ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ウイスキー伊達は、ニッカウイスキーが製造し、宮城県限定で販売された国産ブレンデッドウイスキーです。
その名前からも宮城県を代表する偉人である伊達政宗が連想され、ボトルデザインにも伊達政宗を象徴する三日月が描かれたご当地ウイスキーです。
フローラルでフルーティーな華やかな風味が感じられるのが特徴であり、宮城峡蒸溜所で製造された原酒の特徴が味わえます。
この記事では、ウイスキー伊達の種類と味わい、おすすめの飲み方を解説します。
この記事のポイント
ウイスキー伊達は、ニッカウイスキーが所有する宮城峡蒸溜所で製造される国産ブレンデッドウイスキーです。
宮城峡蒸溜所で造られた原酒のみがブレンドされており、ラインナップによってはグレーン原酒がブレンドされていないピュアモルトウイスキーもあります。
宮城のご当地ボトルであるため、使用されている原酒は宮城峡蒸溜所のみであり、蒸留所の特徴が楽しめる銘柄です。
ウイスキー伊達の概要と製造方法を紹介します。
ウイスキー伊達は、2008年から発売された宮城県限定のご当地ウイスキーです。
ニッカウイスキーは地域の応援プロジェクトに取り組んでおり、そのなかでも宮城を応援するプロジェクトの1つとして販売されたのがウイスキー伊達でした。
宮城県に拠点を置く宮城峡蒸溜所で製造された原酒のみを使用したブレンデッドウイスキーが造られました。
しかし、現在では原酒不足の影響で、ニッカウイスキーはこのようなプロジェクトに取り組めない状態が続いています。
特に宮城峡蒸溜所のモルト原酒は貴重であり、シングルモルトの宮城峡も品薄状態が続いており、ノンエイジ以外のボトルが販売中止となりました。
蒸留所の特徴を味わうのに最適なボトルではありましたが、現在では入手が難しくなっています。
宮城峡蒸溜所の詳細はこちらのページにまとめています。
ウイスキー伊達は、宮城峡蒸溜所の以下の原酒がブレンドされたブレンデッドウイスキーです。
ウイスキー伊達の構成原酒
カフェグレーンにはスコットランドのベン ネヴィス蒸溜所の原酒が含まれることから、日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーには合致しません。
しかし、かつてのウイスキー伊達はカフェグレーンはブレンドされておらず、カフェモルトと宮城峡がブレンドされたピュアモルトウイスキーでした。
ウイスキー伊達の構成原酒を詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキー伊達の種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://product.rakuten.co.jp/product/-/c2b2ba392db798e6e20f24489302e01e/
ウイスキー伊達は、宮城峡蒸溜所で蒸溜した原酒のみを使用したブレンデッドウイスキーであり、白いラベルに「DATE」のアルファベットのAの上に小さな三日月が描かれています。
フローラルでフルーティーな香りのなかに、ビターなチョコレートの風味と原料由来の大麦の香味があります。
バニラとハチミツの甘い風味に、クリーミーな味わいが広がり、後味にはピート由来の苦みが感じられるのが特徴です。
宮城県のご当地ボトルである伊達に興味を持った方は、こちらのボトルを探してみましょう。
画像引用:https://www.sake-kaitori.jp/menu/menulist/nikka-date-miyagi/
ウイスキー伊達 黒ラベルは、ピュアモルトウイスキーとして2008年から36,000本限定で販売された最初に製造されたボトルです。
こちらのラベルでは伊達政宗を象徴する三日月が大きく描かれており、伊達政宗のモチーフボトルとは明言されていませんが、伊達政宗に心惹かれる方にはこちらのデザインのほうが好みかもしれません。
宮城峡の風味が強く、シェリー樽由来の風味とりんごの甘い味わいが感じられます。
発売時期も前であり、本数も限定されているため希少性が高く人気のボトルです。
ウイスキー伊達のおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ウイスキー伊達は、現在の希少性の高さと飲みやすさを考えるならストレートで飲むのがおすすめです。
宮城峡蒸溜所の特徴である華やかで甘い味わいが堪能できる飲みやすい飲み方となっています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
ウイスキー伊達は現在の入手難易度を考えるなら推奨は難しいところですが、ハイボールは食中酒にも最適です。
宮城の名産である海鮮料理ともあうため、料理とあわせるなら飲み過ぎないようにハイボールで飲みたいところです。
国産ウイスキーの販売中止や品薄の理由はこちらの記事で紹介しています。
なぜ山崎を含む国産ウイスキーが販売中止となるのか?理由を解説
ウイスキー伊達は、宮城県や伊達政宗に惹かれる方や、宮城峡蒸溜所で造られるウイスキーの特徴を味わいたい方に向いています。
ニッカウイスキーではほかにも九州の博多、北海道の昴、関東のザ・横濱という銘柄を販売していたので、興味がある方はチェックしてみましょう。
ピュアモルトウイスキーを味わいたい方や、黒ラベルのデザインのほうが好きな方は初代の伊達を探してみましょう。