ディンプル12年とは? 味わい、キーモルト、おすすめの飲み方をご紹介
- ウイスキー銘柄
SAB.(サブ)は、若鶴酒造の三郎丸蒸留所で製造された国産ブレンデッドウイスキーです。
SMOKY BLENDED WHISKYの名の通りスモーキーさに特化していることが特徴であり、グローバル市場を意識した新商品です。
2024年12月12日にSUNSET RED・NIGHT BLACKを発売し、2025年夏にOCEAN BLUEを数量限定で発売することを予定しています。
この記事では、SMOKY BLENDED WHISKY「SAB.」の種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/information/smoky-blended-whisky_sab/?utm_source=chatgpt.com
SMOKY BLENDED WHISKY「SAB.」は、富山県の三郎丸蒸留所で製造される国産ブレンデッドウイスキーです。
2024年12月12日に発売され、2025年夏に数量限定で新たなボトルのリリースも決まっています。
スモーキーさに特化したブレンデッドウイスキーであり、SAB.(サブ)の名称は、グローバル化を視野に入れて名付けられたものです。
SAB.の概要と製造方法を見ていきましょう。
三郎丸蒸留所は、富山県砺波市三郎丸に位置する日本のウイスキー蒸留所であり、1862年に創業した歴史ある酒造会社である若鶴酒造が所有しています。
ウイスキーの製造免許を取得したのは1952年のことであり、1953年に発売を開始した「サンシャインウイスキー」が有名です。
サンシャインウイスキーは、発売から70年以上の時を経て、今でも地元の富山で愛されている地ウイスキーです。
2016年、ウイスキーの製造に専念するために大規模な改修を行い、新たなスタートを切りました。
世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を2基導入しており、スモーキーなモルトウイスキーを製造しています。
「The Ultimate Peat(ピートを極める)」をコンセプトに掲げる三郎丸蒸留所は、スモーキーさに特化したブレンデッドウイスキーであるSAB.を2024年12月12日に発売しました。
1952年から続けてきたウイスキー造り、2016年から目指してきたスモーキーなウイスキー製造の集大成となるボトルです。
三郎丸蒸留所を代表するサンシャインウイスキーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
SAB.は独自のポットスチル「ZEMON」を使用したスモーキーさが特徴のブレンデッドウイスキーです。
スモーキーさだけでなく環境に配慮したボトル詰めを行っていることも特徴です。
再生カレットを90%以上使用したエコグリーン瓶を採用しており、一般的な瓶と比較すると軽くなっています。
この瓶によるCO2削減効果は、10万本の生産本数に対して約13.5トンが期待できる計算です。
グローバル化を意識するにあたって、味わいの方向性や名称だけでなく、環境への配慮にも取り組んでいます。
三郎丸蒸留所の詳細は以下のページにまとめています。
SAB.の種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/sab/sab-sunset-red/
SAB. SUNSET REDは、砺波の散居村、山々の間に沈んでいく夕日が水田に映り込み、赤に染まっていく美しい風景をイメージしたボトルです。
スモーキーな香りが立ちあがる、柑橘系の果実と潮気を感じる香りが特徴です。
なめらかな口あたりと丸みのあるフルーティーで甘い味わいであり、飲みごたえのあるボトルとなっています。
スモーキーさと甘さが同居する飲みやすいブレンデッドウイスキーです。
画像引用:https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/sab/sab-night-black/
SAB. NIGHT BLACKは、夜空に月と星が輝き、山と木々が黒く静かに佇むイメージの背景が特徴のボトルです。
ボトルデザインと同様に落ち着いた香り立ちとなっており、焦がした木材のスモークと黒コショウのニュアンスが感じられます。
スパイシーでスモーキーな味わいであり、なめらかな口あたりと苦みを伴う複雑な風味が特徴です。
スモーキーさを伴う完成度の高い複層的な味わいのボトルといえます。
画像引用:https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/information/smoky-blended-whisky_sab/?utm_source=chatgpt.com
SAB. OCEAN BLUEは、富山県高岡市にある雨晴海岸の晴れ渡る空と海をイメージしています。
2025年夏に発売を予定しており、数量限定販売のウイスキーとなります。
SMOKY BLENDED WHISKY「SAB.」のおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
SAB. SUNSET RED、SAB. NIGHT BLACKのどちらでも公式におすすめされている飲み方がロックです。
SUNSET REDでは甘みが増し、より上品な味わいとなります。
NIGHT BLACKでは、ピートスモークが強調され心地良い苦みが際立ちます。
どちらも長所がより強調されるため、SAB.をより楽しむならロックがおすすめです。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
SAB.は、スモーキーさが特徴であることからハイボールとの相性が良いです。
スモーキーさと炭酸の爽快感がマッチして、調和した飲み心地が味わえます。
SUNSET REDは甘みのあるハイボール、NIGHT BLACKはスパイシーなハイボールとなり、どちらも魅力的です。
ハイボールに合う高級ウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
SAB.はスモーキーさを追求したグローバル展開も視野に入れる国産のブレンデッドウイスキーであり、2024年末から日本でも広く販売されています。
ラインナップは将来的に販売される限定品を含めて3つあり、それぞれスモーキーさは共通していますが異なる風味を持っています。
自分のお好みに合わせて好きなSAB.を選んでみましょう。