ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
マッカーサーズはインバーハウスが製造販売しているスコッチウイスキーです。
スペイバーンやバルブレアなど、スコットランドでも厳選された銘柄がブレンドされています。
甘い香りに滑らかでコクのある味わいと滑らかな口あたりが特徴です。
この記事では、マッカーサーズの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
マッカーサーズとは、現在はスコットランドのウイスキー企業であるインバーハウス社で製造・販売されているブレンデッドウイスキーです。
かつてはジェームズ・マッカーサー・ジュニア社で販売されていたウイスキーになりますが、現在ではインバーハウス社が販売権を持っています。
柔らかなスモークと甘く飲みやすくすっきりした味わいが特徴的であり、ほかのスコッチブレンデッドと比較したとき、上品な印象を感じやすい銘柄です。
マッカーサーズの歴史と製造方法について見ていきましょう。
1877年、ジェームズ・マッカーサー・ジュニア社はグラスゴーで創業しました。
スコットランドでも古くから販売されている銘柄であり、昔から高く評価されてきました。
インバーハウス社は、アメリカのペンシルバニアの子会社として1964年に創業し、1988年に独立してスコットランド企業になっています。
現在のマッカーサーズのブランド権は、インバーハウスが所有しています。
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マッカーサーズには、インバーハウス社が所有している蒸溜所で製造されるモルト原酒が使用されています。
ノックドゥー蒸溜所、スペイバーン蒸溜所、プルトニー蒸溜所、バルブレア蒸溜所、バルメナック蒸溜所の5つの蒸溜所の原酒です。
これらの品質の高い蒸溜所の原酒に加えて、厳選したグレーンウイスキーを適切な形でブレンドすることでインバーハウスは完成します。
現在、インバーハウス社はタイ・ビバレッジ社の傘下にあり、買収後も所有している蒸溜所から良質なウイスキーを製造・販売しています。
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インバーハウス社が販売するマッカーサーズは1種類しかないため、味わいについて詳しく解説します。
画像引用:https://www.i-d-s.com/london/macarthur-s-scotch-whisky-wh1009.html
マッカーサーズは、インバーハウス社が製造・販売するスコッチのブレンデッドウイスキーであり、手ごろな価格で購入しやすいボトルです。
バニラの甘い香りが特徴的であり、シェリー樽由来の熟した果実の香味も感じられます。
トフィーのような甘さとコクのある味わいが特徴であり、柔らかなピートスモークが鼻腔をくすぐります。
柑橘系の果実の風味が感じられるフィニッシュです。
価格と比較するとコストパフォーマンスが高く、ウイスキー初心者にも飲みやすく万人受けしやすいおすすめの銘柄になります。
マッカーサーズのおすすめの飲み方を詳しく解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
マッカーサーズは加水するほうが香りが引き立ち、風味が伸びやすくなるため、ハイボールで飲むのがおすすめです。
マッカーサーズが持つスモーク香などはハイボールにするほうが引き立ちやすく、原料である穀物の風味がしっかりと感じられます。
炭酸で割ることで爽快感のある味わいになるので、より飲みやすくなることでしょう。
マッカーサーズを食中酒にしたい場合は、水割りで飲むのがおすすめです。
水で割ることにより、ふくよかで優しい味わいになるため、味の濃い料理と合わせてもマッカーサーズを楽しめます。
加水の量を少なくするほど、シェリー系の香りが際立ち、スモーク香は上品なものとなります。
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マッカーサーズは、甘くて飲みやすい味わいでスモーク香もありますが、上品でキツく感じにくいため、飲みやすさを重視したいがウイスキー特有のクセも欲しいと考える方におすすめです。
近年では、ピートスモークのない果実味のある甘くて飲みやすいウイスキーが人気ではありますが、スモーク香はウイスキーの本場であるスコットランド特有の香りであるため、その良さを理解できるように飲みやすい銘柄から挑戦するのが良いでしょう。
ボトルは1種類しかないため、購入するマッカーサーズに迷うことはありません。代表的なスコットブレンデッドと同様に手ごろな価格で購入可能であり、コストパフォーマンスも高めながらウイスキーを楽しめます。