ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
モンキャッスルは、インドで製造・販売されるブレンデッドのインディアンウイスキーです。
インドは世界一のウイスキー消費国ではありますが、製造されたウイスキーはほとんど国内で消費されます。
日本に輸入されるインドのウイスキーは珍しいですが、その中でも低価格で購入できるブレンデッドは非常に稀です。
この記事では、モンキャッスルの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
モンキャッスルは、インドのジョン蒸留所で製造されるブレンデッドウイスキーです。
インドのシングルモルトであるポール・ジョンを生産している蒸溜所が手掛けています。
インドのウイスキーはサトウキビの廃糖蜜を原料にするなど、一般的なスコッチなどのウイスキーとは製造方法が異なります。
ジョン蒸留所のように通常のモルトウイスキーを生産する蒸溜所も増えてはいますが、インドの現地の人々にとってはラム酒のようなお酒をウイスキーとして親しんでいるのが現状です。
このようにインドのみが独自のウイスキーを製造している理由は、食糧不足から穀物をウイスキーに使用することが難しい事情があります。
そのため、ブレンデッドウイスキーではあるものの、モルト原酒・グレーン原酒のすべてをインドの蒸溜所で製造したとは考えにくいです。
全てにおいてインド産にこだわるならシングルモルトを選びたいところですが、インドのウイスキーを手軽に楽しみたい方はモンキャッスルも選択肢に入ってきます。
インド産のシングルモルトウイスキーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
モンキャッスルは1種類のみであるため、味わいを詳しく紹介していきます。
画像引用:https://dshopping.docomo.ne.jp/products/0058904014802785
モンキャッスルは、ヨーロッパ、アメリカを中心に広く流通しており、アジアでも日本・台湾に輸入されているインド産のブレンデッドウイスキーです。
はちみつやバタースコッチの香りがあり、穀物を思わせる香りとともに、アルコールの刺激も表れます。
シロップのような甘い味わいに、スパイシーな刺激とビターな風味が広がります。
最後は甘みのある余韻が特徴的なフィニッシュです。
低価格のウイスキーであるため、ストレートで飲む場合はアルコールの刺激や抵抗感のある風味を感じることもあります。
モンキャッスルのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
モンキャッスルは、ハイボールにすることでアルコールの刺激などの飲みにくさを緩和できるため、ハイボールが最もおすすめの飲み方となっています。
ピートのスモーキーな香りと、香ばしく少し苦みのある味わいが特徴的であり、肉料理の食中酒にもなりやすいでしょう。
ストレートなどの飲み方で飲みにくさを感じる場合は、ハイボールで飲んでみましょう。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
モンキャッスルのピートスモークを強く感じたい場合は、ロックで飲んでみましょう。
苦味のある味わいが中心でありながら、モンキャッスルが持つ甘みを感じることができます。
ハイボールがおすすめの飲み方ではありますが、ストレートのモンキャッスルのフレーバーを感じにくいため、飲みやすくした上で特徴を掴みたい場合はロックで飲みましょう。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
モンキャッスルは外蓋を開けると特殊なキャップ構造をしていることがわかります。
取り外すことなくそのまま注ぐことが可能であり、ボトルを傾けた時にウイスキーの液漏れを防ぐ働きと、一気に注がないためのストッパーの役割を果たしています。
ストッパーとなっている部分は、外蓋を開けた後に無理に取り外すことなく、そのまま注ぐようにしましょう。
モンキャッスルは、1,000円台で購入できるため値段において評価されることはありますが、味わいについては賛否がわかれます。
飲み方によってもウイスキーに対する印象が変わってくるため、できる限り自分に合った飲み方で飲んでみましょう。
モンキャッスルは、インドで生産されるウイスキーの中でも安く購入できることから、低価格でインドで生産されたウイスキーを飲んでみたい方は購入を検討してみましょう。
インドは世界一のウイスキー大国であることから、ウイスキーにおける発展が期待される国であり、今後はさらにインドのウイスキーを飲める機会が増えるかもしれません。
インドで生産された高品質な原酒のみを楽しみたい場合は、シングルモルトのポールジョン、アムルットにも目を向けることをおすすめします。