました。2000年にコリン&ロス・トンプソン夫妻がこの城を取得し、息子のサイモンとフィリップとともに、ドーノッホ・キャッスルをウイスキー・ホテルとして確立します。大人になるとすぐにバーで働き始めた兄弟は、ウイスキーの収集を始め、今では羨望の的となっているコレクションを作り上げました。そして、サイモン&フィリップ・トンプソンのラベルのもと、入手した原酒を自分たちでボトリングするようになり、次第に城の敷地内に自分たちの蒸溜所を設立する構想を練っていきます。
2015年には、敷地内にある19世紀に建てられた旧消防署を、小さな蒸留所に改造する計画が許可されました。このプロジェクトの資金を調達するために、兄弟は自分たちのアパートを売りに出し、クラウドファンディングを開始し、最終的に2016年のクリスマス前にテスト生産を開始できるだけの資金を集め、同年にスピリッツの生産が開始されました。