山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
イチローズモルト クラシカルエディションは、スタンダードなホワイトラベルの構成原酒を変更し、モルト原酒の比率を高めることで厚く飲みごたえのある味わいとなった銘柄です。
ワンランク上のイチローズモルトという立ち位置となっており、ホワイトラベルよりも高値で販売されています。
気品に満ちた香りと甘く華やかな味わい、アクセントとなるスパイシーなフレーバーが魅力であり、高い完成度を持つボトルです。
この記事では、イチローズモルト クラシカルエディションの味わいやおすすめの飲み方を解説します。
この記事のポイント
画像引用:Amazon.co.jp
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 48% |
参考価格 | 8,380円 |
イチローズモルト クラシカルエディションは、埼玉県秩父市のベンチャーウイスキーが所有する秩父蒸溜所で製造されるイチローズモルトのラインナップの一つです。
創業者の肥土伊知郎氏の名前から名付けられたイチローズモルトの中でも、ホワイトラベルとは対称的に黒いことから黒ラベルと呼ばれることもあります。
秩父の環境で世界五大ウイスキーを熟成させて使用するワールド・ブレンデッドウイスキーというコンセプトであり、ラインナップの中でもクラシックな味わいを追求する上位ボトルに位置します。
それぞれの原酒の個性を活かす最高峰のブレンド技術、ノンチルフィルター・ノンカラーでボトル詰めを行っており、蒸溜所の規模はけっして大きくはありませんが、丁寧に造られていることが魅力です。
世界的なウイスキー品評会でもイチローズモルトは高く評価されており、生産量が少ないことから非常に需要の大きい銘柄となっています。
イチローズモルトについて詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてください。
イチローズモルトクラシカルエディションは、繊細な香りと奥行きのある味わいが魅力的な非常に完成度の高いウイスキーです。
複雑な香りが特徴であり、スモーキーな香りが感じられますが、その中で柑橘系の果実や、バニラとキャラメルの香ばしさ、華やかな印象もあります。
ミズナラ樽由来のオリエンタルな味わいが感じられ、フルーティーな甘みの後にブラックペッパーを思わせるピリッとしたスパイシーな刺激が出てきます。
余韻はすっきりとしており、ドライなフィニッシュです。
日本のウイスキーで飲みごたえのある完成度の高い味わいの銘柄を探すならこちらのボトルはおすすめです。
イチローズモルト クラシカルエディションのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
イチローズモルト クラシカルエディションは、飲み方を選ばず楽しめますが、複雑な風味をダイレクトに味わうならストレートがおすすめです。
その香りはグラスや、嗅ぎ方を変えるだけでも変化したように感じられる繊細さであるため、一度だけ香りを味わっただけで満足せず、ゆっくりと味わってみましょう。
口に含めばイチローズモルト クラシカルエディションの複雑な味わいが堪能できるはずです。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
イチローズモルト クラシカルエディションは、ストレートで感じられた甘みをそのままにビターな味わいが楽しめます。
まろやかで飲みやすい印象に変化しており、甘みと苦みを両立しているところが魅力です。
氷が溶けて加水されると、よりまろやかで飲みやすい印象に変化するため、ゆっくりと飲んでみましょう。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
イチローズモルト クラシカルエディションのハイボールは、ストレートやロックでは感じられなかったフルーティーな風味が前面に出たハイボールになります。
しかし、甘いだけでなくビターな味わいも残っており、複雑なフレーバーとなっていることから、ハイボールにしても飲みごたえがあります。
そのまま飲む飲み方にはない新しい魅力を発見できることが、イチローズモルト クラシカルエディションのハイボールがおすすめである理由です。
ハイボールにおすすめの高級ウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
画像引用:Amazon.co.jp
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
参考価格 | 5,200円 |
イチローズモルト クラシカルエディションとホワイトラベルの違いは、構成原酒とアルコール度数です。
イチローズモルトの構成原酒は詳細に公開されていませんが、クラシカルエディションのほうがモルト原酒の構成比率が上がっているといわれています。
また、アルコール度数はクラシカルエディションが48%、ホワイトラベルが46%です。
値段もクラシカルエディションのほうが上位に位置付けられていることから、ホワイトラベルのほうが安く購入できます。
イチローズモルト クラシカルエディションは、新たな定番商品として2021年10月から発売を開始しましたが、当時もすぐに売り切れてしまい品薄状態になるほど高い人気を獲得しました。
評価も非常に高く、多くの方が最高クラスのウイスキーであると太鼓判を押しています。
イチローズモルトは、5年連続でワールドウイスキーアワード(WWA)のジャパニーズ部門で世界最優秀賞を受賞した実績があり、日本のウイスキー愛好家から大きな信頼を寄せられている銘柄です。
イチローズモルト クラシカルエディションは、ホワイトラベルの上位ボトルに位置するため、ホワイトラベルを飲んでから飲むことが推奨されるボトルです。
しかし、人気が高く品薄状態にあることから高騰しやすいため、飲める機会があればホワイトラベルより先に飲んだほうが良いかもしれません。
より完成度の高いイチローズモルトを求めているなら、こちらのボトルを入手してみましょう。