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バランタイン バレルスムースとは? 味わいやおすすめの飲み方を紹介

2024.08.29 / 最終更新日:2024.08.29

バランタイン バレルスムースは、バランタイン ハードファイヤードに代わって2019年から販売されるようになったノンエイジのスコッチウイスキーです。

チャーと呼ばれる製法で内側を焦がした樽で、バレルスムースのオリジナルブレンドをフィニッシュさせて製造しています。

バニラやキャラメルを思わせるような甘さと、焦がしたスモークの香りが特徴的なバランタインです。

この記事では、バランタイン バレルスムースの味わいやおすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • バランタイン バレルスムースの味わいを解説
  • バランタイン バレルスムースのおすすめの飲み方を紹介

バランタイン バレルスムースとは

画像引用:https://ieno-bar.suntory.co.jp/shopdetail/000000001616/

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 40%
参考価格 2,300円

参考:サントリー イエノバ

バランタイン バレルスムースは、ペルノ・リカール社が販売するブレンデッドウイスキーであり、バランタインのノンエイジボトルのシリーズのひとつです。

コンセプトは、独自のチャーによって造られたウイスキー樽を使用したフィニッシュにより、バランタインに新たな風味を加えています。

チャーとはバーボン樽の製造において樽の内面を焦がす過程であるため、スコッチらしい風味だけでなく、バーボンを思わせる風味も感じられます。

5代目マスターブレンダーであるサンディー・ヒスロップ氏がこのボトルのために厳選したブレンドと、バレルスムースの名の通り、スムースな口あたりが魅力です。

価格も2,000円台とコストパフォーマンスが高いことから、バランタインのラインナップにおいて根強い人気を持っている銘柄となっています。

バランタイン バレルスムースの味わい

バランタイン バレルスムースは、スコッチらしいフルーティーな風味に、バーボンのようなバニラやキャラメルを思わせる甘さ、そしてその名の通りスムースな口あたりが特徴です。

バニラとキャラメルの甘い香りが特徴的であり、ナッティなニュアンスと焚火を思わせるスモークがあります。

洋ナシを思わせるようなすっきりとしたフルーティーさに、クリーミーな味わいと、スムースな口あたりが魅力です。

チョコレートを思わせるようなまろやかな余韻と、苦みが前面に出てくるフィニッシュです。

バランタイン ファイネスト、バランタイン 7年など、他の低価格で購入できるバランタインのラインナップとは異なる味わいを持ったボトルです。

バランタイン バレルスムースのおすすめの飲み方

バランタイン バレルスムースのおすすめの飲み方を紹介します。

  • ストレート
  • ロック
  • ハイボール

ストレート

バランタイン バレルスムースは、ストレートやロックなどの加水しない飲み方がおすすめとなっています。

バレルスムース特有の風味と、バランタインらしい風味を余すことなく味わうことができます。

ボトルの名称の通りスムースな口あたりを実感できるのもこちらの飲み方です。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

ロック

バランタイン バレルスムースは、ロックにすることでよりバランスの良い味わいに変化します。

バランタインらしいフルーティーさはストレートでは控えめとなっていますが、ロックにすることでフレッシュな果実の印象が出てきます。

バレルスムースの風味と、従来のバランタインのフルーティーで甘い風味のバランスの良さからおすすめです。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

ハイボール

バランタイン バレルスムースのハイボールは、バレルスムースらしい風味が控えめになってしまうことから、初めて飲むときには向いていないかもしれません。

しかし、フルーティーで酸味のある味わいと、濃い目に作ったときに感じられるバレルスムースの甘い風味とスモーク感が魅力です。

価格もけっして高くはないため、ファイネストや7年と飲み比べをして、こちらのほうが好みの場合はバレルスムースを普段飲みのウイスキーにしても良いでしょう。

コスパの良いハイボールの飲み方とおすすめ銘柄については以下の記事で紹介しています。

ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説

バランタイン バレルスムースのよくある質問

バランタイン バレルスムースは終売したハードファイヤードの後継ボトルですか?

バランタイン バレルスムースは、バランタイン ハードファイヤードが終売してすぐにリリースされたことと、それぞれ樽をテーマにしたボトルであったことから後継といわれています。

画像引用:https://www.kameya.jp/shopdetail/000000007107/

ハードファイヤーリング製法と呼ばれる、スコッチウイスキーを払い出した樽をチャーする製法を取っています。

味わいもバランタイン バレルスムースに共通する部分がありました。

すでに終売していますが、古酒市場で今でも流通しています。

バランタイン バレルスムースとバランタイン 7年の違いは?

画像引用:https://ieno-bar.suntory.co.jp/shopdetail/000000002064/

バランタイン バレルスムースとバランタイン 7年は同じ価格帯にあるため、比較されることも多いボトルです。

バランタイン 7年はフルーティーで甘く華やかな印象であり、バレルスムースはクリーミーでスムースな口あたりが大きな特徴になります。

同じバランタインでも味わいが異なりますが、それぞれ異なる魅力を持つため、飲みくらべてどちらが好きかを判断してみましょう。

バランタイン 7年については以下の記事で紹介しています。

バランタイン 7年とは? 味わいやおすすめの飲み方を紹介

まとめ

バランタイン バレルスムースは、ファイネストより少し値が張るものの、低価格で購入できるスコッチであることからバランタインが好きなら気軽に試したいボトルです。

飲み方で判断するなら、ハイボールよりもストレートやロックでウイスキーを飲むのが好きな方に向いています。

もちろん、普段飲みのウイスキーとしてハイボールで飲むにもコスパが良いことから適しているため、同じ価格帯のバランタインと飲み比べしてみましょう。

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