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ディンプル12年とは? 味わい、キーモルト、おすすめの飲み方をご紹介

2025.01.10 / 最終更新日:2025.01.10

ディンプル 12年は、ジョン・ヘイグ社が製造する12年熟成のブレンデッドのスコッチウイスキーです。

ローランド地方のグレンキンチーをキーモルトに特徴的なくぼみのあるデザインのボトルを採用した人気の高いスコッチとなっています。

フルーティーさとモルト由来の甘味が同居しており、バランスが良く穏やかな味わいが魅力です。

この記事では、ディンプル 12年の味わい、キーモルト、おすすめの飲み方を紹介していきます。

この記事のポイント

  • ディンプル 12年の味わいやキーモルトをご紹介
  • ディンプル 12年のおすすめの飲み方を解説

ディンプル 12年とは

画像引用:https://winestyle.co.uk/products/Dimple-12-Years-Old-gift-box-700.html

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 40%
参考価格 3,000円

ディンプル 12年は、スコットランドの名門であるジョン・ヘイグ社が製造・販売する12年熟成のブレンデッドウイスキーです。

ディンプル(Dimple)はえくぼを意味し、その名の通り特徴的なくぼみのあるボトルデザインが採用されています。

スコッチ分野においては世界でもトップクラスの販売量を誇るウイスキーとなっており、世界でも20ヵ国以上の国で販売されています。

歴史も非常に古く、1890年にジョン・ヘイグによって販売されており、ディンプルはブレンデッドウイスキーの草分け的存在です。

12年熟成の原酒を使用するブレンデッドウイスキーであり、味わいと価格のバランスが良く、愛好家から愛される人気のウイスキーとなっています。

ディンプル 12年のキーモルト

ディンプル 12年には以下のモルトウイスキーがキーモルトに使用されています。

  • グレンキンチー
  • リンクウッド

主にグレンキンチーとリンクウッドをキーモルトにしており、グレンロッシーやマノックモアなどもブレンドして味わいを整えています。

グレンキンチーもリンクウッドもライトで飲みやすさが魅力的なシングルモルトであるため、ディンプル 12年も飲みやすいです。

複数の原酒をブレンドしているため、飲みやすいだけでなく複雑さも感じられ、ウイスキーとして深みが増しています。

ディンプル 12年のキーモルトとなったシングルモルトを知りたい方は以下の記事をチェックしてください。

ディンプル 12年の味わい

ディンプル 12年は、グレンキンチーをはじめとする甘くライトな風味に仕上がっており、完成度の高い味わいを持つ12年熟成のブレンデッドウイスキーです。

柑橘系の果実を思わせるフルーティーさが感じられ、後からバタースコッチのような香ばしさと柔らかなピート香が出てきます。

ハチミツを思わせる甘みがあり、イチジクやチョコレートを思わせる深みと調和しており、バランスの良さが魅力です。

後味はビターであり、柔らかなスモークとともに心地よいフィニッシュです。

フルーティーで飲みやすい味わいでありながら、風味のバランスの良さが魅力であり、価格とのバランスが良いことから初心者も購入しやすくなっています。

ディンプル 12年のおすすめの飲み方

ディンプル 12年のおすすめの飲み方を解説します。

  • ロック
  • 水割り
  • ハイボール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ロック

ディンプル 12年のロックは味わいの魅力をそのままに複雑でより深みのある味わいに変化する飲み方です。

氷が溶けることでアルコールの刺激が緩和され、風味の複雑がより増した上でピートスモークも強くなります。

完成度の高いディンプル 12年をより高みへと押し上げてくれる飲み方といえるでしょう。

ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

水割り

ディンプル 12年は、飲みやすさを重視するなら水割りが適したボトルとなっています。

アルコールの刺激が和らぐだけでなく、飲み口がスムースになるため、ゴクゴク飲めてしまいます。

水割りでもコクのある深い味わいが魅力的であり、多くの人にとって飲みやすい飲み方です。

水割りの作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーの水割りでおすすめの銘柄をご紹介!作り方やポイントなど

ハイボール

ディンプル 12年は、炭酸水で割るとフルーティーで爽やかな印象になるため、ハイボールで飲むのもおすすめです。

オレンジを思わせる風味だけでなく、樽由来のウッディなスパイシーさを感じられるため、ハイボールでも複雑な風味が堪能できます。

贅沢な印象のハイボールになるため、普段飲みのハイボールを豪華にしたいときにもディンプル 12年は適したウイスキーとなっています。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーはこちらの記事をチェックしてください。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方と注意点を解説

ディンプル 12年の評価・評判

良い評判 悪い評判
マイルドで飲みやすい アルコールの刺激が強い
ロックやハイボールがうまい 個性が薄い
コスパが良い

ディンプル 12年は、価格に対して味わいに満足する人が多くコスパの良さとウイスキー初心者にもおすすめできるほど飲みやすく美味しい点が評価されています。

飲み方はロックやハイボールが推奨されており、食中酒にも合うことからウイスキーを飲み慣れていない方を含めて気軽に楽しみやすいウイスキーといえるでしょう。

一方で、ストレートなどで飲む場合はアルコールの刺激の強さや、原酒の熟成年数が不足している点を不満に感じる人もいました。

他のスコッチのブレンデッドと比較して個性が足りないなどの意見もありましたが、総合的に高く評価されているウイスキーといえます。

まとめ

ディンプル 12年は、バランスの取れた風味を持ちながら手軽に購入しやすい価格であることから、スコッチ愛好家を中心に古くから愛されています。

懐かしい味わいと表現されることもあり、古くからウイスキーを愛している人に刺さる味わいといえるでしょう。

愛好家だけでなく初心者も飲みやすいことから、世界でもトップクラスに売れているスコッチであることが頷ける万人受けするウイスキーです。

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