山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年は、ジョニ黒の愛称で親しまれるジョニーウォーカーを代表するボトルのひとつです。
スコットランドで12年以上熟成されたモルト原酒とグレーン原酒を使用しており、現行品はシングルモルトだけで29種類の原酒が使用されているといわれています。
歴史あるボトルであることから限定の派製商品も誕生しており、スコッチウイスキーを代表する銘柄です。
この記事では、ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年の種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年は、ディアジオ社が販売し、日本ではキリンが輸入しているスコッチウイスキーを代表する銘柄のひとつです。
識字率が今よりも高くなかった時代に文字ではなく色で銘柄を認識してもらうために、ジョニーウォーカーはラベルのカラーで銘柄を分けており、レッドラベルはジョニ赤、ブラックラベルはジョニ黒の愛称で親しまれてきました。
ラベルを24度傾けて貼っているのも視覚の認識を重視した戦略であり、ボトルを遠くから見てもラベルの貼り方と色でジョニーウォーカーの種類までわかるように計算されています。
販売量はブランド全体で年間2億以上といわれており、スコッチウイスキー全体でもトップクラスであるため、ウイスキーをあまり知らない人でもボトルを見たことがある人も多いことでしょう。
ジョニ黒はジョニ赤のワンランク上のボトルであり、アルコールの刺激が強く飲みにくい印象を与えることもあるジョニ赤よりもアルコール感が弱くなっており飲みやすくなっています。
ジョニーウォーカー全体の種類と味わいについてはこちらの記事で紹介しています。
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年の種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://www.johnniewalker.com/ja-jp/our-whisky/core-range/johnnie-walker-black-label/
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年は、ジョニ黒の愛称で親しまれる12年以上熟成された原酒のみを使用したボトルです。
キーモルトにはスペイサイドモルトのカーデュ、アイラモルトのラガヴーリン、そしてタリスカーが使用されているといわれています。
香ばしいスモーキーな香り、バニラのような甘いアロマが広がり、オークのスパイシーさが後からやってきます。
爽やかなフルーツの甘みと、トフィーのクリーミーな味わいがあり、後味はすっきりしていることが特徴です。
アイラモルトがキーモルトにあるため、個性的なスモーキーさがありますが、全体としては飲みやすい味わいに仕上がっています。
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画像引用:Amazon.co.jp
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 シェリーフィニッシュは、スペインのアンダルシア地方のへレス産のシェリー樽でジョニ黒をフィニッシュしたボトルです。
ジョニ黒にシェリー樽由来のイチジクやプラムのような甘みが加わり、よりフルーティーで甘い味わいのウイスキーに仕上がっています。
シェリー樽フィニッシュのジョニ黒を飲んでみたい方は、こちらの銘柄を探してみましょう。
シェリー樽で熟成されたウイスキーのおすすめ銘柄はこちらの記事で紹介しています。
シェリーカスク(シェリー樽)のウイスキーのおすすめ銘柄10選!
画像引用:https://store.ponparemall.com/sakenewyork/goods/357092/
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 シェリーエディションは、ジョニーウォーカーのブレンドをより甘いものにするために、シェリー樽熟成の原酒を多く使ったボトルです。
シェリー樽由来の風味がより強くなり、スモーキーな香りと熟した果実の香味、ダークチョコレートのような苦みが組み合わさっています。
シェリーフィニッシュと同様にシェリー樽のウイスキーが好きな方におすすめの銘柄です。
画像引用:https://www.kameya.jp/shopdetail/000000008386/
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 アイラオリジンは、ジョニ黒で使用されているアイラモルトのみをブレンドした限定品です。
個性豊かなスモーキーな香り、スタンダードボトルと比較してクセのある味わいとなっていますが、バランスの良さは失われていません。
ラガヴーリンをはじめとするアイラモルトが好きな方は、アイラ オリジンを探してみましょう。
アイラモルトについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
スコッチ・シングルモルトでおすすめのアイラモルトの特徴と種類について
画像引用:Amazon.co.jp
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 スペイサイドオリジンは、ジョニ黒で使用されているスペイサイド地方のみの原酒をブレンドしたボトルです。
スペイサイドモルトらしい青リンゴのようなフルーティーな甘みに、ジョニ黒の特徴であるスモーキーな風味はそのままとなっています。
より甘くてスモーキーなウイスキーを飲みたいと考えているならこちらのボトルがおすすめです。
スペイサイドモルトについてはこちらの記事で紹介しています。
「スペイサイドモルト」ウイスキーの特徴とは? おすすめ銘柄10選
画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000672.000073077.html
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 2023年限定デザインは、不定期で販売されるジョニ黒の限定デザインボトルです。
数量限定で販売されており、特別なジョニ黒のボトルになります。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/whiskyshop/blend_johnniewalker_2023-064/
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 エクストラスペシャルは、ジョニ黒のオールドボトルです。
ジャーディン・ワインズ・アンド・スピリッツ時代のボトルであり、すでに終売しています。
ジョニーウォーカー ブラックラベルのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年は、ロックにすることでストレートよりも飲みやすくなり、ジョニ黒の持つ香りや味わいを楽しみやすい飲み方です。
マイルドで甘い印象ですが、余韻にかけてジョニ黒のスモーキーな風味が感じられるため、バランスの良さが魅力です。
ジョニ黒をゆっくり味わうならロックが最適な飲み方となっています。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年を気軽に楽しむならハイボールがおすすめとなっています。
華やかな香りとスモーキーさから、爽やかで飲みやすいハイボールに仕上がります。
ジョニ黒の飲みにくい風味などが大きく和らぐため、食中酒にも向いている飲み方です。
コスパのいいハイボールの飲み方についてはこちらの記事をチェックしてください。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年は、スコッチらしいスモーキーな香りがあることが特徴のバランスの良い味わいが魅力的です。
価格を重視するならジョニ赤がジョニ黒よりも安くなっていますが、クオリティの高さも両立したい場合はジョニ黒を選ぶのがおすすめになります。
限定ボトルを含めて種類もあるため、より深く知りたい場合は、特別なボトルも探してみましょう。