山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ベンチマークは、バッファロートレース蒸溜所で製造されるアメリカンウイスキーです。
アメリカにおける18世紀の開拓時代、この時代を生きた探検家達へのリスペクトを込めた銘柄となっています。
飲みやすく優しい味わいであり、低価格で購入しやすい飲みやすさを重視したバーボンです。
この記事では、ベンチマークの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ベンチマークとは、アメリカのケンタッキー州にあるバッファロートレース蒸溜所で製造されるバーボンウイスキーです。
ベンチマークは基準や、測量における水準という意味を持ち、低価格でありながらバーボンウイスキーの標準的な水準を満たす銘柄として人気を集めています。
バーボンらしいバニラとキャラメルのような香りに、パンチの強さとともに甘みが感じられる王道的なウイスキーです。
ベンチマークの概要と製造方法を見ていきましょう。
ベンチマークは、バッファロートレース蒸溜所で製造されています。
アメリカでも歴史ある蒸溜所として知られており、バッファロートレースをはじめとする、ブラントン、イーグルレアなど複数のラインナップを製造しています。
ベンチマークは、18世紀のアメリカの開拓時代における探検家をリスペクトした銘柄です。
サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)などの複数の権威あるウイスキー品評会でも受賞を繰り返す実績があります。
バッファロートレース蒸溜所で製造される他のウイスキーに関してはこちらの記事で紹介しています。
ベンチマークは、バッファロートレース蒸溜所でも熟成年数が若い原酒を使用しています。
そのため、蒸溜所が販売する銘柄の中でも低価格で販売されています。
バーボンウイスキーの標準的な水準を満たす製造方法で造られているといえるでしょう。
バッファロートレース蒸溜所の詳細はこちらのページで紹介しています。
ベンチマークの種類と味わいを紹介します。
画像引用:Amazon.co.jp
ベンチマーク オールド No.8は、バッファロートレース蒸溜所が製造するバーボンの条件を満たしたアメリカンウイスキーです。
バニラとキャラメル、オークの香りがあり、若い原酒を使用していることからアルコール感も強く感じられます。
口に含むとバーボンらしいパンチがありますが、優しい甘みが広がるため、後味はすっきりしていて飲みやすい印象です。
バーボンを飲み慣れていない場合は標準的なバーボンであることから、ストレートやロックでは飲みにくいと感じやすいため、ハイボールにすると風味を損ねることなく飲みやすくなります。
画像引用:https://www.musthavemalts.com/product/benchmark-single-barrel/
ベンチマーク シングルバレルは、1960年代後半から流通していたベンチマークのプレミアムブランドであり、希少性の高いオールドボトルです。
シングルバレル(シングルカスク)は最良の樽を選択し、他の樽の原酒を混ぜることなくボトル詰めしたプレミアムな商品であるため、当時における最高級のベンチマークを堪能できることでしょう。
古酒ではありますが、現在でも日本における流通を確認しているため、気になる方は入手を検討してみましょう。
ウイスキーカスクに関する用語についてはこちらの記事で紹介しています。
ベンチマークのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ベンチマークは、熟成年数の若い原酒を使用していることからアルコール感をキツく感じやすいため、ハイボールにすると飲みやすくなります。
加水してもバーボンウイスキーらしい味わいを損ねることがないため、ウイスキーを飲み慣れていない方もバーボンの味わいを堪能できます。
ハイボールをコスパ良く飲む方法とおすすめの銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
ベンチマークは、シンプルなバーボンウイスキーであるため、ある程度ウイスキーを飲み慣れているならロックで飲むのがおすすめです。
バーボンらしいクセが弱いことから、アルコール感が気にならない場合は、他の銘柄と比較してもロックやストレートで飲みやすい銘柄といえるでしょう。
ロックの美味しい作り方とおすすめ銘柄についてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
ベンチマークは王道的なバーボンウイスキーであるため、バーボン初心者の方からバーボンを飲み慣れている方まで楽しめる銘柄です。
低価格で購入できることから、普段飲みのウイスキーにもおすすめであり、飲み方もハイボールに限らず、さまざまな飲み方で飲めます。
余談ではありますが、銘柄名のオールド No.8やラベルデザインなど、ジャックダニエルと似ているため、それをきっかけに飲む人も多い銘柄となっています。