ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
メーカーズ・マーク 46は、特別な製法であるインナースティーブを使用しプレミアムバーボンです。
インナースティーブは、ウイスキーの熟成樽にフレンチオークの樽を入れて熟成させる製法であり、樽スティックをウイスキーボトルに入れて漬け込むことを樽全体で行うと考えればわかりやすいです。
この製法で造られたメーカーズ・マークは甘みが非常に濃厚になり、フレンチオークの風味が加わったことでより重厚な味わいを楽しめるようになります。
この記事ではメーカーズ・マーク 46の味わいや、おすすめの飲み方を解説します。
この記事のポイント
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/085246502327/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 47% |
純アルコール量 | 37.6g |
参考価格 | 5,800円 |
参考:サントリー 公式サイト
メーカーズ・マーク 46は、赤い蝋をキャップに垂らしたボトルが特徴的なプレミアムバーボンであり、日本で人気の高いメーカーズ・マークのラインナップのひとつです。
スタンダードなメーカーズ・マークとの違いは、インナースティーブと呼ばれる焦がしたフレンチオーク樽の木材を10枚ほど最低6年以上熟成した熟成樽に入れて後熟させる独自の仕上げ方法になります。
メーカーズ・マークをはじめ、現在では他にもごく一部のバーボンで行われていますが、ウイスキー業界全体を見渡しても珍しい製法です。
しかし、ウイスキー好きであれば試したことがある人も多い、ミズナラなどの木材をウイスキーボトルに入れて寝かせることで木材のフレーバーをウイスキーに付与する樽スティックの漬け込みと原理は同じであるため理解はしやすい製法といえます。
46という数字を持ちながら、アルコール度数が47%であるため、数字の意味がわからなくなるかもしれませんが、46という数字はインナースティーブのオーダー番号に由来します。
読み方は、英語で46(フォーティシックス)であり、インナースティーブを名前の由来としており、特別な製法を使用して製造されるバーボンウイスキーとなっています。
メーカーズ・マークの種類と味わいはこちらの記事で紹介しています。
メーカーズ・マーク 46は、インナースティーブによって変化したメーカーズ・マークの味わいが楽しめる銘柄です。
焦がしたオークの香ばしさが特徴であり、メープルシロップのような甘い香りが感じられます。
メーカーズ・マークのシルクのようになめらかな甘い味わいと、厚みのある風味が特徴的であり、インナースティーブによる変化が味わえます。
最後は、ベリー系の果実を思わせるようなフィニッシュです。
スタンダードなメーカーズ・マークでは味わえない、複雑でありながらバランスの取れた完成度の高い風味が魅力的といえます。
メーカーズ・マーク 46のおすすめの飲み方を解説していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メーカーズ・マーク 46と通常のメーカーズ・マークの違いを味わうなら、ストレートで飲むのがおすすめになります。
複雑で厚みと深みのある味わいを余すことなく楽しめるため、完成度の高さを知るのに最適です。
少量加水すると柑橘系のフルーティーな風味が表れるため、好みに応じて加水するのも良いでしょう。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
メーカーズ・マーク 46は、ロックにすることで味わいが引き締まるため、ストレートよりも美味しく味わえる場合があります。
加水することで表れるオレンジのような風味もあるため、柑橘系のおつまみとの相性も抜群です。
じっくりメーカーズ・マーク 46を味わうなら、ロックも試してみましょう。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
メーカーズ・マーク 46のハイボールは、スタンダードボトルよりも飲みごたえのあるハイボールになるためおすすめです。
オレンジピールを絞る飲み方もメーカーズマークでは共通しておすすめであり、味わいをより一層引き立ててくれます。
気軽にメーカーズ・マーク 46を飲むならハイボールで飲んでみましょう。
ハイボールに合う高級ウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
メーカーズ・マーク 46が終売した事実はありません。日本ではサントリーから引き続き販売されています。
しかし、メーカーズ・マーク 46のボトルはリニューアルされており、過去に販売されていた下記のボトルはすでに終売しています。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/085246500101/
新たにこちらのメーカーズ・マーク 46が供給されることはなく、古酒市場を中心に流通しています。
メーカーズ・マーク 46は、日本で高く評価されており、ストレートで飲んだときの余韻の良さやハイボールにした時の飲みやすさなどから好評となっています。
代表的なウイスキー品評会の受賞歴など、客観的な実績はありませんが、日本人の好みに合いやすいボトルといえます。
メーカーズ・マーク 46は、スタンダードなメーカーズ・マークよりも高価であるものの、インナースティーブによるひと手間を加えることでワンランク上の味わいに昇華させています。
より完成度の高いメーカーズ・マークを飲みたい場合は、こちらの46を飲んでみましょう。
旧ボトル・新ボトルを含めてラベルの46という数字が目印となっています。