ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ザ キャラクター オブ アイラは、アトムブランズから製造・販売されているスコッチウイスキーです。
アトムブランズはブティックウイスキーをはじめ、ラベルが個性的でジョークなどを含むデザインで販売されており、ザ キャラクター オブ アイラはアイラウイスキーに特化したシリーズです。
アイラ島の原酒を使用していることはわかるものの蒸溜所の名前が公開されていない銘柄もあれば、どの原酒を使用したか公開されている銘柄もあります。
この記事では、ザ キャラクター オブ アイラの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ザ キャラクター オブ アイラは、ボトラーズのアトムブランズが製造・販売するアイラウイスキーです。
「エアロライト・リンゼイ 10年」と聞いて、多くのスコッチウイスキー好きの方はこのような蒸溜所はないと思うかもしれません。
エアロライト・リンゼイ(Aerolite Lyndsay)はテン・イヤー・オールド・アイラ(ten year old Islay)のアナグラムとなっており、遊び心のあるボトルであるのが特徴です。
ザ キャラクター オブ アイラの概要と製造方法を紹介します。
アトムブランズは2008年に誕生したボトラーズブランドであり、ブティックウイスキーをはじめとする遊び心のある銘柄を販売しているのが特徴です。
他のブランドにはない遊び心を追求した革新的なスタイルが多くの人に受け、数々の賞を受賞し、高い人気を誇るボトラーズに成長しました。
その中でもアイラウイスキーをテーマにしたアトムブランズのブランドがザ キャラクター オブ アイラです。
他のボトラーズにはない試みがその名前であり、アナグラムを用いた名前や、その名前から原酒が想像できてしまう名前もあります。
アイラウイスキーの種類はこちらの記事で紹介しています。
スコッチ・シングルモルトでおすすめのアイラモルトの特徴と種類について
ザ キャラクター オブ アイラは、アイラ島の蒸溜所の原酒が使用されています。
ボトリングの方向性は、クセが強く人を選びやすいアイラウイスキーを幅広い方に楽しめるように飲みやすさを意識しているようです。
原酒が公開されているかどうかは銘柄によっても異なり、公開されていない銘柄では名前や味わいで使用している原酒を当てることができる銘柄も存在します。
アイラ島は代表的なスコッチウイスキーの生産地ではありますが、蒸溜所の数はけっして多くないため、銘柄のクイズを作るのにも最適な地域でもあります。
アイラ島の蒸溜所をすべて知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ザ キャラクター オブ アイラの種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/aerolitelyndsay10yo/
ザ キャラクター オブ アイラ エアロライト・リンゼイ 10年は、アイラ島のどこかにある蒸溜所で製造された10年熟成のシングルモルトです。
テン・イヤー・オールド・アイラ(ten year old Islay)をアナグラムにして、エアロライト・リンゼイ(Aerolite Lyndsay)と名付けられました。
潮風を伴うピートスモークに、ミントのようなフレッシュさがあり、ハチミツの甘みも感じられる複雑な味わいが特徴です。
コストパフォーマンスが優れており、気軽にザ キャラクター オブ アイラのボトルを楽しみたい方におすすめです。
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/graceile25yo/
ザ キャラクター オブ アイラ グレース・イル 25年は、アイラ島の南部にある蒸溜所で製造されたヘビリーピートのシングルモルトです。
グレース・イルはアイラ島の周辺の海に生息している灰色のアザラシを示しているといわれています。
ヘビリーピートではあるものの、熟成年数から落ち着いたピートスモークとなっており、複雑で奥行きのある完成度の高い味わいです。
熟成年数の長さから落ち着いて高い完成度を持つようになったアイラウイスキーを飲みたい方に向いています。
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/fionamacleod33yo/
ザ キャラクター オブ アイラ フィオナ・マクラウド 33年は、33年熟成でアイラ島の中でもトップクラスに古い蒸溜所で製造されています。
フィオナは一般的な女性の名前であり、アイラ島の中でも女王と呼ばれることもある銘柄となれば、スコッチウイスキーが好きな方であればあの銘柄に絞れることでしょう。
焼けたフルーツの香りとスモーク香が感じられ、甘く熟した果実や柑橘系の果実の味わいが広がり、フルーティーな余韻が長く続きます。
ザ キャラクター オブ アイラの中でも長い熟成年数を持ち、人気の蒸溜所の原酒となっています。
画像引用:https://auld-river.com/products/detail.php?product_id=5007
ザ キャラクター オブ アイラ ボウモア 18年 2001は、ザ キャラクター オブ アイラの中でも使用している原酒が公開されており、ボウモアをボトリングしています。
塩気のあるスモークの中に、ブラウンシュガーの甘さとクロワッサンのような風味があります。
銘柄が公開されているボトルを飲みたい方は、ザ キャラクター オブ アイラでも銘柄が公開されているボトルを選ぶのが良いでしょう。
ボウモアの種類と味わいはこちらの記事で紹介しています。
ボウモアは潮風感じる島のウイスキー!種類とおいしい飲み方は?
画像引用:https://auld-river.com/products/detail.php?product_id=5005
ザ キャラクター オブ アイラ ラフロイグ 15年 2004は、アイラ島のウイスキーの中でも人気銘柄のラフロイグをボトリングした銘柄です。
アプリコットなどのフルーツを伴うピートスモークに、ベーコンなどの肉の風味が広がり、トーストしたスパイス感があります。
銘柄が公開されているザ キャラクター オブ アイラはどの銘柄も高い品質でボトリングされています。
ラフロイグを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
アイラウイスキーのラフロイグとは? 種類や風味の特徴を解説!
ザ キャラクター オブ アイラのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう
ザ キャラクター オブ アイラは、エアロライト・リンゼイ 10年などの熟成年数の短い銘柄の場合は、ハイボールで飲むのがおすすめになります。
アイラ島の特徴であるスモーク香と炭酸の爽快感の相性が良いため、より飲みやすくなりゴクゴクと飲めることでしょう。
シングルモルトをハイボールで飲むのはもったいないかどうかはこちらの記事で紹介しています。
シングルモルトをハイボールで飲むのはもったいない? その理由とは
熟成年数が長く希少なザ キャラクター オブ アイラは、ストレートで飲むことで複雑な味わいを堪能できるようになります。
また、銘柄が公開されていないボトルを飲む場合は、実際に飲んだうえで判断するとき、ストレートで味わうほうがわかりやすいでしょう。
ボトラーズのリリースで長期熟成のボトルが多いため、ピートスモークも落ち着いたものになりやすいことから、ストレートで飲むのがおすすめです。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
ザ キャラクター オブ アイラは、銘柄の名前からも個性的なボトルとなっているので、アトムブランズを初めて飲む方にもおすすめできます。
アイラウイスキーを幅広い人に気軽に飲んでほしいという思いでブランディングしているため、アイラウイスキーを飲みなれていない方もザ キャラクター オブ アイラを通して挑戦してみてはいかがでしょうか。
初めて飲むなら比較的入手しやすい特徴的なアナグラムとなっているエアロライト・リンゼイ 10年から飲み進めましょう。