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天雀(てんじゃく)の種類と味わい、おすすめの飲み方

2023.12.29 / 最終更新日:2023.12.29

天雀(てんじゃく)は、日本で製造されているブレンデッドウイスキーですが、主に海外で販売されています。

海外ではジャパニーズウイスキーブームであることから、日本で製造され海外をメインに販売されているウイスキーは多く、天雀はその代表ともいえる銘柄です。

ジャパニーズウイスキーらしいすっきりとした味わいであり、心地よい風味を楽しめます。

この記事では、天雀の種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • 天雀の種類と味わいを紹介
  • 天雀のおすすめの飲み方を解説

天雀(てんじゃく)とは?

天雀(てんじゃく)は、海外をメインに販売されている日本で製造されたブレンデッドウイスキーです。

代表的な読み方はヒバリですが、「TENJAKU WHISKY」という名称で販売されています。

飲みやすくバランスの取れた味わいが特徴であり、日本での知名度がほとんどないにもかかわらず、IWSCの結果から海外で評価されている日本のウイスキーのひとつです

天雀の概要と製造方法を紹介します。

日本のウイスキーでおすすめの銘柄を知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ジャパニーズウイスキーの種類!おすすめの美味しい銘柄をご紹介

天雀の概要

天雀は南アルプス ワイン&ビバレッジ株式会社で製造されています。

日本向けには蜂角鷹(はちくま)、角鷹(くまたか)というウイスキーを販売しています。

また、ファミリーマートのプライベートブランドのファミマルが販売するファミリーマート限定ウイスキーの隼天(はやて)も同社が製造しています。

漢字に対する名前のあて方が独特であるという共通点から、同じ会社で製造されたウイスキーであることが納得できることでしょう。

所在地は、山梨県笛吹市であり、富士山と南アルプスを望む、豊かな自然に囲まれた地域です。

また、ワイン&ビバレッジ株式会社であることから、ワイン作りにもノウハウのある会社で、幅広いワインをリリースしています。

天雀は日本向けの販売されていないことから、公式サイトなどでも紹介されていませんが、海外向けの専用サイトで紹介されています

隼天を詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

隼天の種類と味わい、おすすめの飲み方

天雀の製造方法

天雀は、扇状地である笛吹から汲み上げられる上質な天然の地下水を使用して作られています。

軟水で弱アルカリ性の水はウイスキーを飲みやすくしてくれます。

ブレンド技術はワイン&ビバレッジ株式会社がワイン製造によって長年の経験によって培われたものです

ワインで数多くの賞を受賞した醸造家である渡辺健二氏によって天雀はブレンドされています。

天雀(てんじゃく)の種類と味わい

天雀の種類と味わいを紹介します。

  • 天雀
  • 天雀 ピュアモルト
  • 天雀 ピュアモルト シェリーカスク

天雀

画像引用:http://www.tenjakuwhisky.com/

天雀は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーであり、天雀のスタンダードボトルです。

ほのかにスモーキーさを感じる洋ナシの甘い香りが特徴であり、まろやかで後味はスパイシーな味わいです。

海外で販売されているため、日本では飲む機会がないことから、見かけたら現地で入手しておきたい日本のウイスキーになります

天雀 ピュアモルト

画像引用:http://www.tenjakuwhisky.com/

天雀 ピュアモルトは、モルトウイスキーのみをブレンドしたブレンデッドウイスキーであるピュアモルトウイスキーとして販売された天雀であり、ピュアモルトは日本が発祥の固有の名称です。

青リンゴのフルーティーさとナッツの香り前面に出ておりスモークは控えめになっています。

キレのあるクリアで爽やかな味わいであり、甘い風味がありながらビターで複雑な味わいに仕上がっています。

天雀 ピュアモルト シェリーカスク

画像引用:http://www.tenjakuwhisky.com/

天雀 ピュアモルト シェリーカスクは、天雀 ピュアモルトのリミテッドエディションであり、シェリー樽で熟成させた銘柄です。

シェリー樽熟成により芳醇な香りとまろやかで優しい口あたりとなり、穏やかで深みのある余韻が味わえます。

3年、5年、8年、12年と幅広い熟成年数の原酒が使用されている限定のノンエイジボトルとなっています

天雀(てんじゃく)のおすすめの飲み方

天雀のおすすめの飲み方を紹介します。

  • ロック
  • ハイボール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ロック

天雀はロックで飲むと、味わいが心地よくなりやすく、すっきりとした甘みのある味わいが感じられやすいです。

氷が溶けることで変化する味わいも楽しめるため、日本ではなかなか飲めないボトルであることから、ロックでじっくり楽しむことから始めましょう

ロックのおすすめの飲み方と作り方はこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

ハイボール

天雀は、日本のほかのブレンデッドウイスキーと同様にハイボールで美味しく飲めます。

スモーク香がありますが、ハイボールにすることで香りが開き、爽快感のあるハイボールになります。

日本のウイスキーはハイボール向けの銘柄が多いことから、海外の方にもおすすめして欲しい飲み方です

ブレンデッドウイスキーはハイボールにしたときのコスパの良さが魅力であり、おすすめの銘柄はこちらの記事で紹介しています。

ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説

まとめ

天雀は、海外に足を運び、現地のウイスキー販売コーナーで見かけた場合は、日本では入手が難しいことから購入を検討しても良いでしょう。

IWSCでも銅賞であり、一定の評価を受けているウイスキーであるため、海外での人気も高いようです。

日本のウイスキーは日本であればすべて揃うと考えてしまいますが、日本では販売されていない銘柄もあるため、把握しておくと日本では珍しいウイスキーを見逃さないようにできます。

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