山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ニッカ フロンティアは、ニッカウヰスキーが製造・販売する国産ブレンデッドウイスキーです。
ニッカウヰスキーが4年ぶりに発売する新ブランドであり、余市蒸溜所のヘビーピートモルト原酒をキーモルトに採用したスモーキーな味わいが特徴です。
2,000円台の低価格で購入できるウイスキーであることからコスパの良さが評価されています。
この記事では、ニッカ フロンティアの味わいとおすすめの飲み方を紹介します。
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/nikkablended/frontier/frontier.html
概要 | 内容 |
容量 | 500ml |
アルコール度数 | 48% |
参考小売価格 | 2,200円(税込) |
引用:アサヒビール 公式サイト
ニッカ フロンティアは、ニッカウヰスキーが2024年10月1日から新たに販売を開始した国産ブレンデッドウイスキーです。
ニッカセッションの発売から4年ぶりの新ブランドのリリースであり、余市蒸溜所のヘビーピートモルト原酒を使用しています。
モルトウイスキーの比率は51%以上であり、この水準は一般的なブレンデッドウイスキーと比較しても高いです。
さらにウイスキーのボトル詰めにおいて、一般的に行われる冷却ろ過ではなく、常温でろ過するノンチルフィルタードを採用しています。
このような取り組みからニッカ フロンティアは、香味を濃厚に感じやすく、ウイスキーらしい複雑な風味を楽しむことができます。
日本のウイスキー業界では原酒不足から価格高騰が続いていますが、2,000円台の低価格で販売されていることも魅力のひとつです。
そのため、ニッカウヰスキーの新作であることはもちろん、コストパフォーマンスの高さが発売前から注目されていました。
原酒として使用される余市については以下の記事で紹介しています。
ニッカフロンティアは、余市蒸溜所のヘビーピートモルト原酒を使用しているため、スモーキーな味わいが特徴となっています。
りんごを思わせるフルーティーさ、大麦の香ばしさが感じられる香りであり、余市のモルト原酒のスモーキーさは後からゆっくりと出てくるため強過ぎない主張となっています。
オレンジとバニラのフレーバーに、ショウガのようなスパイス感があり、ダークチョコレートの苦みやオークの風味などが複層的に感じられる味わいです。
フィニッシュではわずかなピート香が後味として残ります。
アルコール度数は48%と高めではありますが、アルコールの刺激は少なく、トップクラスのブレンド技術で造られた2,000円台で購入できるウイスキーとしてはパフォーマンスの高い銘柄です。
ニッカ フロンティアのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ニッカ フロンティアは、飲み方を選ばず飲みやすいウイスキーであり、ストレートでダイレクトに風味を味わうのもおすすめです。
フルーティーかつスモーキーで豊かな香味が好きな方はストレートで楽しむのが良いでしょう。
マイナスな印象を抱きにくく、飲みごたえのある味わいとなっています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
ニッカ フロンティアをロックにすると、余市のモルト原酒の風味が強くなりスモーキーでビターな印象に変わります。
フルーティーな果実の風味も同時に強く感じられるため、甘みのある印象も残ります。
スモーキーな味わいのウイスキーが好きな方であれば、こちらの飲み方に挑戦すると満足しやすいです。
ロックで飲んでも美味しい安いウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
ロックで飲んでも美味しい安いウイスキーのおすすめ銘柄10選!
ニッカ フロンティアはハイボールとの相性が良く、特徴であるスモーキーさが魅力的な飲み方です。
甘くキレのある味わいであり、単体で楽しむ場合も食中酒として飲む場合にも適しており、飲む場面を選びません。
味わいのバランスも良く、低価格で購入できることから、普段飲みのハイボールにも適しています。
コスパの良いハイボールの飲み方とおすすめ銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
ニッカ フロンティアは、2024年10月1日に発売が開始されました。
ニッカウヰスキーでは、ニッカ セッション以来の4年ぶりの新商品のリリースとなります。
良い評判 | 悪い評判 |
コスパが良い | スモーキーさは控えめ |
飲み方を選ばない | 期待以上ではなかった |
香りや風味が豊か | - |
ニッカ フロンティアは味わいを評価する声とともに、2,000円台で購入できるウイスキーとしてはパフォーマンスが良いため、コスパの良さが大きく評価されています。
一方で、スモーキーさが控えめであるという意見や、ニッカウヰスキーの4年ぶりの新作発表により期待値が高まっていたことから、期待以上ではなかったという意見もありました。
ニッカ フロンティアは、一般的な700mlの容量のウイスキーではなく500mlとなっていることを踏まえても、コストパフォーマンスの高さが魅力の完成度の高いウイスキーといえるでしょう。
500mlの容量は、同じニッカウヰスキーのラインナップであるフロム・ザ・バレルも同様であるため、こちらのウイスキーが人気であることを踏まえると受け入れられやすいと考えます。
総合的に購入しやすいため、ニッカウヰスキーの企業ロゴにも使用されている「N」のマークが目印となっているニッカ フロンティアを飲んでみましょう。