資料ダウンロード
HOME > ウイスキー知識 > ウイスキー銘柄 > ザ・グレンリベット 12年の種類と味わい、おすすめの飲み方

ザ・グレンリベット 12年の種類と味わい、おすすめの飲み方

2024.06.28 / 最終更新日:2024.06.28

ザ・グレンリベット 12年は、ザ・グレンリベットを代表するボトルであり、トップクラスの知名度を持つスコッチウイスキーのシングルモルトです。

アメリカンオークとヨーロピアンオークの樽で12年以上熟成された原酒のみを使用したボトルであり、最高級のモルト、世界で最も人気のあるモルトの一つと評価されてきました。

バニラや青リンゴを思わせるようなフルーティーで甘い風味、甘いだけでなくビターさもあるバランスの良いフレーバーが魅力であり、初めてスコッチウイスキーを飲む方にもおすすめです。

この記事では、ザ・グレンリベット 12年の種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • ザ・グレンリベット 12年の種類と味わいを紹介
  • ザ・グレンリベット 12年のおすすめの飲み方を解説

ザ・グレンリベット 12年とは

ザ・グレンリベット 12年は、スコットランドのスペイサイド地域にあるグレンリベット蒸溜所で製造されるシングルモルトウイスキーです。

こちらの銘柄のフラッグシップボトルにあたり、代表的なボトルとしてウイスキー初心者の方を中心に人気の高いボトルとなっています。

売上は同じスペイサイドモルトであるグレンフィディックとトップを争う関係にあり、銘柄を代表するザ・グレンリベット 12年は世界で最高クラスに売れているシングルモルトといえるでしょう。

アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽、2種類の樽で12以上熟成された原酒を混ぜ合わせて製造されています。

また、ザ・グレンリベットは12年の熟成年数にこだわっていることから、フラッグシップボトル以外にも派生となるいくつかの種類のボトルが存在します。

グレンリベットの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

シングルモルトウイスキーのザ・グレンリベットとは?種類も紹介!

ザ・グレンリベット 12年の種類と味わい

ザ・グレンリベット 12年の種類と味わいについて解説します。

  • ザ・グレンリベット 12年
  • ザ・グレンリベット 12年 イリシット・スティル
  • ザ・グレンリベット 12年 ライセンスド・ドラム
  • ザ・グレンリベット 12年 200周年記念ボトル

ザ・グレンリベット 12年

画像引用:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/cc-12.html

ザ・グレンリベット 12年は、ザ・グレンリベットの主力商品として、同銘柄を代表するボトルであり、グレンリベットだけでなくウイスキー全体の入門酒にも挙げられます。

青りんごを思わせる甘い香り、柑橘系の果実やトロピカルフルーツのようなフルーティーな香りが感じられます。

アメリカンオーク樽由来のバニラやキャラメルのようなフレーバーがあり、はちみつのように甘い味わいが楽しめます。

味わっていくうちにオーク由来のスパイシーさとビターさもあらわれ、ウイスキーらしい複層的で複雑な風味も魅力的です。

グレンリベットはスコットランドの蒸溜所で初めて政府公認となったことでも知られており、歴史的背景からも最初に飲むシングルモルトにふさわしいといえるでしょう。

ザ・グレンリベット 12年 イリシット・スティル

画像引用:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/le-12is.html

ザ・グレンリベット 12年 イリシット・スティルは、ザ・グレンリベット12年の限定品シリーズとして展開されたザ・グレンリベットオリジナルストーリーズのボトルです。

グレンリベットはスコットランドで初めて政府公認となった蒸溜所でしたが、それ以前の密造酒時代をテーマにした本当の原点を表現するコンセプトです。

1800年代の古い製法であるノン・チルフィルタード製法の採用や、最古のグレンリベットのボトルをインスパイアするなど、各所に禁酒法時代のこだわりが詰まっています。

味わいも従来のグレンリベットよりも、華やかな風味が強調されているようです。

2021年2月15日より販売が開始され、現在は販売終了となっています。

ザ・グレンリベット 12年 ライセンスド・ドラム

画像引用:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/le-12ld.html

ザ・グレンリベット 12年 ライセンスド・ドラムは、同じくザ・グレンリベットオリジナルストーリーズのボトルです。

ジョージ・スミスがリベット渓谷で最初のウイスキー製造免許(ファースト・ライセンス)取得したことに敬意を表した、グレンリベット蒸溜所が公認されて始まったタイミングをテーマにしています。

特徴としては使用するウイスキー樽をすべてファーストフィルにしていることで、ファーストフィルのバーボン樽とシェリー樽が使用されています。

アルコール度数の48%は、最初に造られたオリジナルのグレンリベットと同じアルコール度数です。

2022年3月7日より販売を開始し、現在はすでに終了しています。

ザ・グレンリベット 12年 200周年記念ボトル

画像引用:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/le-200th.html

ザ・グレンリベット 12年 200周年記念ボトルは、1824年に始まったグレンリベットが2024年で200周年となったことを記念して製造された記念ボトルです。

世界42カ国のアーティストが応募したデザインから厳選し、パッケージ・ボトルデザインを選択しており、創始者のジョージ・スミスを中心に描く歴史的なデザインとなりました。

100%ファーストフィルのアメリカンオーク樽で12年以上熟成されており、200周年を記念した特別なグレンリベット 12年が味わえます。

2024年1月22日から出荷を開始しており、数量限定販売となっています。

ザ・グレンリベット 12年のおすすめの飲み方

ザ・グレンリベット 12年のおすすめの飲み方を紹介します。

  • ストレート
  • ロック
  • ハイボール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレート

ザ・グレンリベット 12年は、飲み方を選ばずそのままストレートで飲んでも飲みやすいウイスキーです。

そのため、最初に飲むならストレートから挑戦するのがおすすめであり、ザ・グレンリベットが持つ風味を堪能しましょう。

ウイスキーを飲み慣れておらず、アルコール感などがキツイと感じる場合は、水滴を垂らす程度に加水を続けていくと美味しく味わいやすくなります。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

ロック

ザ・グレンリベット 12年はロックにすると、ウイスキーが持つビターな味わいが前面に出るため、通な飲み方になります。

フルーティーで甘い味わいだけでなく、ウイスキーらしい苦みを含めた複雑な味わいを楽しみたい場合は、ロックで飲んでみましょう。

ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

ハイボール

ザ・グレンリベット 12年は、ハイボールにすることでより飲みやすくなり、甘くて爽快感のある味わいに仕上がります。

甘みが強いことから単体でも楽しめますが、料理によっては食中酒として合わせることも可能です。

ウイスキー初心者の方でストレートやロックなどの飲み方が苦手に感じる場合は、ハイボールにすると飲みやすくなります。

スコッチウイスキーのハイボールについてはこちらの記事で紹介しています。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方と注意点を解説

まとめ

ザ・グレンリベット 12年は、スコッチのシングルモルトを代表する銘柄であり、ウイスキーを初めて飲む人にもおすすめできるボトルです。

ブレンデッドウイスキーからシングルモルトに興味を持ち、初めて飲むシングルモルトに悩んでいる場合は、グレンリベットから挑戦してみましょう。

スコッチのシングルモルトは年々高騰している傾向にありますが、ザ グレンリベット 12年は他の12年物のシングルモルトと比較して安い価格で購入しやすいところも魅力です。

ウイスキーを樽で買う!無料特典付きウェビナーのご紹介

SNSで最新情報をお知らせ
Contact

ウイスキーカスクの購入、Barでの取り扱い、取材・インタビュー、事業提携のご相談など
お気軽にご連絡ください