サーデイヴィス シグネチャーとは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
白州 18年は、サントリーで製造・販売される18年以上熟成したモルト原酒を使用する12年のワンランク上のボトルです。
近年では非常に入手困難なボトルとなっており、同じ熟成年数の山崎 18年とともに値上げが続く高級シングルモルトウイスキーとなっています。
白州のスモーキーで爽やかな印象はそのままに、複雑な風味とコクのある味わいが楽しめる銘柄です。
この記事では、白州 18年の種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/hakushu/kurashi/20160630-1/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
参考価格 | 55,000円 |
白州 18年は、サントリーの白州蒸溜所で製造される、18年以上熟成された原酒のみを使用するシングルモルトウイスキーです。
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)など世界の権威あるウイスキー品評会で数多くの受賞をしてきました。
2010年代頃から国内でも入手の難しいウイスキーとなり、酒店ではほとんど販売されておらず、定価の2倍以上の価格で取引されることが多い銘柄となりました。
森の蒸溜所と呼ばれる白州蒸溜所で製造されたシングルモルトは、緑を思わせる爽やかな香りと微かなスモーキーさが特徴となっています。
18年は、フラッグシップボトルである12年よりもワンランク上の完成度となっており、複雑な味わいを楽しむことができます。
白州の種類についてはこちらの記事で紹介しています。
白州 18年の種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777159013/
白州 18年は、白州特有の風味をそのままに、熟成によって高められた味わいの完成度が魅力的なウイスキーです。
メロンやマンゴーを思わせるような濃厚なフルーティーさがあり、白州の特徴である微かなスモーキーも感じられます。
はちみつのような甘さと酸味のある風味が特徴であり、驚くほどまろやかで飲みやすい味わいとなっています。
キレのある後味が魅力となっており、複雑でコクを感じさせる印象とフレッシュで爽やかな印象が両立していることが特徴です。
日本の長期熟成のシングルモルトを代表する銘柄となっており、日本人好みであることはもちろん、世界中で高く評価されています。
画像引用:Amazon.co.jp
白州 18年 リミテッドエディションは、豪華なギフト箱ととともに特別なデザインで販売された限定の白州 18年です。
ラベルには白州蒸溜所のシルエットと、清流のせせらぎ、鳥のさえずりを描いた蒸溜所の周辺の自然を感じられるボトルとなっています。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/sake-sato/0080686004622/
白州 18年 ピーテッド 100周年は、サントリーのジャパニーズウイスキー製造100周年を記念して造られた特別な仕様の白州 18年です。
その名の通り、通常の白州 18年よりもはっきりとピートの効いた味わいとなっています。
味わいも異なる限定品であることから、オンラインショップでも通常の18年以上の価格で取引されているレアな銘柄です。
白州 18年のおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
白州 18年はストレートで非常に飲みやすいウイスキーであるため、最初はストレートで飲むことをおすすめします。
コクのあるフルーティーな風味がダイレクトに感じられ、まろやかで円熟味がありながら、白州のフレッシュさがあることがわかります。
飲み方を選びませんが、希少なボトルであることから、基本はストレートでゆっくり飲みたいところです。
ストレートで美味しいウイスキーの条件についてはこちらの記事をチェックしてください。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
白州 18年のハイボールは年々希少性が高まり、値上がりが続いている状況にあることから、もったいないといわれることも増えてきました。
しかし、価格を無視ししてウイスキーの味わいを引き出す飲み方を考えるのであれば、ハイボールは白州の爽やかな印象が強調されて相性の良い飲み方です。
ハイボールであってもゴクゴク飲むのではなく、一口、一口味わって飲むのであれば白州 18年の理想の飲み方といえるでしょう。
ハイボールに合う高級ウイスキーについてはこちらの記事で紹介しています。
白州 18年のロックは、白州が持つスモーキーさを味わいたい方におすすめであり、ピート香が強く感じられるようになります。
甘さは控えめにすっきりとした風味が味わえることから、白州の特徴と熟成による円熟味のバランスも良いです。
ストレートと同様にゆっくりと味わうように飲みたいところです。
ロックの美味しい作り方とおすすめのポイントについてはこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
白州 18年は、現時点で終売の事実はありませんが、今後の状況によっては終売する可能性があります。
ジャパニーズウイスキーの原酒は白州に限らず品薄状態になっていることから、白州 18年のように長期熟成のボトルは終売のリスクが高くなっています。
現在でも酒店で置かれることはほとんどなくなっているため、定価で購入することは難しい状況です。
ジャパニーズウイスキーが品薄となっている理由については以下の記事で解説しています。
ジャパニーズウイスキーが品薄である3つの理由と具体的な現状を解説
白州 18年は抽選販売への参加や、ウイスキー福袋を購入して当てるなどの運の絡む方法以外で定価以下の価格で購入することは難しいです。
オンラインショップで販売されているボトルは定価の倍以上の価格であるため、どうしても定価で購入したい場合は根気よく抽選販売に参加しましょう。
白州 18年を定価で購入する方法はこちらの記事をチェックしてください。
白州を定価で買えた方法は? 味わいと高騰の理由、飲む方法もご紹介
白州 18年は、ジャパニーズウイスキーを代表する長期熟成のシングルモルトであり、世界中から高い完成度が認められています。
現状のウイスキーの原酒不足の状態では、後から振り返れば現時点が最も入手して飲みやすい状態にあるかもしれないため、飲みたいと思ったタイミングで飲んでみましょう。
ボトルの価格が定価でも5万円を超えることから、バー・レストランなどで白州 18年を提供しているお店を探すのもおすすめです。