サーデイヴィス シグネチャーとは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
スプリングバンク ローカルバーレイは毎年1回リリースされるキャンベルタウンの地元の農場で製造される大麦を使用したウイスキーです。
リリースごとに熟成年数が異なり、モルトの香水と呼ばれる華やかな香りはローカルバーレイでも楽しめます。
スプリングバンク自体が日本でも人気の高い銘柄であることや、日本への流通数もけっして多くないことから、売り切れることが多いレアなボトルです。
この記事では、スプリングバンク ローカルバーレイの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
スプリングバンク ローカルバーレイは、スコットランドのキャンベルタウンにあるスプリングバンク蒸溜所から毎年リリースされる限定品のシングルモルトウイスキーです。
ローカルバーレイの名の通り地元の大麦を使用しており、例えば、グレンクレイグスやキャンベルタウンの農場で造られるベルグラビアという品種を使用したボトルがあります。
ただし、使用する大麦の製造元や品種は毎年異なっており、地元の様々な大麦を使用してウイスキーを製造するコンセプトといえるでしょう。
リリースする年によって販売本数や熟成年数が異なり、日本にも一部輸入されますが、スプリングバンク自体の人気が高いことからすぐに売り切れてしまうことも多い銘柄です。
スプリングバンク蒸溜所では、ローカルバーレイのような限定品から、メインブランドのスプリングバンク以外にロングロウ、ヘーゼルバーンもリリースするラインナップが豊富な蒸溜所となっています。
スプリングバンク全体の種類と味わいについてはこちらの記事で紹介しています。
スプリングバンク ローカルバーレイの種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://ultimatespirits.jp/shopdetail/000000005013/
スプリングバンク ローカルバーレイ 9年は、2018年に9,700本限定でリリースされ2009年に蒸溜しました。
ハイ・キャタデール農場のオプティック・バーレイを使用しており、バーボン樽とシェリー樽の原酒をヴァッティングしています。
トロピカルフルーツやりんごなどのフルーティーさがあり、麦の甘みとクリーミーな味わいが特徴的です。
画像引用:https://www.kameya.jp/shopdetail/000000009126/
スプリングバンク ローカルバーレイ 10年は、2011年に蒸溜し、2022年にリリースしたシングルモルトウイスキーです。
グレンクライグス農場のベルグラビアの大麦を使用し、10年以上熟成したバーボン樽原酒のみをヴァッティングさせています。
パパイヤやマンゴーの香りとスプリングバンクのフローラルな香味が特徴的であり、塩キャラメルのような味わいがあります。
画像引用:https://www.biccamera.com/bc/item/12144991/
スプリングバンク ローカルバーレイ 11年は、古代品種とされるベアバーレイという大麦を使用して作られたスプリングバンクです。
バーボン樽原酒のみが使用されており、カスクストレングスで高いアルコール度数でボトリングされていることが特徴です。
マーマレードとハチミツのような甘い風味にナッツのような香ばしさが感じられ、スプリングバンクの特徴である塩気のある味わいが感じられます。
画像引用:https://www.yamaichi-mac.com/shopdetail/000000013886/
スプリングバンク ローカルバーレイ 13年は、2024年に8,400本限定でリリースされ、2010年に蒸溜されたボトルです。
13年以上熟成されたバーボン樽、シェリー樽の原酒をヴァッティングしており、グレンクレイグス農場のベルグラビアの大麦を使用しています。
バナナを思わせるようなフルーティーなアロマに、スミレのようなフローラルさとペッパーのようなスパイシーさが味わえるボトルです。
画像引用:https://www.just-whisky.co.uk/february-2016/20860-springbank-16-years-old-local-barley-2016-release-610854001964.html
スプリングバンク ローカルバーレイ 16年は、ローカルバーレイシリーズの中でも熟成年数の長い16年以上熟成した原酒のみを使用した2016年にリリースされたボトルです。
スプリングバンクから少し離れたキンタイア半島のサウスエンド農場の大麦のみを使用しており、バーボン樽原酒とシェリー樽原酒をヴァッティングさせています。
ミントのようなすっきりした香りに、ビスケットの香ばしさ、後からビターチョコレートの苦みのフレーバーが出てきます。
スプリングバンク ローカルバーレイのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スプリングバンク ローカルバーレイは、原料である大麦の味わいを比較することが魅力であることから、そのまま飲むストレートがおすすめになります。
スプリングバンクの特徴である香り高く、塩気のある風味を含めて個性が感じられます。
高いアルコール度数でボトリングされていることから、チェイサーを挟みながら舌を麻痺させないようにゆっくり飲むようにしましょう。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
スプリングバンク ローカルバーレイは、香りや風味からハイボールとの相性が良いため、贅沢な高級ハイボールを味わいたい方におすすめです。
甘いピートスモークと、ブリニーな風味が炭酸の爽快感とマッチして美味しく飲めます。
スプリングバンクはストレート・ハイボール以外の飲み方でも合いやすいことから、他の飲み方も試してみましょう。
ハイボールに合う高級ウイスキーについてはこちらの記事で紹介しています。
スプリングバンク ローカルバーレイは、地元の大麦を使用することをテーマにしたスプリングバンク蒸溜所から限定リリースされるボトルです。
スコッチのシングルモルトの中でも高級ウイスキーに位置するスプリングバンクであり、根強いファンも多いことから、日本に輸入されてもすぐに売り切れてしまうことが多くなっています。
いくつかの種類がありますが、どの種類を見かけたとしても売っているのであれば購入を即決したいほど人気の高い銘柄となっています。