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グレンスタッグの種類と味わい、おすすめの飲み方

2023.06.30 / 最終更新日:2024.11.29

グレンスタッグは、インバーゴードン社の系列企業であるグレンタラ社が製造・販売するスコッチウイスキーです。

スコッチウイスキーの低価格のブレンデッドウイスキーになりますが、コストパフォーマンスの良い国産ブレンデッドウイスキーに近い風味を持っています。

辛口かつスパイシーで、ハイボールにするのが飲みやすいウイスキーです。

この記事では、グレンスタッグの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • グレンスタッグの種類と味わいを紹介
  • グレンスタッグのおすすめの飲み方を解説

グレンスタッグとは

グレンスタッグは、スコットランドのインバーゴードン社の系列企業であるグレンタラ社の販売するブレンデッドウイスキーです。

コストパフォーマンスの高さから、日本でも流通が確認されるようになった銘柄で、現存している情報も少ない銘柄です。

辛口でスパイシーな味わいは国産ブレンデッドの普段飲みするウイスキーを彷彿とさせ、ハイボールに適しています

グレンスタッグの概要と製造方法を紹介します。

グレンスタッグの概要

グレンスタッグを製造するグレンタラ社は、ブルックラディ蒸溜所と縁が深く、1989年にインバーゴードン社の系列企業になったことがわかっています。

また所在地はスコットランドのグラスゴーにあり、グレンスタッグだけでなく社名と同じグレンタラと呼ばれる銘柄もリリースしていたようです。

グレンスタッグは日本でも複数のボトルが流通しており、オールドボトルとして古酒市場で見かけることがあります。

主なラインナップには、5年・10年・12年・15年・21年の銘柄が存在していたようです。

1900年代ごろから歴史があったことがわかっており、グレンスタッグを含む複数のウイスキーをリリースしていますが、ほとんどの情報が謎に包まれた会社で造られた銘柄です

グレンタラ社と縁が深いとされるブルックラディはこちらのページで紹介しています。

ブルックラディとは?種類や味わい、おすすめの飲み方

グレンスタッグの製造方法

グレンスタッグは、スコットランドの蒸溜所で製造されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしています。

どちらのウイスキーもアメリカンオーク樽で最低3年間熟成させています。

大麦は100%スコットランド産バーレイ麦を使用しているのが特徴です。

インバーゴードン社の系列企業であるというコネクションを用いて、良質な原酒を輸入しています

グレーンウイスキーはインバーゴードン社が大規模なグレーンウイスキー蒸溜所を所有しているので、こちらの蒸溜所の原酒が使用されています。

インバーゴードン蒸溜所の詳細はこちらのページにまとめています。

インバーゴードン蒸留所

グレンスタッグの種類と味わい

グレンスタッグの種類と味わいを紹介します。

  • ザ・グレンスタッグ
  • グレンスタッグ 15年
  • グレンスタッグ 21年

ザ・グレンスタッグ

画像引用:https://ihq.fujitrading.co.jp/brand/liquor/

ザ・グレンスタッグは、牡鹿が描かれたラベルが特徴的なグレンスタッグのスタンダードボトルです。

スモークとウッディな香りがあり、アルコールの刺激が強めになります。

スパイシーさとアルコールが強く、辛口の味わいになりますが、バーレイ麦の甘味も感じられます。

低価格で購入できるスコッチブレンデッドであるため、普段飲みのハイボール用ウイスキーで国産ブレンデッドウイスキーではなく、スコッチウイスキーを選択したい方におすすめです

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グレンスタッグ 15年

画像引用:https://whiskyauctioneer.com/lot/222424/glen-stag-15-year-old-scotch-whisky

グレンスタッグ 15年は、グレンスタッグのオールドボトルのラインナップの1つであった銘柄です。

スモーキーな香りとぶどうとスイートポテトのような甘い味わいが同居した、現在のグレンスタッグとは異なる風味を持ちます。

古酒市場にしか出回らない希少性のあるボトルになりますが、質の高いグレンスタッグを飲みたい方はこちらの銘柄を探すことをおすすめします

グレンスタッグ 21年

画像引用:https://auctions.yahoo.co.jp/

グレンスタッグ 21年は、高級感あふれる黒いボトルと金色のラベルが特徴の21年以上熟成させた原酒を使用したボトルです。

裏面にはチェーンで繋がれたプレートがかかっており、熟成年数の長い最高レベルのボトルにふさわしいデザインとなっています。

ピートスモークが程よく感じられる熟したシェリーの甘味が楽しめる味わいです。

最高級のグレンスタッグであり、オンラインの古酒市場でも近年ではほとんど見られない希少性の高い銘柄です

グレンスタッグのおすすめの飲み方

グレンスタッグのおすすめの飲み方を紹介します。

  • ハイボール
  • ストレート

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ハイボール

低価格で広く販売されているグレンスタッグは、ハイボールなど加水して飲むのがおすすめです。

辛口のスパイシーさと炭酸の爽快感が加わることで、普段飲みのウイスキーとして飲みやすくなります。

ストレート

グレンスタッグは、基本的にハイボールなど加水して飲むことを推奨します。

オールドボトルを入手したのであればストレートで飲んでみましょう。

熟成年数の長い古酒であるグレンスタッグの味わいは、そのまま味わいたいところです

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

まとめ

グレンスタッグは、グレンタラ社から製造・販売されているコストパフォーマンスの良い、低価格で購入できるウイスキーです。

しかし、1900年代に販売されたオールドボトルも流通しており、現在のグレンスタッグとは特徴が大きく異なります。

グレンスタッグを飲むなら、ご自身がどちらのタイプのボトルが欲しいのかを考えたうえで購入するようにしましょう。

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