ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
キリンが販売するブレンデッドウイスキーの富士山麓ウイスキー、好みが分かれやすいことからやばい・まずいなどのネガティブな評判を目にした方もいるかもしれません。
しかし、富士山麓ウイスキーは海外のウイスキー品評会では高く評価されており、かつては低価格で購入しやすくコスパが評価されたブレンデッドウイスキーでした。
現在では富士山麓 シグニチャーブレンドのみが販売されており、販売形態も大きく変化しました。
ウイスキーは好みが分かれやすいことから、自分の好きな味わいと苦手な味わいを理解して情報を収集することで、少しでも自分に合ったウイスキーを選びやすく、誰かにとってまずい味わいも自分にとってはおいしいものであるかもしれません。
この記事では、富士山麓ウイスキーがやばい・まずいと感じる理由を解説し、おいしく飲む方法を解説します。
この記事のポイント
画像引用:https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=1564
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 50% |
参考価格 | 5,000円 |
参考:キリン 公式サイト
富士山麓ウイスキーに対して上記のようなネガティブなワードを見かけてしまった方の中には、本当にそうであるのか、なぜそう言われるのか疑問に思う方が多いことでしょう。
ウイスキーに限らず食べ物の好みは人によって異なるため、なぜそのように感じるのか理由を知ることで本当は自分に合っている可能性も考えられます。
富士山麓ウイスキーがやばい・まずいと感じる理由は以下の3点が挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず、やばいという評判についてですが、必ずしも味わいに対する言及ではありません。
富士山麓ウイスキーのラインナップの一つである「富士山麓 樽熟原酒50度」はかつて2,000円台で購入できたウイスキーであり、低価格で購入できるコスパの良いブレンデッドの立ち位置でした。
富士山麓 樽熟原酒50度は終売しており、ワンランク上で価格が高い「富士山麓 シグニチャーブレンド」がラインナップに残りました。
そのため、終売した富士山麓 樽熟原酒50度は入手難易度が高くなり、5,000円以上の価格で販売されることが多い富士山麓 シグニチャーブレンドのみが市場に流通します。
かつての価格に対して倍以上の値段を出さなければ富士山麓ウイスキーを購入できない状況に対して、やばいというネガティブな意見が出たと推測可能です。
しかし、富士山麓 樽熟原酒50度と富士山麓 シグニチャーブレンドでは味わいの完成度が異なるため、単純に倍の値上げであると比較できません。
ウイスキーに5,000円以上の予算を持つことが難しい場合は、キリンでは低価格で購入できるブレンデッドとして「キリンウイスキー 陸」を発売しています。
「富士山麓 樽熟原酒50度」と「富士山麓 シグニチャーブレンド」は別のボトルである、後継となる低価格で購入可能なブレンデッドには「キリンウイスキー 陸」があることからやばいというワードは、必ずしも適切ではないことがわかります。
キリンウイスキー 陸について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
富士山麓ウイスキーは、フルーティーさとエステリーさが特徴的なウイスキーですが、甘い味わいが非常に濃厚であることが特徴です。
そのため、甘い味わいが苦手な方は口に合わず、飲みにくいと感じる可能性があるため、まずいという感想になってしまうかもしれません。
フルーティーで甘く飲みやすい銘柄は、現在のウイスキー業界においてトレンドとなる味わいであるため万人受けしやすいです。
しかし、甘みが強すぎると苦手に感じる場合や、近年のトレンドの味わいが苦手な場合は富士山麓ウイスキーも口に合わない可能性があります。
味わいの傾向が苦手な場合は、口に合いにくいため、別の銘柄を探したほうが良いかもしれません。
かつての富士山麓 樽熟原酒50度は、2,000円台で購入しやすいウイスキーとして人気を集めていましたが、5,000円台、10,000円台のウイスキーと比較すれば味わいが劣って感じてしまうかもしれません。
富士山麓 樽熟原酒50度に限らず価格以上のパフォーマンスを求めて飲むと、まずいなどのネガティブな感想が出やすくなります。
特に価格の低いウイスキーほどストレート・ロックで飲んだときにアルコール感の強さが気になるところです。
富士山麓ウイスキーの場合は、富士山麓 樽熟原酒50度と比較すると富士山麓 シグニチャーブレンドはワンランク上のラインナップであることから、2,000円台以上の味わいを求めている場合には期待に沿ったものになる可能性があります。
富士山麓ウイスキーをすでに購入していて口に合わなかったのでおいしく飲む方法を探している方や、おすすめの飲み方を知りたい方に適切な飲み方を紹介します。
富士山麓ウイスキーの甘い味わいは加水することで調整できるため、ハイボールなどの加水する飲み方で飲むとおいしく飲みやすいです。
原酒の味わいが濃いことから、加水してもウイスキーの味が薄まり過ぎることがないため、ちょうど良い甘さで飲むことができます。
ストレート・ロックなどの加水しない飲み方で口に合わない場合は、ハイボールなどの加水する飲み方で飲むと印象が変わる可能性があります。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキー16選! コスパのいい飲み方も解説
富士山麓ウイスキーがどうしても口に合わない場合は、ジュース割りやカクテルなどの強いアレンジを加えて飲むことをおすすめします。
国産ウイスキーはジンジャーエール割りに向いており、辛口のジンジャーエールで割ると富士山麓ウイスキーが持つ甘みやクセを緩和しやすいです。
割るジュースによってはウイスキーの風味を大きく損ねることもあるため、スタンダードなウイスキーの飲み方で飲めなかった場合に試すようにしましょう。
良い評判 | 悪い評判 |
まろやかな味わいが魅力的 | アルコール感が強い |
ストレート・ロックで美味しい | コスパが悪い |
キリンにしか出せない味 | 単調で深みがない |
富士山麓ウイスキー シグニチャーブレンドは、インターネット上では良い評判が多い一方で、ネガティブな意見もありました。
やばい・まずいなどのネガティブなワードがあると身構えてしまうかもしれませんが、実態としては80%近い人々が5段階であれば星4以上の評価を付けているウイスキーです。
そのため、味わいの傾向を見てどうしても苦手な場合を除き、多くの人が満足しやすい銘柄といえるでしょう。
富士山麓ウイスキーは、フルーティーで甘い味わいが魅力的なウイスキーであり、富士山麓 樽熟原酒50度が終売した今でも富士山麓 シグニチャーブレンドが多くのウイスキー愛好家から愛されています。
ネガティブなワードや評判だけに着目せず、現状を正しく理解して富士山麓ウイスキーの購入を検討しましょう。
現在では富士山麓 樽熟原酒50度が終売していることから、評判の良い富士山麓 シグニチャーブレンドをおすすめします。