ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ラフロイグ 10年は、アイラ島のラフロイグ蒸溜所で製造されるシングルモルトのスコッチウイスキーであり、10年はスタンダードボトルです。
「好きになるか、嫌いになるか」という強烈なキャッチコピーが付けられるほど好みが分かれる強い個性が特徴的です。
シングルモルト史上初のイギリス王室ご用達(ロイヤル・ワラント)のウイスキーでもあります。
この記事では、ラフロイグ10年について、スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/5010019640253/
概要 | 内容 |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 43% |
希望小売価格 | 7,410円(税抜) |
引用:サントリー 公式サイト
ラフロイグ 10年は、スコットランドのアイラ島にあるラフロイグ蒸溜所で製造されるシングルモルトウイスキーであり、スタンダードな10年熟成のボトルです。
アイラウイスキーの中でもトップクラスの知名度を誇り、アイラの王と称されるアイラウイスキーの顔とも呼べる存在といえます。
また、イギリス王室のチャールズ3世が愛飲していることでも知られており、シングルモルトでは史上初の王室ご用達(ロイヤル・ワラント)のウイスキーです。
キャッチコピーは「好きになるか、嫌いになるか」、どちらであったとしても一度飲めば強烈なスモーク香が印象に残ることでしょう。
ウイスキーを熟成する貯蔵庫が海辺であることから、潮風の影響を受けており海藻などの塩気のある風味も特徴的です。
ラフロイグは10年以外にも、様々な樽の原酒をヴァッティングさせたラフロイグ セレクトや、ワンランク上の熟成年数を持つラフロイグ 18年があります。
広く販売されているボトルは10年とセレクトとなっていますが、10年が最もスタンダードであるため、最初に飲むラフロイグとしておすすめです。
ラフロイグ 10年は、アイラ島特有のピートで焚いた麦芽を使用しており、アイラ島の環境がウイスキーに影響を与えたことでスモーキーで個性的な味わいとなりました。
力強い薬品を思わせるような強いスモークがあり、海風を感じる潮気とともにバニラを思わせるような香りも感じられます。
口に含むとコクのある味わいが感じられ、ピート香が鼻腔を突き抜けるため強烈なスモークがあるのが特徴です。
余韻にかけてスモーキーさが残る中で、クリームを思わせる甘みが出てきます。
スモーキーさやアイラ島特有の潮気のある風味が個性的ではありますが、すっきりとしていてコクのある甘みも感じられることが魅力です。
ラフロイグ 10年のおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ラフロイグ 10年のスモーキーで個性的な風味をダイレクトに味わえるのがストレートであるため、最初に飲むならストレートで飲みたいところです。
薬品のような強烈なスモーキーさは少し飲むだけで、好みであるか受け付けられないか判断できることでしょう。
キツイと感じる場合は他の飲み方を試し、問題なく飲める場合はチェイサーを挟みながらゆっくりと飲みます。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?人気の銘柄・安い銘柄10選!
ラフロイグ 10年は炭酸水で割ることで、ストレートよりも飲みやすくなりますが、炭酸水に風味が負けることがないバランスが魅力です。
ラフロイグの個性的なスモーキーさはハイボールにしてもしっかりと感じられます。
ストレートではキツイと感じた場合は、ハイボールを試してみましょう。
また、ラフロイグをコーラなどのジュースで割るのも美味しいと評判であるため、好きな飲み方で飲むことをおすすめします。
ハイボールに合うスコッチウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
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人によってはストレートよりも好みであるといわれるのがラフロイグ 10年のロックです。
ラフロイグの個性であるスモーキーさはロックにすることでさらに引き立ち、樽由来のスパイシーさも感じられます。
ストレートよりもクセのある味わいを楽しみたい方におすすめの飲み方です。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
良い評判 | 悪い評判 |
口に合うならこれ以上にない味 | キツくて合わない |
スモーキーさがたまらない | 物足りない |
代わりになるウイスキーは存在しない | - |
「好きになるか、嫌いになるか」というキャッチコピーではありますが、レビューでは肯定的な意見が圧倒的に多いです。
アイラウイスキーには他にもスモーキーな銘柄はありますが、ラフロイグと代替できるほど近い味わいのボトルは存在しないため、唯一無二のウイスキーであることが愛好家が多い理由と考えられます。
もちろん、好みが分かれることからキツくて合わないという意見もありましたが、アードベッグなどラフロイグ以上に強いスモーキーさを持つアイラウイスキーを飲み慣れていると物足りないという意見もありました。
好き嫌いが別れるかもしれませんが、代わりがないウイスキーであることから、多くの愛好家から愛されている銘柄であることがわかります。
ラフロイグ 10年は、ウイスキーを飲み慣れてきて個性的な銘柄を飲みたいと思っている人や、個性的なアイラウイスキーを飲みたい人におすすめです。
愛好家も多く、ハマる人がハマりやすい銘柄であるため、まだ飲んだことがない方は挑戦してみたいところです。
ラフロイグの中でも10年が最もスタンダードで入手しやすいことから、購入を検討してみましょう。