ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
デイビスカウンティは、ケンタッキー州のラックス・ロウ蒸溜所で製造されるアメリカンウイスキーです。
1874年に初めて蒸溜された歴史あるバーボンであり、オーナーや蒸溜所を何度も変えており、今の蒸溜所に至ります。
50度近いアルコール度数でありながら、アルコール感が少ない甘い味わいが特徴的です。
この記事では、デイビスカウンティの種類と味わい、おすすめの飲み方を解説します。
この記事のポイント
デイビスカウンティは、アメリカのケンタッキー州にあるラックスロウ蒸溜所で製造されるバーボンウイスキーです。
2015年に新しく設立されたラックス・ロウ蒸溜所では、デイビスカウンティを含む複数のブランドを所有して、銘柄を製造しています。
バーボンらしいアルコール感や、キャラメルのような香ばしさは控えめであり、フルーティーで飲みやすい甘い味わいが特徴的です。
デイビスカウンティの概要と製造方法を見ていきましょう。
デイビスカウンティのブランドはデイビス カウンティ ディスティリング カンパニーによって作り出されました。
1874年から存在する歴史あるブランドであり、オーナーや蒸溜所転々としながら細々と生き残ってきましたが、禁酒法
デイビスカウンティと言う100年以上前のウイスキーブランドが、2015年に設立されたラックス・ロウ蒸溜所で製造されることになります。
ラックス・ロウ蒸溜所では、エズラブルックス、ラックス・ロウ、REVELバーボンなどの複数の銘柄を所有しています。
1つの蒸溜所で複数のブランドをリリースする大規模な蒸溜所のブランドのひとつとして、デイビスカウンティは復活を果たしました。
エズラブルックスの種類と味わいについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
エズラブルックス(オールドエズラ)の種類と味わい、おすすめの飲み方
デイビスカウンティは、カベルネ・ソーヴィニョン樽、フレンチオーク樽などのカスクフィニッシュによってラインナップを増やしています。
甘くてスパイシーな味わいのバランスを意識した、小麦とライ麦のマッシュビルの比率にこだわっており、これはデイビスカウンティの独特な原料比となっています。
ラックス・ロウ蒸溜所のマスターディスティラーであるJohn Rempe氏による独自の製法が光る銘柄です。
デイビスカウンティのおすすめの飲み方を解説します。
画像引用:https://luxrowdistillers.com/daviess-county-bourbon/
デイビスカウンティ ケンタッキーストレートバーボンは、デイビスカウンティの中でもスタンダードとなるボトルです。
バニラとハチミツのような甘い香りに、洋ナシやリンゴを思わせるフルーツ感があり、スパイシーな風味が楽しめます。
日本への流通量はけっして多くはないバーボンではありますが、探すならスタンダードな青いラベルのデイビスカウンティから探してみましょう。
画像引用:https://luxrowdistillers.com/daviess-county-bourbon
デイビスカウンティ カベルネ・ソーヴィニヨンフィニッシュは、カベルネ・ソーヴィニヨンの樽で6ヵ月間熟成させたカスクフィニッシュのボトルです。
カベルネ由来のフルーティーで甘い風味があり、スパイシーな味わいと、温かな印象であるフィニッシュが特徴です。
アルコール度数は48%でありながら、アルコール感の少ない飲みやすい口あたりが魅力になります。
画像引用:https://luxrowdistillers.com/daviess-county-bourbon
デイビスカウンティ フレンチオークは、フレンチオーク樽で6ヵ月間後熟させた、アルコール度数48%のボトルです。
チョコレートを思わせるような甘い味わいがあり、オーク由来のスパイス感があり、フレーバーが複層的に重なる複雑さが魅力です。
画像引用:https://luxrowdistillers.com/daviess-county-bourbon/
デイビスカウンティ ミディアムトーストバレルフィニッシュは、ミディアムトーストのアメリカンオーク樽で後熟された銘柄です。
ローストナッツ、ココアの風味が特徴的であり、ハチミツを思わせる甘みとコーヒーを思わせる苦みが調和します。
限定ボトルのデイビスカウンティであり、上記のボトルよりも入手困難となっています。
デイビスカウンティのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
デイビスカウンティは、ロックで味わうことでアルコール感が少なく、甘くて飲みやすい口あたりに変化します。
また、デイビスカウンティの複雑な風味も味わえるため、飲みやすさとも両立した飲み方であるといえます。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
デイビスカウンティはカクテルの材料にも適しており、その中でもおすすめのカクテルがオールド・ファッションドです。
デイビスカウンティを使ったカクテルの作り方とレシピを以下にまとめました。
材料 | 分量 |
デイビスカウンティ | 45ml |
角砂糖 | 1個 |
アロマティックビダーズ | 2ダッシュ |
スライスオレンジ | 1個 |
スライスレモン | 1個 |
マラスキーノチェリー | 1個 |
作り方
アルコール度数が高くありながら、なめらかで飲みやすいことから、カクテルの材料としても魅力的です。
ウイスキーを使った簡単なカクテルの作り方についてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーを使った簡単なカクテル10選! 作るのに便利な道具を紹介
デイビスカウンティは、他のバーボンとは異なる特徴的な味わいが魅力的であり、日本への流通量の少なさから愛好家向けの銘柄です。
飲み方を選ばず、ストレートやロックなどのそのまま飲む飲み方から、カクテルの材料としても使用できます。
ラインナップは複数ありますが、スタンダードなケンタッキーストレートバーボン、カベルネ樽、フレンチオーク樽が気になるなら各カスクフィニッシュを選ぶと良いでしょう。